妊娠力をアップ! 日常で取り入れられる方法とは?
現代女性は忙しく働くことが多く、それは妊娠力を低下させている場合も……。妊娠を望んでいる方はもちろん、まだ子どもは先だと考えている方でも将来、授かれるような体質にしておくことが大切です。女性はストレスや不規則な生活にとても敏感、正常な生理や排卵にするためにも、日ごろの生活習慣の見直しが第一。
健康な体と心のメンテナンスが大切ということは皆さんお分かりかと思いますので、今回は妊娠力アップのためにすべきことをお伝えしていきます。
将来のために! 日常でできる妊活
1…基礎体温を付ける
基礎体温には、妊娠をサポートする重要な手掛かりがたくさん隠されています。妊娠しやすい時期から排卵の有無、生理の予測や妊娠の可能性を早期発見できるほか、日ごろの体調の変化(PMS)なども予測することができるのです。
毎朝起きたと同時に測るだけで良いので、忙しい女性でも簡単に取り入れることができます。最近では体温計自体に体温を記録できたり、スマホやパソコンにデータ送信できるものまで出ていますよ。
2…必要なワクチンは接種しておく
いま騒がれている風疹や子宮ガンのワクチンは、妊娠前に是非とも接種しておきたい妊娠力の基本。妊婦さんが風疹にかかるとお腹の子供に影響することが分かっているほか、2013年から風疹の累計報告数はうなぎ登りに、男性がかかりやすいため、パートナーと一緒の接種がおすすめです。またすぐに妊娠を希望している方は近くにマイドクターを見つけ、体調の相談や冬ならインフルエンザの予防接種などその時期の最新情報を確認し接種してもらうことができます。
3…妊婦に人気の葉酸は実は妊娠前から摂取
妊婦さんに人気の「葉酸」。食品ではバナナやほうれん草などに多く含まれますが、最近ではサプリメントが圧倒的人気。しかし妊娠が発覚してから飲むのではなく実は妊娠前から、妊娠を望むようになってから飲み始めるのが正解。葉酸は妊娠に気が付く前の胎児にとても大切な成分。
4…妊娠前の健康に欠かせない「EPA」「DHA」
魚の油として有名なEPAとDHAはオメガ3の必須脂肪酸で美容オイルとも言われているほど。EPAは血液をサラサラにし、栄養を体の隅々に届けてくれます。DHAは目や脳などに多く存在しており、特に乳幼児の脳の発達や機能を高める働きも。また、中性脂肪を低下させるため妊娠前の健康には欠かせないのです。これらも食品では青魚などの多く含まれますがサプリメントでも手軽に補うことができます。
5…酵素・乳酸菌で免疫を作る
免疫力の低下は、感染症・肌荒れ・慢性疲労などさまざまな不調の原因となります。体に不調があるともちろん妊娠力だって低下。そして体の免疫機能の半分以上が集まっている臓器が腸! 腸を元気にすることが体調を整え免疫力がついて、妊娠力のアップにつながっていきます。菌を生かしたヨーグルトや酵素入りドリンク、生野菜(酵素は加熱すると消えてしまうため)を日ごろの食生活に積極的に取り入れましょう。
いかがでしたか? これらは将来妊娠を望む方へしてほしいことばかり。さっそく取り入れてみては?