美人すぎるママにインタビュー! 「イクメン」って言葉、どう思う? 現代の子育て論に物申す!

2015.04.04

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こんにちは、髪の毛をばっさりいきたい、渡辺早織(@w_saori)です。

私は今27歳なのですが、ちょうど周りの友達で結婚ラッシュが来ていて、たくさんのおめでたい報告を受けます。

いいなぁ嬉しいなぁと微笑ましい気持ちになりつつ、みなさん悩みの種であげるのが子育てについて。
お母さんになると途端に育児ができるようになるなんていうのは周りの勝手な考えであって、特にはじめての子供にはみんな試行錯誤して頑張っている。ふと自分の想像力の及ばなさに恥ずかしくなったりします。


そもそもこうやってお母さんになった友達がたくさん子育てに不安を抱えているけれど、それってお母さんだけが抱えるものなのか?
最近はそういう考え方が浸透してきていると思います。

その現代の子育てのあり方について、今日は美人すぎるママ、川本香澄さんにお話を聞かせてもらいました。

普段は子育てをする専業主婦ですが、たまに雑誌の撮影などもこなしているというカリスマママです。
会うたびにどうしたらこんな美人が生まれるんだろうと凝視してしまうほど美人です(笑)。

美人すぎるママにインタビュー!

ちょうど家に伺ったときは撮影中でした。

渡辺:撮影、緊張してないですね!

川本香澄さん(以下 香澄):家でやってもらったので緊張はなかったかな。スタジオだと緊張するけど(笑)。毎日同じ生活をしているからとっても刺激的です。

お子さんの侑依(ゆい)ちゃんは1歳2か月。
めちゃくちゃかわいい女の子です。

1歳2か月ってどんな時期?

香澄:前よりは「違う」っていうのを態度で表すようになった。たとえば、本屋さんにいって何かを指を指しているから「これ?」って聞いても違う違うって首を振って、「じゃあこれ?」って聞くとそれも違う違う……って。家の本棚とかでも全部出しても違うっていってただ本を棚から出したいだけだった、とか。ヤマハの音楽教室に通っているんだけど他の子を見て真似したり、拍手をしたりいろいろな意志が出てきた時期かな。

渡辺:苦労もあるだろうけど、きっと面白くなってきた時期だよね。

楽しくするために心がけていることは?

香澄:なるべくおおらかにしたいと思ってはいるんだけど……。子どもが泣いているとついイラっとしてしまって、私がイラっとしているとそれを感じとって子どもも機嫌が悪くなるのがすごく分かる。怒鳴りそうになるけど、こんな小さいときから怒鳴ってたら大変だから、泣いてしまったら一度子どもの前から姿を消して一旦深呼吸をして、「今怒鳴ったら私自分で後悔するな」って言い聞かせ子どもの前に戻るようにする。

渡辺:怒鳴ったりするような性格じゃないと見てて分かるから、きっと子育てって相当なことなんだね。

香澄:昨日の夜もそういう状況だったんだけど、夫も仕事が終わると疲れて先に寝てしまうしね。夫に協力して欲しいと思うんだけど、もちろん子どもが母親を求めて夫だとどうしてもできないこともあるんだよね。

渡辺:そこもまた、苦労するときがあるよね。

旦那さんに協力してほしいことってどんなこと?

香澄:子どもが私じゃないとっていう育児の仕事があるから、家事の方をサポートしてくれたら嬉しい。たとえば、抱っこはお母さんじゃないとできないからそのときに皿洗いとかしてくれたり。お風呂いれたりご飯をあげたりもしてほしいし、夫には伝えてはいるんだけどね。お風呂いれるのはすごく頼んだらやってくれるけど、子どもも泣くから夫も疲れてるのにっていうのでこっちからは頼めないこともある。でもそれをやってもらえるだけでだいぶ楽だったりするかな~。

渡辺:「旦那さんは仕事、お母さんは子育て」ってきっぱり分業している考え方って日本には根付いているもんね。

世の中の旦那さんって、育児に対してどう考えているんだろう?

香澄:今思うと、自分の父親が育児に積極派だったからそれが当たり前とは思ってないけど、私の夫は「男たるもの」という考え方の人だから食器の洗い物は女の人がやるもの、とかもし私が社会復帰をしても家事はやらないと公言されていたり。でももし自分が働いたら家事育児のどちらかは一緒にやってもらわないと厳しいなとは思う。

渡辺:育ってきた自分の家の環境も大きいのかもしれないけど、でも育児家事はお母さんだけの仕事じゃない時代になってきているとみんな気づいてきている気がするよね。

香澄:それはそのとおりだと思ってる。それを伝えたところで、また言い合いになったりしちゃうんだけどね。そもそも「イクメン」っていう言葉がある時点でね。「働くママ」とか、「家事をする夫」とかそういう言葉があるから、男性も逆に「イクメンなんて恥ずかしい」「イクメンにはなりたいと思わない」というプライドが出てきてしまう人もいるんだよね。

渡辺:確かに、そういう言葉があるから子育てを男性がすることや、お母さんが働くことが特別なことだという誤った認識が助長されてしまうのかも。

香澄:でも今は海外の育児についてなんかもテレビで見ることができるから、ヨーロッパとかではお父さんも当たり前に仕事から帰ってきて、子どものお世話しながらご飯を作ったりしてるんだよね。

渡辺:世界の状況を知ることで、日本の育児に対する考え方がそもそも偏っていたということが分かったりするのかも。

香澄:もちろんそのテレビの人のようにまでなれとは言わないけど、2人の子どもなんだから2人で育てなきゃ~とは思う。

渡辺:本当にそのとおりだよね。

でも、2人で育てているっていう意識って旦那さんはどうすれば持てるんだろう?

香澄:夫は仕事で日中家にいないし、夜が遅くて話せないときも多いんだけど、共通の話題がなくなってはいけないから、子どもの写真とか、こんなことをしたっていうのを1日1回は絶対メールで送るようにしてる。そうすると、寝る前に夫から「こんなことあったんだね」って話すきっかけになったりするから、それはした方がいいかなと思ってる。やっぱり夫は離れてる時間が多いからね。

渡辺:もし、大きな変化がなかったとしても、お母さんの方から積極的に日常のことを話すっていうのが実はとても大切なんだね。

他にも家族でやっている子育ての工夫ってある?

香澄:家族のアプリみたいなものがあるんだけど、それを使ってるよ。登録した人だけで見られるから家族だけにしか公開してないんだけど、それで子どもの写真をいっぱい投稿してる。夫もたくさん写真アップしてくれるから面白い。その写真に夫婦でコメントをしあったりして。アルバムにいれていって日にちも入るしカレンダーとかも作れるの。

それがこちら「Famm」というアプリ。

家族だけで公開できるのでプライベートも守れる。

かわいい子どもの写真でいっぱいでした。

渡辺:これすごくいいね! 私も家族ができたらこれはやりたい! 記録としてもいいし、コミュニケーションツールとしてもとても大事! 旦那さんも自然に子育てに参加できるっていうのが一番の魅力かなぁ。

子育てはそもそも母親がするもの、自分は外でしっかり働かなきゃと思う旦那さんってきっとたくさんいらっしゃると思うけどそういう人が少しでも積極的に子育てに向いてくれるようにするために……

世の中の旦那さんって、育児に対してどう考えているんだろう?

香澄:夫に頼みごとをするときに、私言い方が直接的だったんだけど「~しといて。」っていうのを「後でいいんだけど……してもらえる?」とかなるべくやわらかい言い回しに変えるようにした。夫のお義母さんがそういうふうに柔らかい喋り方をしているのを見て、その方が言われた方は動きやすいなぁって思って。そうしたら、後でってお願いした場合でもすぐやってくれたりして、ちょっとした言い方がすごく大切なんだなって気づいたりした。

渡辺:お母さんの方からちょっとずつ変わっていけば、実は旦那さんもぱっと変わってくれたりするのかもしれないね。

子どもを産むのは女性だから、男性がそこで父親をすぐ自覚するのは確かに難しいことかもしれない。でもそこで男性が、自分は父親になったという想像力をしっかりと膨らませることが大切なのかもしれません。

それはこの子育てだけではなく、もしかしたら日常にも言えることで、飲み会の幹事をやる人や旅行の計画を立てる人はその出来事に向き合っているけど、それ以外の人はまさに当事者ではなく参加者になってしまう。どのくらい時間をかけてくれているのかどのように考えてこの計画にしてくれたのか。そんなことを想像して共有できたら、それは当事者になれるのだと思うし、人としても豊かになれるのではないかなとお話を聞いていて感じました。

子育てはお母さんのもの。
その日本古来の考え方について、そしてそれを変えようとしている現代の風潮。
それに対して自分がどういう意見をもつのかどう行動していくのか。

何が良い悪いではなく、大切なのは枠にとらわれない夫婦の2人が考えるお互いにとってベストな子育ての方法をしっかり話し合っていくことなのだと感じました。

いち女性として、そして一人の人間としてとても勉強になった今回のインタビュー。

子育ての合間で忙しいときに、素敵なお話をありがとうございました!!

2015.04.04

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記事を書いたのはこの人

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Written by 渡辺早織

女優、モデル 1988年1月19日生まれ 東京都出身 趣味 ジョギング、料理、旅行 ★日テレ『ZIP!』レギュラー出演中! ★Calbee じゃがビーCM出演中! ★クロレッツ CM出演中! 《略歴》 第5回ミスTGCグランプリ受賞 集英社『non-no』にてノンノフレンド、ノンノ専属モデルを経て、資生堂THE GINZAイメージモデルなどをつとめる ホンダカーズ中部CMキャラクターなど映画やCM等に多数出演 4/10(木)スタート ドラマ「BORDER」(テレビ朝日系)レギュラー出演中 facebook:渡辺早織 / Watanabe Saori ツイッター:@w_saori