連鎖を防げ!親とのトラウマを乗り越えて「自分らしい育児」をするためのステップ

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宮野茉莉子

Written by:

2013.05.17.Fri

甘えられない、デリケートな話ができない(生理や恋愛など)、暴力を受けた…親との間に多かれ少なかれ「いざこざやトラウマ」を抱えている人は多いでしょう。そのまま自分が子育てをする立場になり、「親にされたことと同じことをしてしまう」「親にしてもらえなかったから育て方がわからない」なんて悩んでいませんか?
中には多大な傷を抱え、今でも傷が癒えない人も多いです。それでも可愛い我が子の為に、その連鎖を自分で食い止めませんか?親とのトラウマを乗り越え、自分らしい育児をするためのステップを3つご紹介します。

1、連鎖を意識しよう

自分の親ばかりを責めるのは止めましょう。多くの場合、あなたの親もその親から―つまりあなたにとって祖父母から―同じように育てられたとも考えられます。実はトラウマの原因は一代で築かれたものでなく、何代にも渡って築かれたものが多いのです。
多くの人は「自分がされたことと同じことをしてしまう」ループにハマります。「自分も苦しんだんだから皆苦しんで当たり前」と思ってしまったり、「知らないから分からない」という気持ちが奥底にあるのですね。もちろんこのままでは、子や孫、ひ孫に渡るまで同じ苦しみに悶える結果になってしまいます。
あなたにとって大切なのは、「自分を守る」ことですか?それとも「我が子の幸せ」ですか?…後者ですよね。それなら「ここで連鎖を食い止める」という意識を持ちましょう。もちろん親も悪いですが、いつまでも人のせいにして思考をストップしていては、前に進めません。過去に親とのトラウマがあり、それとどう付き合っていくかは、今やあなただけの問題となっているのです。

2、今生きているだけでも有難い

冷静に問題と向き合うためにも、心の中に感謝の気持ちを呼び起こしましょう。1番怒りの原因で多いのが、「してくれなかった」という恨みを親に持つケース。どこにも連れて行ってくれなかった、愛情をくれなかった、邪険にされた、暴力を受けた人もいるでしょう。
でも、よく考えてみましょう。育児をした人なら分かりますが、赤ちゃんは自分で食べることも、オムツを替えることもできません。ほっておけば確実に死んでしまいます。それでもあなたが今生きているのは、誰かがあなたを育ててくれたから。あなたの親や、それ以外の誰かがあなたのお世話をしてくれたからです。
「してくれなかった」面ばかりをみていては、キリがありませんし、いくら考えても過去は取り戻せません。逆に「してくれた」ことを1つずつ綿密に考えると、その感謝の数は驚くほど多いものです。どんなに小さなことでも、「してくれた」面に焦点をあてましょう。「恨み」を抱えて生きていくより、「感謝」を抱えて生きていく方があなたのためでもあります。

3、「してほしかった、すれば良かった」ことをしよう

では、子供にどう接すれば良いのでしょうか?それはあなた自身が1番知っています。親にしてほしかったこと、そして親にすれば良かったと思うことをしましょう。例えば親と会話が足りなかったと思えば、実は子供にも足りていません。不足だと思う部分を補うことで、本来望むように子供に接することができるのです。
いかがでしょうか?根深い問題ですからそう簡単にはいきませんが、子供の為に向き合う覚悟を決めましょう。

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記事を書いたのはこの人

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宮野茉莉子

84年生まれの哲学ライター。東京女子大学哲学科卒業。野村證券を退職後、2011年よりライターへ。主に生き方や働き方について、哲学を交えた本質を探る記事を執筆。他、子育て、夫婦、FPとしてマネーなど、6媒体で執筆中。愛雑誌は『PRESIDENT』。現在一男児子育て中。
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