ツライつわりの症状を改善する食事テクニックとは?
妊娠初期に大半の妊婦さんが経験するつわり。つわりは赤ちゃんが元気な証拠! と言われていますが嬉しい反面、食事も摂れず吐き気が続いたりとツラい……と思ってしまう日もありますよね。今回はそんなつわりに悩む妊婦さんにおすすめの簡単な食事テクニックをお伝えいたします。
つわりが楽に? 辛い症状を改善する食べ方とは!
1…カリウムを摂る
血液中のカリウムが低下すると、腸の働きが悪くなり、つわりに影響を及ぼします。つわりにはバナナが良いと聞いたことはありませんか? そんなバナナにはカリウムが多く含まれているからなのです。他にもトマト・すいか・じゃがいも・とうもろこしなどに多く含まれます。特につわり時期はカリウムが不足しがちになるので積極的に摂取しましょう。
2…マグネシウムを摂る
血液中のマグネシウムが不足すると、食欲不振や吐き気の原因になります。つわりの悪化はマグネシウム不足が原因の一つである可能性が大! マグネシウムが豊富な豆腐などの大豆製品・バナナ・ゴマがおすすめです。
3…梅干し・レモン・酢が活躍
白ごはんのニオイがダメになる妊婦さんは多いもの。しかし白いご飯の上に梅干しをのせて食べることで、梅干しに含まれるクエン酸が炊き立てのご飯に含まれるつわり中に気持ち悪くなる原因のアンモニアを消してくれる効果があります。白いご飯が苦手になってしまった方はぜひお試しあれ! また、ニオイに敏感になり食欲不振になるのはニオイのアンモニアを感じているため。野菜は酢物にしたり、魚やお肉にはレモンを垂らしてニオイ消しをしましょう。食べ物のニオイで気分が悪くなることが軽減され食欲不振が改善されます。
4…真水を避ける
妊娠後期にはスポーツドリンクなどの飲料水は塩分があるため、飲みすぎ注意! とされていますが、逆につわりの最中は水よりもスポーツドリンクがおすすめ。妊娠初期は血液の量が増えるため、血中のミネラルが薄まってしまうため、つわりで吐いてしまうことでそれがより奪われ脱水症状に。無理矢理、水を飲むよりもミネラルや糖分が適度に入ったスポーツドリンクで水分補給を!
5…食べる回数を増やす
つわり中は食べられるときに食べられる量をこまめに分けて! と言われます。つわり中は胃が空腹を感じると気持ち悪さが増すため、一日3回の食事をつわり中は5~6回に増やしその分、1回の食べる量を減らします。そして胃が空腹を感じない感覚でこまめに食べるようにしましょう。
6…料理は冷まして常温で食べる
普段は出来立てのアツアツで食べるのがおいしく感じますが、ニオイに敏感なつわり中はそれが逆効果。温かい料理は香りが際立ち、嫌なニオイのもとであるアンモニアが漂いやすくなるため。冷蔵庫で冷やすとニオイが緩和されて食べやすく感じられます。例えば炊き立てのご飯は食べられなくても、常温の冷めたおにぎりなら食べられる人が多いのもこの原理。気分がいい時におかずやおにぎりを作って冷蔵保存しておくのも良いですね。
いかがでしたか? 意外にもどれも簡単ですぐに取り入れられそうですよね。これなら今の私に効果がありそう! というものをいくつか試してみて、ツラいつわり時期を乗り越えていきましょう。
あわせて読みたい