実は不安だらけ!? 新米パパたちの心の中に渦巻いていること4つ

2017.02.18

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無事に出産し、初めて我が子を抱く喜びは例えようもありません。とはいえ、出産直後は夫婦にとって試練のとき。最近“産後うつ”の理解もだいぶ広まってきましたが、妻をフォローするのはなんといっても夫の役割です。でもその夫たちが“どうしていいか分からない”と混乱していることも。


新米パパの心を知ることから始めてみよう!

およそ10か月の妊娠期間を含め体が大きく変化して出産する妻と、それを見守る夫とでは心の準備に差ができてしまうのは仕方のないこと。出産直後はただでさえ妻は疲労がたまって精神的に不安定になりがちですが、そんなときはやっぱり夫に支えてもらいたいものです。
そのためには、新米パパたちの心の中に何が渦巻いているか、よく理解しておくことが初めの第一歩。一見頼りなく見える夫でも、彼らの気持ちが分かっていればイライラも少しはおさまるのではないでしょうか? 新しい家族が増え、幸せだけれど生活が一変して大変な時期。ケンカせず乗り切るためにも、ぜひ新米パパさんたちの心を知っておきましょう!

無事出産したのに、なんでいつも通りの妻に戻らないんだ?

新米パパは子どもさえ生まれれば妻の体も心もまた元通りに戻ると思いがちですが、そんなはずはありません。体型は崩れるし、夜は数時間おきの授乳が続く生活で疲労困憊。そして母親の本能として、生まれたばかりの赤ちゃんが最優先になります。
決して夫のことをないがしろにしているつもりはないので、“妻が変わってしまった!”なんてパニックになるのは愚かです。妻のイライラや疲労感は一時的なものと割り切って、夫として父親として十分にサポートしてください!

早めに退社して家事も手伝っている。なのに誰からも感謝されていない気がする……

出産という大役を果たし“母”となった妻。家族や友だちからの祝福も圧倒的に妻に対してですし、夫がどんなに献身的に妻を支えているかということはあまり注目されません。でもだからといって“誰からも認められない!”なんて不満を持つのはちょっと幼稚すぎる発想ではないでしょうか。奥さんは、あなたと我が子のために手探りで子育てを始めているのです。
父親になって感じたことなどを気軽に話せる相手がいると、そんな不満も解消されます。“ママ友”があるように“パパ友”を積極的に作るようにしてみてはいかがでしょう?

夜泣き・寝不足・溜まる一方の家事……育児って楽になっていくものなの?

激しい夜泣き・慢性的な寝不足・ついおざなりになりがちな家事……夫婦2人の生活のペースが一変し、“この先ずっとこんなふうなんだろうか?”という思いがよぎる瞬間はきっと誰にでもあるはず。疲れているとつい悲観的になりがちですが、そんなことはありません。赤ちゃんもいつかはまとまって眠ってくれるようになるし、生活リズムもまた整ってくるはずです。
こんなときはあまり他人やネットの“育児アドバイス”を鵜呑みにしないこと。とくに新生児はそれぞれ赤ちゃんの性格やリズムも異なるので、全ての人に当てはまるアドバイスなどありません。夫婦で試行錯誤をしながら自分たちにとってベストな方法を見つけていけばいいのです。

俺って本当にいい父親になれるんだろうか?

いろいろ考えて家事を手伝ったり、赤ちゃんのお世話をしているつもりだけど妻は一向に喜んでくれないし、不機嫌な顔ばかり……。そんな日々が続くと夫だって気分が下がり、自信をなくしてしまいます。でもこれは親になった人ならきっと誰でも抱える不安。ママだっていつも心の中で“私、本当にいいお母さんになれるかしら?”という疑問と戦っているはずです。
大丈夫。理想の父親になれなくても、いい父親には誰でもなれます。自信を失わないでください。

海外の調査では出産後70%の女性が“ベビー・ブルー”と呼ばれる気分の落ち込みを経験するといわれています。出産後の数か月はとくに、ホルモン変化などの影響で精神的に不安定になることも珍しくはないでしょう。
そんな新米ママをしっかりとサポートし、守るのは他でもないパパたちの使命。大変な時期ですが夫婦で力を合わせればきっと乗り越えていけるはずです。

▽ 参考記事(海外サイト):6 thoughts every new dad has

2017.02.18

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記事を書いたのはこの人

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Written by Waxy

南半球オーストラリアから世の動きを眺めています。 ガーデニング好きで、イチゴ栽培が特にお気に入り。