過保護なママも悪くない!? 科学的に証明された“幸せな子ども”の育て方~前編

2015.01.08

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親なら誰でも自分の子どもには幸せいっぱいに育ってほしいもの。でも、日々の子どもとの触れ合いの中で「本当にこれでいいのかしら…」と不安に感じてしまうことも多いのでは? そこで今回はそんな悩みを抱えるママのために、科学的に証明された“幸せな子ども”の育て方を海外の情報サイト「happify」からご紹介します。


過保護なママは意外と悪くない!

“子どもは放っといても育つ!”なんて放任主義のパワフルママもいますが、子どもが小さい頃にはちょっとくらい過保護の方がいいのかも? ある研究によれば「面倒見がよく、子どもに協力的なママに育てられた子は、そうでない子に比べ小学校入学前までに、脳の“海馬(ストレスや記憶を司る部分)”が10%も大きくなっている」ことがわかったんだとか。ちょっぴり過保護で心配性なママも「ちょっと子どもに構いすぎかしら……」なんて悩む必要はないかもしれませんね。

ママの愛より、パパの愛?

ある研究によれば「ママに愛されていると感じよりもパパに愛されていると感じる方が、子どもの健康や幸福感、人生への満足感に大きく貢献する」んだとか。子どもの心を豊かにするいいパパの条件としては、“よく子どもの話を聞く”“子どもと親しい関係を築けている”“適切なルールをしっかり決めている”“常識の範囲内で子どもに自由を与えている”などがあげられています。平日は仕事が忙しくて、子育てにはなかなか参加してくれない……なんてパパは、週末に積極的に子どもと触れ合うべし!

ママ自身の幸せが子どもの心を豊かにする

子どもの社会的コミュニケーションスキルや、感情をコントロールするスキルには“ママ自身がどれだけ自分の人生に満足しているか”がとっても大切。これはママの学歴や収入、職に就いているかどうか、子どもが保育園で過ごす時間の長さといった要因よりも、子どもにとってはずっと重要なんだとか。「子どもが一番!」と自分の時間を犠牲にしすぎているそこのあなた! 趣味に没頭したり、悩みを打ち明けられる友人と会話をしたり、自分を大切にする時間を作りましょう。

ママもパパもポジティブに!

ほんの5歳の子どもでも楽観的に考えることによって、どれだけ自分の気分がよくなるか学ぶことができると言われています。子ども達は親が問題に対してどのように対処するかを見て、ポジティブに考える姿勢を学ぶんだとか。また、10~12歳の間に子どもがポジテュブな思考になることを学ぶと、思春期に鬱になる傾向が半減するのだそうです。まさに子は親の背を見て育つ! ママの不安や心配は必ず子どもに伝わります。「何とかなるよ!」という前向きな姿勢を忘れないで。

「賢いね」より「頑張ったね」

子どもを褒める時には「賢いね!」「おりこうさんだね!」と“能力”や“知性”をほめるよりも、「よく努力したね」「頑張ったね」と子どもの“努力”を褒める方が効果的。子どもの能力を褒めてしまうと「賢いと褒められた自分」を崩さないために、失敗しそうな難しい問題にチャレンジしにくくなり、また実際に失敗してしまった時にも対処するのが難しくなってしまうんだとか。一方、努力を褒められた場合は新しい問題に楽しんで挑むことができ、モチベーションも維持されるのだそうです。子どものやる気をぐんぐん伸ばす褒め方をしてあげましょう。

▽ 後半に続く

参考記事(海外サイト):The Science of Raising Happy kids

2015.01.08

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記事を書いたのはこの人

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Written by Boytoy

元Go-Go Dancer。 美を競うダンサーの世界で培った”女を磨く術”をわかりやすくお伝えします。 外見はもちろん内面もぴっかぴか磨き上げましょう。