誰の意見を聞けばいいの??「ママの職業選択」

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宮野茉莉子

Written by:

2014.02.03.Mon

筆者が今の仕事を始めたのは、子どもが生後9ヶ月のとき。当時周囲の人々には、「子どもが小学校に入ってからにしなよ」「こういう仕事の方がいいよ」などと言われました。
結局従わずに徐々にペースをあげながら、今の仕事を続けています。「自分勝手なダメ嫁、ダメママでごめんなさい」……なんて全く思いませんでしたが、この経験を通して非常にビックリしました。「ママは職業選択も私物化されるのか」と。
産休なら、口を出されることもないでしょう。しかし産後に仕事を始める場合、「周囲の許可」が必要になるのです。

ママの人生でも、ママの希望は1番後回し

彼らは何を考えているのだろう? とよく聞くと、真意が見えてきました。

「子ども第一に、小さい時は育児に専念してほしい」

「育ったら教育費に繋がるよう、ある程度稼げて安定的な仕事をしてほしい。でも家事をする時間は確保し、子どもと夫に迷惑をかけないようなスタイルで働いてほしい」

「子どもは女が見るのは当たり前。協力するつもりはないから、なるべく自分に負担にならない範囲(職種と時間)でやってほしい」

なるほど、立場が違えば、求めるものも違いますね。嫁は「『子どものため』『夫のため』にこういう生き方をしなさい」と指示できる存在らしい……なるほど。

誰だって子どもが1番

誰だって子どもが1番です。「私と仕事、どっちが大事?」という比較と同じくらい、「子どもと仕事、どっちが大事?」という質問ほど、お話にならない質問はありません。
ただ、ママにもママの人生があります。たしかに生後まもなくは、自分の全てを赤ちゃんに向けるべき時期。しかし子どもは、徐々に手が離れていきます。それに合わせながら、ママも自分の人生を生きるべきでしょう。
「子どもの人生=ママの人生」でもありません。そこのネジを1つ、間違えてはいないだろうか。ママの子への依存はいずれ、子どもにとっても大きな負担になるのです。

夫との話し合いは必要だけれど

もちろんママが仕事をすれば、どうしても夫の協力(結婚生活ではしばしば負担と言いかえられる)は必要になります。
ただ彼が、「君がこういう人生プランで、こんなやりたいことがあるなら、僕もできる分は協力するよ」という考えなら良いのですが。上記のような方も多いわけで。結婚は夫婦の価値観のすり合わせでなく、俺の意見に皆が従うものと思っているわけで。それを当たり前だと周囲も暗黙の内に認めているわけで……。いや、本当ビックリしました。

誰の意見を聞けばいいの?

結局、慌ただしい朝を過ごし、仕事もし、帰ってから料理・洗濯・お世話……で常に動き続け……共働きでも両立に苦労するのは、ママです。泣きわめく子どもを保育園に預け、子どもも頑張ってるから私もと仕事を頑張るのはママです。子どもが手を離れてから自分の人生を送るのも、ママ。
誰でもない、ママ、いいえ自分の人生。誰の意見を聞くかって、自分の意見を聞けばいい。子どもとも向き合い、自分の人生とも向き合い、できる範囲でやっていく。これでいいと思うのですが、いかがでしょうか。

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記事を書いたのはこの人

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宮野茉莉子

84年生まれの哲学ライター。東京女子大学哲学科卒業。野村證券を退職後、2011年よりライターへ。主に生き方や働き方について、哲学を交えた本質を探る記事を執筆。他、子育て、夫婦、FPとしてマネーなど、6媒体で執筆中。愛雑誌は『PRESIDENT』。現在一男児子育て中。
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