科学が解き明かす、妊娠・出産にまつわるさまざまなトリビア

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Waxy

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2013.04.14.Sun

人の一生でもっとも驚きに満ちた時期といえば、女性の妊娠・出産期ではないでしょうか?これだけ科学が発達した世の中でも、生命の不思議な働きには不可解なことがたくさんあります。科学ジャーナリストのイエナ・ピンコットさんが、妊娠出産にまつわる興味深いトリビアを披露していましたのでご紹介しましょう。

赤ちゃんの性別は妊婦の胸で判別できる?

妊娠が発覚したらつぎに気になるのが赤ちゃんの性別、これを簡単に判別するには妊婦の胸のサイズがよい目安となります。女の子のママは、胸のサイズが男の子のママより大きくなる傾向にあります。平均して女の子のママの妊娠中のバストサイズは8センチほど大きくなると言いますが、男の子のママだと6.3センチほど。男の子は男性ホルモンのテストステロンを生み出すのに母体からよりエネルギーを必要とするため、胸が大きくなる現象が抑えられると考えられるのです。

つわりは胎児にとって大切な防衛機能だった!

妊娠期にもっともつらいのがつわり。食べ物を見るだけで吐き気を催したり、実際に嘔吐したり大変です。好物が食べられなくなることもよくあり、苦しい思いをする妊婦さんも多いのですが、じつはこれも自然の大きな工夫といえます。
食べ物には、細菌やバクテリアなどさまざまなリスクがあります。免疫機能の正常な大人には問題がなくても、体の発達が未熟な胎児にとっては大きな危険となる可能性があるのです。胎児をその危険に晒さないために、母親の食べる量を制限するというのが自然のメカニズム、妊婦のおよそ75%が妊娠初期に吐き気などのつわりを経験すると言います。

早朝に出産の多い理由は?

自然分娩の場合、深夜から早朝4時にかけて陣痛が始まることが多いのはなぜでしょうか?原因のひとつには、陣痛を誘発するホルモン(エストリオールとオキシトシン)がこの時間帯にピークに達することが挙げられます。また進化心理学者によると、この時間帯がもっとも安全かつ邪魔されにくい時間なので、出産に集中しやすいからではないか、という説もあります。
はるか昔の狩猟採集時代、夜はだれも外出などしないので部族のみんなが出産を手伝えるメリットがあったのだと考えられています。そういった大昔のサイクルがまだ私たちの体内に残っているのはなんだかとても神秘的な気がします。

“赤ちゃん言葉”で話しかけるほうがいい?

やたらと高い声で、短い言葉を繰り返す・・・、ママが赤ちゃんに話しかけるいわゆる“赤ちゃん言葉”、普通の人には耐え難く感じるかもしれませんが、これは赤ちゃんが言語を習得するうえでとても大切なプロセスなのです。
高い声で赤ちゃんの耳にも届きやすく、なおかつ簡単な言葉を繰り返す(例“モグモグ”、“ワンワン”、“おてて”などなど)ことで、赤ちゃんが言葉を覚えるのを助ける役目があります。文化の違いにかかわらず、ママたちが赤ちゃんに話しかけるときは上記のような特徴があり、いわば“赤ちゃん言葉”で語りかけることは本能とも言えるのです。

参考記事:Old wives’ tales say the shape of the bump is the key, but the scientific truth is even more surprising: The REAL way to predict a baby’s sex

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Waxy

南半球オーストラリアから世の動きを眺めています。
ガーデニング好きで、イチゴ栽培が特にお気に入り。