妊娠初期の悪阻時期の良質の食事法とは??
妊娠発覚と同時に訪れる人が多い「悪阻」。新しい命の誕生と喜ばしいとは裏腹に食事もとれず、苦しむ人がほとんど。悪阻は安定期に入ると落ち着いてくる方が多いですが、それまで食べ悪阻、吐き悪阻、どちらもつらいものです。
そこで今回はそんな食欲もままならない妊娠初期の悪阻時期に知ってほしい食事の良質な食べ方をご紹介いたします。これで悪阻も軽減できるかも?妊娠初期の皆さん、必見です。
妊娠したらNGな食材って?
妊娠したからといって絶対にNGな食べ物はアルコールのみ。ほかに心掛けてほしいことは、食品添加物・ジャンクフード・インスタント食品を避けて、塩分や糖質の摂取を抑えること。ですが、妊婦さんは食の好みもがらりと変わりがち。悪阻の間は「ばっかり食べ」になってしまう方も多いです。悪阻のひどい間はひとまず栄養にとらわれすぎなくてOK。一般的に悪阻が終わるのは妊娠15週ごろの短期間。ひとまず食べられるものを食べるようにし、栄養補給をしましょう。
飲み物に関しても糖分やカフェインには気を付けたいものですが、アルコール以外は量をきちんと守れば飲んでも問題なしなので、食事面であれもこれもNGと神経質になる必要はありません。
食べ過ぎNG、空腹NG!
悪阻中食べ過ぎは良くないことは知られていますが、実はお腹の減らしすぎもNG!過度の空腹は低血糖を招いたり、めまいなどの症状を引き起こすことが。それだけでなく、お腹の赤ちゃんに十分な栄養や酸素が行き渡らない空腹の時間ができてしまいます。無理は禁物ですが、可能であれば栄養バランスの取れた食事を一日の中でどう摂取するかが大切です。
質の良い食事は満腹感が長続きするうえ、次の食事の食べすぎも防いでくれる他に、代謝アップの効果も。また、妊娠中の食事は小分けが正解!一回の食事の量を減らし、一日3食だったところを5~6食に。これでお腹を減らしすぎず、食べ過ぎず、を実践しやすくなるのでおすすめです。
質の良い食事には2大栄養素!
それでは、その質の良い食事とは具体的にどのようなものを摂取したらよいのでしょうか。それはお腹の中の赤ちゃんとママに必須の2大栄養素、タンパク質・ビタミンです。数ある栄養素の中で重視したいのがこの2つ。
タンパク質は赤ちゃんの筋肉や内臓など、大切な組織を作るもとになるもの。肉や魚、大豆食品には質の良いタンパク質が多く含まれているのでしっかりと食べましょう。
また、ビタミンは赤ちゃんの皮膚や血管を作る働きを促すばかりでなく、妊娠中のママに不足しがちな鉄分の吸収を助ける作用もあります。緑黄色野菜や果物から、意識的に摂るようにしましょう。
また調理法でも、油やバターを使った料理は高カロリーになりがちなので、「煮る・ゆでる・蒸す」など工夫を。普段は 濃味の方も妊娠を機に薄味を心掛け、自然のうまみを楽しみましょう。
まとめ
個人差はありますが、悪阻には必ず終わりの時期がくるもの。食事に関しても神経質にならず、好きなものを食べる、小分けにして食べるなど工夫をし、自分のペースや食べ方のコツを掴み、悪阻時期を乗り切りましょう。