英国カリスマ家庭教師が語る、こどもの学習欲を引き出すコツとは??

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Waxy

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2016.01.15.Fri

学歴がすべて、という考えは古くなりましたが、それでもやはりお受験が盛んな日本。子どもの勉強をサポートし、成績をあげたいと願わない親はいないでしょう。
そこで今回ご紹介したいのは、英国のカリスマ家庭教師が明かす、子どもの学習意欲を引き出すコツ。日本の親にも参考になりそうです。

子どもを正しく導けば、勉強は中毒になるくらい楽しいものに

マーク・マックレーンさんは英国で王族や映画スターの子どもたちも教える、いわばカリスマ家庭教師です。そしてその豊富な経験から、正しいストラテジーに沿って子どもを導けば、勉強を楽しいと感じさせるだけでなく、むしろやめられないくらい“中毒”にすることができると確信しています。
ではマークさんの提唱する正しい“ストラテジー”とはいったいどんなことなのでしょう?

その1: 「頭がいいね」はNG、それよりも努力や頑張りを褒める

親としてはついつい「よくできるね」「頭がいいね」というようなポジティブワード満載の褒め言葉で、子どもの意欲を引き出そうとしますが、これはあまり効果的ではありません。こうした言葉を浴びせ続けると、子どもは頑張らなくても自分はできるからいいんだという気持ちになりかねないからです。
むしろ、どれだけ本人が頑張ったか、努力したか、ということをよくみて褒めるようにしましょう。才能や頭のよさではなく、“どれだけ努力し、頑張れるか”ということが本人の伸びしろを大きくします。テスト、受験といった目の前の目標だけでなく、もっと長期的に学習する意欲をサポートしたいのなら、親として褒めるべきは頭のよさではなく“頑張り続けられる力”なのです。

その2: 「できた!」という快感を刺激して、勉強をやめられないくらい楽しくさせる

クロスワードや脳トレをやっていて問題をクリアしたときって、なんとも言えない快感を覚えませんか? 事実、ある種の問題解決タスクにとり組むことで、脳内で快感ホルモンのドーパミンが分泌され、病みつきになることがあるのです。つまりお勉強を必ずしも“苦行”とせず、適切なアプローチで“エンターティメント”にすることもできるということ。
そのためには、子どもにとって難しすぎず、易しすぎず、ちょうどいい難易度の問題を与え、“解く”喜びを体験させることです。大きくてとっつきにくい課題も、段階を踏んで小さなプロセスに分解してあげれば、子どもはそのプロセスひとつひとつをクリアしながら、大きな成果にたどり着くことができます。そしてそれがまるでゲームのようになり、病みつきになることでしょう。学ぶ楽しさを経験させてあげることが大切なのです。

その3: “学ぶ”ということについて、大局的に考えさせてみる

学校のカリキュラムだから、受験に必要だから……というだけの受け身的な態度では、なかなか積極的に学ぶ意欲を引き出すことはできません。それよりも、なにについて学んでいるのか、どうやって学んでいけばいいか、ということを考えさせてみることで、単なる受け身ではないより主体的な学習スタイルを作っていくことができます。

・ 今なにを学んでいるのか
・ これまでに理解したことはなにか
・ 今の段階で、まだ理解していないことはなにか
・ ひとつの課題からどんなことを学ぶことができるか

ということを考えるよう促してみましょう。
宿題をみながら、「どうしてこうなると思ったの?」「もう少し、わかりやすいやり方はないかな?」とたずねたりして、子どもが少し違った視点で自分の学習のしかたを考えられる手助けをするのもよいでしょう。こうしたアプローチは長い目で見ると、その子ども自身の学ぶ姿勢にポジティブな影響を大きく与えることができます。

まとめ

最後に、勉強するうえで欠かせないのは、集中力。これがなくて授業中うわの空だったら、どんなに最高の教師が教えていても意味がありません。内容に飽きてしまったり、理解できないほど難しすぎたりすると、集中力はすぐに落ちてしまいます。集中力をキープできる間に、好奇心を刺激するようなおもしろい体験となるよう心がけることも忘れないようにしましょう。

▽ 参考記事(海外サイト):Praise hard work, ignore grades and NEVER tell them they’re clever: Super-tutor who has taught royalty reveals how to get children ‘addicted’ to learning

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南半球オーストラリアから世の動きを眺めています。
ガーデニング好きで、イチゴ栽培が特にお気に入り。