お腹の赤ちゃんに栄養が行き届いているか心配! そんな悩みを解消する必要な妊娠中の4大栄養素!

2014.07.31

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妊娠中ってどれだけ食べたらいいの? どのぐらい栄養を取れていたらいいの? つわりで食欲がない妊娠初期は心配事が絶えません。お腹の赤ちゃんはママが食べたものから作られていきます。だからこそ、きちんとした栄養について知っておきたいですよね。


妊娠中はたくさん栄養を摂取していいの?

一日に必要なカロリーは活動レベルにもよりますが、20~40代女性で約2000カロリーと言われています。それでは妊娠をしたらどれぐらいのカロリー摂取が望ましいのでしょうか。赤ちゃんに栄養をあげなきゃいけないと普段よりもたくさん取る必要はありません。妊娠初期で約2000カロリー、妊娠中期で2250カロリー、妊娠後期で2450カロリーを目安とされています。バランスよくたくさん栄養を摂取することに越したことはありませんが、たくさんの栄養=高カロリーの食事ではないことをお忘れなく! これを元に一日のメニューを考えていきましょう。

ママと赤ちゃんに必要な4大栄養素

1…鉄分

主な食材…小松菜・レバー・ひじき・マグロ・アサリ・納豆など
お腹の赤ちゃんに栄養を送るために必要な栄養素。たんぱく質・ビタミンCと一緒に摂取することで吸収率がアップします。鉄分は摂り溜めすることができないため、でいれば毎食一品、鉄分が含まれる献立を取り入れるように心がけて!

2…葉酸

主な食材…ほうれん草・レバー・モロヘイヤ・枝豆・アスパラガスなど
赤ちゃんの細胞分裂や成長を促し、ママの貧血を予防します。特に妊娠初期に大切な成分であり、妊娠が発覚したすぐから摂取することで神経感閉鎖障害の発症を抑える効果が。赤ちゃんの発育には欠かせない成分のため食材だけで補うのが難しければ、サプリメントとの共用もおすすめ。

3…カルシウム

主な食材…牛乳・ヨーグルト・チーズ・小魚・小松菜など
妊娠中のママの神経機能を調節しイライラを解消したり、中期には赤ちゃんの歯のもとになったり骨や筋肉の形成を助けます。インスタント食品やハムなどの加工食品はリンが含まれ、カルシウムの吸収を妨げてしまうので注意しましょう。

4…たんぱく質

主な食材…卵・牛乳・豆腐・納豆・高野豆腐・肉類・魚類など
ママと赤ちゃんの筋肉や血液作りに大切なたんぱく質。不足すると体を構成しているたんぱく質が分解されて免疫力が落ちてしまいます。肉ばかり……魚ばかり……など偏ったたんぱく質を摂取するのではなく植物性、動物性のバランスに気を付けていろいろな食材から補うようにしましょう。

一回の食事でバランスよく食べるのは難しいもの。妊娠中に大切な4大栄養素に注目し、一回の食事ではなく一日を通してバランスよく食べれていればOKです。献立を考えるのも同様。一回の食事でバランスのいい献立を考えるのは難しいのですが、一日通して考えることで調整しやすくレシピも考えやすいですよね。

2014.07.31

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記事を書いたのはこの人

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Written by 美泉菜月

【夫婦アドバイザー/美脚家】フランスパリに美容を学びに留学後、美容業界で活躍。その後、夫婦アドバイザーとして恋愛/婚活/夫婦問題のカウンセリング・講座を行っております。大和撫子のような妻を目指して14年、大好きなことは先にも後にも美容です。 Amebaオフィシャルブログ:http://ameblo.jp/kurumi401/