“完璧なママ”の呪縛から解き放たれるためのコツ

2014.05.30

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母となり、わが子のためにベストを尽くそうという親心。誰でも母親になるとそんな気持ちを持つと思います。母親として出来る限りのことをしてあげたいと思うのは自然な思い、でもそんな気持ちが強いあまり完璧をめざし、自分自身を縛りつけてしまっているママもたくさんいます。筆者も強く感じることですが、母親になったからといってすぐに自分が変われるわけではありません。完璧に理想のママを演じるのではなく、ダメな部分も含めて親として成長していけばいいのです。今回はそんな“完璧なママ”願望から解き放たれるために覚えておきたいことをまとめてみました。


“できない”ことにフォーカスするのは止めよう

“子どもの食事を毎回手作りしていない”、“トイレトレーニングがうまくいかない”、などなど、ママたちは“できていない”ことばかり気になってしまうようです。でも最初からなんでもうまくいく人なんていません。子育てだって、いくら自分ひとりが必死になっても、できないことは誰にだって山ほどあるのが当たり前です。ですから、できないことがあると罪悪感を覚えるなんてナンセンス。できないことが3つあっても、毎日の生活でたくさんのことをこなしているのですから、自信をもちましょう。

子どもはみんな“ママが一番!”と思っている

ママ自身が“自分は母親としてダメだなあ”と感じていても、子どもたちにとってはいつだって“自分のママが一番”と思っているものです。子どもたちは大人が想像する以上に、親の気持ちを感じとり、そして愛情を注いでくれるママのことを無二の存在と感じています。誰もママの代わりは務まりません、完璧でなくてもあなたがそこにいるだけで、子どもは安心し、甘えられるのです。

今日できなかったことは明日やればいい

今日なにかひとつのことができなかったからといって、あなたが“悪い母親”になるわけではありません。誰だってなにもかもうまくいかなくて、ヤケになりたい日があります。今日できなかったことは明日やればいい、それくらいの気持ちでリラックスしましょう。

人と比べない、比べない、比べない

今どきの多くのママが陥っているのが、とにかくなんでもほかのママと自分を比較すること。女性はただでさえ自分を厳しく評価し、自己否定してしまいがちです。人の個性がさまざまであるように、母親業だってみんな違っていていいのです。“これが正しい”という正解は存在しません。だからほかのママと自分を比べたりしないこと。誰にだって得意不得意があるのですから、自分のできること、楽しめることでベストを尽くせば、それが一番。それに子どもだって、常に誰かと自分を比較してビクビクしているママより、母親としてゆるぎないスタイルをもっているママが好きなはずです。

参考記事(海外サイト):There are no perfect mothers, but there are infinite ways to be a good one

2014.05.30

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記事を書いたのはこの人

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Written by Waxy

南半球オーストラリアから世の動きを眺めています。 ガーデニング好きで、イチゴ栽培が特にお気に入り。