行き詰まりを感じるママにすすめたい「1人3役育児」

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宮野茉莉子

Written by:

2016.03.17.Thu

「ママ」としての立場だけで育児をすると、行き詰まりを感じることが多々あります。「お母さん目線からしか見えないもの」を見ているので、子どもの気持ちがわからなかったり、必要以上に厳しくしてしまうところがあるからです。
そんなママにすすめたいのが、「1人3役育児」。1人で3役の気持ちになって育児をするのです。核家族の今だからこそ、ママに必要な目線とも言えます。

3役の1つは「子ども」

3役とは「ママ」以外に、「子ども」と「おばあちゃん」を指します。まずは「子ども」について。誰でも昔は、みな子どもでした。子どものころの記憶を覚えている人も多いのでは? さすがに赤ちゃんのころのことは覚えてなく、幼児期の記憶は少しだけ、小学校高学年になると覚えているという人が多いのではないでしょうか。
「子どものころの自分と育児をする」と考えると、子どもに対して許せることが増えてきます。すぐには思い出せなくても、子どもの気持ちを思い出してみましょう。
基本的に子どもにとっては、なんでも「遊び」。「ただやりたくて」「おもしろいから」「好奇心ゆえ」動くことが多いもの。たとえば延々と水で遊んでる、遊び食べをする……といった大人には理解できないことも、子ども目線で考えると理解しやすくなります。

もうひとつは「おばあちゃん」

もうひとつは「おばあちゃん」の立場です。あなた自身が、70歳になったときのことを考えてみましょう。子どもはすでに巣立っており、顔をあわせるのも年に数回。あなたを頼ったり、甘えたり、スキンシップを求めたり、一緒に寝たり、お風呂に入ったり、公園に出かける――ということもありません。
5歳の長男を育てる今でさえ、筆者はさみしさを感じています。もう0歳の次男のように、理由もわからずギャンギャン泣いたり、すぐに抱っこしてもらったり、あと追いをするということはない。ご飯を食べさせたり、着替えさせてやるということもありません。
また、実母や義母を観察するのもひとつです。親は怒ってしまうことでも、彼女たちは「かわいい~!」なんて言っていませんか? 立場が違えば、捉え方は変わるのです。もちろん責任ある母親として、子どもに教えるべきことはたくさんあります。ただなんでもキツキツにしていては息苦しいもの。ときにはおばあちゃん目線になって、「これぐらいいっか」とそのかわいさだけを味わってみていいでしょう。

これは子ども側にとっても、プラスに働きます。とくに核家族で、普段祖父母と住んでいない場合、なかなか「逃げ場」がありません。とくには母親が逃げ場になることで、子どももホッとしたり安心できるのです。
ママ自身がラクになるためにも、「1人3役育児」はオススメですよ。

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記事を書いたのはこの人

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宮野茉莉子

84年生まれの哲学ライター。東京女子大学哲学科卒業。野村證券を退職後、2011年よりライターへ。主に生き方や働き方について、哲学を交えた本質を探る記事を執筆。他、子育て、夫婦、FPとしてマネーなど、6媒体で執筆中。愛雑誌は『PRESIDENT』。現在一男児子育て中。
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