要注意!自分では気付かない「聞く耳を持てない」時とは

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宮野茉莉子

Written by:

2012.07.31.Tue

「聞く耳を持つ」とは、相手の話をただ聞くのではなく、意見やアドバイスを頭に入れること。会話をする上で当たり前のことのようですが、これが意外と出来ていないんです。何故なら人間は人の話を自分のフィルターにかけ、好きな話や都合のいい話だけを頭に入れるもの。
そう、実は聞く耳を持てていない時、自分自身は全くそのことに気付いていないのです。後になって「あの時アドバイスを聞いていれば」と後悔して気付くことがほとんど。しかし聞く耳を持てるかもてないかで、人生を左右することもあるんです。
「聞く耳を持てない」時は、以下のように話す相手と心理状況が絡んできます。

聞く耳を持てない相手

苦手、嫌いな相手

苦手な上司、嫌いなあの子の話を素直に聞ける人は少ないでしょう。右から左へ流す人も多いのでは?
しかし苦手な相手は、自分とは違う視点を持つ相手でもあります。自分では気が付かない視点を指摘してくれることも多いのです。

後輩、子供

経験則から、年下や子供の話は流してしまう人も多いでしょう。
しかし子供の方がシンプルに物事の本質を見抜いているときも多いもの。生きている年数が長いから大人、というわけではありません。問題は中身。自分とは違い経験を積んだ後輩、自分とは違う視点を持った子供の話は、非常に学ぶところが多いのです。

慣れた相手

家族など、慣れきった相手の話は流してしまう人もいます。
しかし身近であなたを見てきたからこそ、身内だからこそ本当のことを言うもの。

聞く耳を持てない状況

感情が先走っている時

代表的なのは恋愛初期。彼は働かないけど好きだから尽くす、彼ならいつか変わってくれるという、彼の人格を変えるほどの思い込みをした経験は、誰しもあるのでは?
しかし彼の性格は変わらないのが現実。当初の熱が冷め、違和感を感じた部分が結局合わなくてわかれることは多いもの。

執着している時

自分の思いや世間一般の概念にこだわり過ぎている時は、聞く耳を持てなくなるもの。例えば仕事のストレスで何日も激しい胃痛があるのに、「ここで休んだら仕事ができない」と通勤し続け、入院が必要なほど体を壊してしまうことも。
体の声を聞く、一旦執着している対象から距離をとるという方法が有効です。

人に負けたくない

負けん気が強いのはいいのですが、人の意見が聞けなくなるのは考えもの。「この人には負けたくない」「言い負かしたい」「常に幸せだと思われていたい」と思って会話をしていると、聞く耳を逃すどころか、身のある会話もできなくなります。
これは負けたくない相手や、そもそも誰に対しても負けたくないという性格の人に見られるもの。しかし本当に勝負すべき相手は自分。人に負けたくないと思う時点で、物事の基準を他人にゆだねてしまっています。

こうみると、聞く耳を持てていない場面は結構あります。自分では気が付かないものなので、上記のような場面では「今聞く耳を持てているか?」と問いかけて。自分の考えを貫くことは大切ですが、一度は人の話も頭に入れ、総合的に判断するのがベストです。

ライター:宮野茉莉子
証券の営業を経て、現在フリーライター&子育て中。読書、写真、旅、お酒、哲学が好き。「哲学=アート。自由▽ オリジナリティー▽ 実験的に物事を考える。」がモットー。

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記事を書いたのはこの人

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宮野茉莉子

84年生まれの哲学ライター。東京女子大学哲学科卒業。野村證券を退職後、2011年よりライターへ。主に生き方や働き方について、哲学を交えた本質を探る記事を執筆。他、子育て、夫婦、FPとしてマネーなど、6媒体で執筆中。愛雑誌は『PRESIDENT』。現在一男児子育て中。
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