カラーはいい? ハイヒールはダメ? 妊娠中のファッション、よくある疑問4つ

2015.01.07

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「カラーはいい?」「ハイヒールはダメ!」巷には妊娠中の美容やファッションについていろいろな情報が溢れていますが、果たしてその真実やいかに!? 今回は妊娠中も思いっきりおしゃれを楽しみたいママのためのファッションに関するよくある疑問にお答えします。


「ヘアカラーは今まで通りしてもOK?」

産婦人科の先生によっても意見が分かれるところ。実際筆者の主治医の先生は「絶対だめ!!」とのことでしたが、友人の先生は初期の頃から「別にいいよ~」というスタンスでした。科学的にはパーマやカラー、ブリーチ剤などが胎児に影響を及ぼすという報告はないとのこと。しかし「絶対に安全」という報告もないので念のため控えておいた方がいいと指導する先生もいるようです。
美容師さんに相談したところ「赤ちゃんに影響があるというよりも、お母さんへの影響が大きいです。妊娠中はデリケートなので今まで大丈夫だった薬剤でかぶれたり、気分が悪くなったりすることもあります。もしカラーやパーマをするのなら比較的体調が安定する妊娠中期に施術するのがおすすめ」とのこと。自分の体調と相談して施術を受けるようにしましょう。

「ネイルは大丈夫?」

ジェルネイルやマニキュアは臨月までにとればOK。ただし、緊急時には指先に身体に十分な酸素が供給できているかを測る機械をつけるので、病院でネイルをとってもらうことになります。妊娠したら、ストーンがついたデコネイルのようなものは避けましょう。

「ハイヒールが履きたい!」

海外のセレブママはお腹が大きくても信じられないようなピンヒールで颯爽と歩いていますよね。ヒール自体がお腹の赤ちゃんに影響を与えることはありませんが、お腹が大きくなり重心が不安定になりやすい後期は転びやすくなるのでピンヒールや極端に高いヒールは避けた方がベター。また、初期や中期でも子宮が大きくなってくることによって腰や背中に痛みを感じる人は多いもの。
ヒールのある靴は骨盤が前に傾きやすいので腰が沿ってしまいやすく、より痛みをひどくしてしまいます。とはいえ、ヒールが全部ダメ! というわけではありません。もともとヒール靴に慣れている人なら、ヒール部分が低くて太い物を選べばOK。どうしてもピンヒールや高いヒールが履きたい時は、もう一足替えの靴を持って出かけましょう。

「マタニティの服は高いから、いつものでいいよね?」

体型に大きな変化が現れない時期は、わざわざマタニティ用のインナーや服を買うのもわずらわしくなってしまいますよね。しかも1年も使わないのに高い! 基本的にはママの付け心地がいい物ならマタニティー用のものでなくてもOK。ただし、身体を締め付けるような下着は乳腺の発達を妨げおっぱいの出を悪くしてしまったり、血行を悪くして子宮の働きを悪くしてしまうことも。かく言う筆者も中期までは「全然今までの服でOKじゃん!」と思っていましたが、後期になると予想以上にお腹が大きくなって、結局マタニティウエアを買うはめになりました。どうせ買うならもっと早くから買っておけばもっと長く使えたのに……とちょっとしんみり。特にサイズの変化が激しいボトムスだけは数点買っておいて損はないかもしれません。

ママの体調を崩さない程度に、妊娠中もおしゃれを楽しんで下さいね。

2015.01.07

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記事を書いたのはこの人

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Written by Boytoy

元Go-Go Dancer。 美を競うダンサーの世界で培った”女を磨く術”をわかりやすくお伝えします。 外見はもちろん内面もぴっかぴか磨き上げましょう。