2・3歳児にありがちな、叩いた・叩かれたのトラブル……どうしたらいい?
自己主張が強くなる反面、気持ちを言葉で伝えるのが難しい2・3歳児。公園などの公共の場でお子さんがお友だちを叩いしまった、あるいは叩かれたといった問題に直面したことはありませんか? そのときママはどうしたらいいのか? お子さんにどう接したらいいのか? 本日はそんなトラブルのアドバイスをお伝えしていきます。
お子さんがお友だちを叩いてしまったら?
叩くことは「いけないこと」と伝え続ける
トラブルが起きたときは、まずは手を止めてお子さんを落ち着かせましょう。叱るときはママは絶対に感情的になってはいけません。子どもの両手を持って目をしっかりと見て、落ち着いた声で「叩くことはいけないことだよ」としっかり伝えましょう。
分かってくれない場合でも伝え続けることが大切。重要なのはママが「冷静に伝えること」。
気持ちを代弁し理由を一緒に探る
お子さんが叩いてしまったら「どうして叩いたのかな?」と理由をききましょう。言葉がうまく出てこない場合は「遊んでいたオモチャをとられちゃったのかな?」など探りながら気持ちを代弁してあげます。
理由が見つかったなら、「とられて嫌な気持ちになったね」と気持ちに共感した上で、「でも叩くことはいけないよ」と伝えましょう。
どうすればよかったのかを伝える
叩く以外の表現で気持ちを表現できるように、「叩くのではなく『まだ遊びたいから返して』といえばよかったね」などいいかたを教えてあげましょう。お子さんが自分で悪かったということに気づかせてあげることが大切です。
お子さんがお友だちに叩かれてしまったら?
「やめて!」といえる子に育てよう
お友だちに叩かれたら、「やめて」といっていいことを伝えましょう。一度でもいえるとお友だちとの関係も変わってくるはず。
泣いているだけで相手に伝えられない
我が子が叩かれているのを見てしまうとつい、親が「やめてね」と口をはさみたくなるシーンもときにはあるはず。しかしお子さんの出番をとりあげず、自分の力でいえると信じて勇気づけてあげましょう。
「泣かずにやめてと伝えてみようか」「○○ちゃんがちゃんといえるって知ってるよ」と背中を押してあげましょう。よりそうことで心強く感じてくれます。
見えないところのフォローを大切に
お子さんが園に行っている間の様子はママには分かりません。だからこそ、お子さんが急に園に行きたくないなどマイナスの言葉を発したときに一番に気づいてあげることが大切。行きたくない気持ちを受け入れたうえで「お友だちとうまく遊べていないのかな?」などときいてお子さんの気持ちを引き出しましょう。
どうすればよいのかを伝えたり園に相談するのもよいですね。ママが気持ちによりそうだけで心のしこりがとれるはずです。
まとめ
2・3歳児は同年代のお友だちと遊ぶ機会も増え楽しい反面、トラブルに悩んでいるママも多いのでは? こうしたフォローでお子さんの成長を手助けして乗り越えていきましょう。