オーストラリアで子育てをしていて感じた、子育てにおける3つの大事なこと

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Waxy

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2017.08.14.Mon

筆者はオーストラリアでふたりの子どもを育てていますが、日本とは違うと感じることが日々たくさんあります。ですが、日本の教育システムとの違いに“なるほど!”と納得したり、“大事だな”と思ったりすることも少なくありません。そんな中でもつくづく大事だなと実感するキーワードがあります。
今回はそんな、オーストラリアでの子育ての中で気づいた3つの大事なことを紹介します。

自己肯定感: Self-esteem

自分の個性やユニークさを見つけて伸ばしていくことが、自分自身の人生を生きるために大切だと考えるのがオーストラリア流。自分をありのままに受け入れて肯定できるようになれば、自分を大切にし、同じように周囲の人も尊重できるようになるという考えがその根底にあるのかもしれません。集団生活になじむことに重きが置かれ、没個性になりがちな日本の教育システムと特に対照的だと感じるのは、こんな個性尊重、重視なところです。
学齢も決して一律ではなく、小学校入学の時期を親の判断で一年遅らせたり、といった柔軟な対応をしてくれます。子どもの発達度はなかなか杓子定規で図れるものではありません。お兄さんやお姉さんがいて成長速度の速い子どももいれば、ゆっくりマイペース型の子もいます。その子の性格や発達度に個別に合わせた対応は、自己肯定感を高める上でも大きなプラスとなっている気がします。

ジェンダーフリー:Gender-free

日本では言葉も男女で違いがあったりして、“男の子らしく”“女の子らしく”という有形無形のプレッシャーが発生しやすい気がします。でも海外では、性差をあえて強調しないジェンダーフリーの流れが出てきています。着せ替え人形で遊ぶのが好きな男の子がいてもいいし、女の子が戦闘ごっこに高じてもいい。伝統的なイメージやしばりにとらわれることはないという考えのもと、イギリスなどヨーロッパではおもちゃのジェンダーフリーもずいぶん進んでいるとか。男らしく、女らしく――といったステレオタイプをムリに当てはめようとするのはもはや時代遅れ。その子自身の個性や気質をもっと重視してあげることが大切のようです。

多様性:Diversity

“ダイバーシティ”という言葉は、日本語でもビジネスワードでかなり広まっているようです。日本では雇用関係とか女性活用という文脈で使われがちですが、本来の意味は、もっと広い意味で集団の多様性を認めようということにあると思います。
これも日本とは大きく違うところですが、移民国家であるオーストラリアでは、多種多様なルーツを持った人たちと集団生活、学校生活を送ることになります。その中では自分と違う生活習慣・文化・価値観を持った人たちがたくさんいるので、まずは違いを認め、相手のことを理解しようというオープンさがなければ、人間関係をスムーズにこなしていけません。子どもにはぜひともそんなオープンさを身につけ、世の中にはいろんな考え方を持った人たちがたくさんいるんだということを知ってほしいと感じます。

まとめ

異国での子育ては自分の経験が全く役に立たないのでとまどうことも多いのですが、その分学ぶところが多いのも事実。この3つのキーワードは、オーストラリアならでは! という気がして、特に強く印象に残っています。ですが日本で子育てする上でも、心に留めておく価値があるような気がします。どの国で育つにせよ、子どもたちには健やかに、そしてたくましく成長していってほしいですね。

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Waxy

南半球オーストラリアから世の動きを眺めています。
ガーデニング好きで、イチゴ栽培が特にお気に入り。