大人の留学~トルコ イスタンブール編~ Yumiさん

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Googirl編集部

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2012.05.10.Thu

海外に住みたい!そんなあなたの背中を後押しします。世界中の羽ばたく日本人、そんな彼等の日常をのぞいてみませんか?
今回登場いただくのは2012年よりトルコのイスタンブールで生活を始めたYumiさん(26)。OL生活を辞めて新しい環境に飛び込み、語学学校で勉強中の彼女に今回はお話を伺いました。

イスタンブールに行く前は、日本で数年間働いていたそうですが、どういった業種のお仕事で、どの位の期間働いていたのでしょうか?

損害保険会社で、約3年程事故が起きた後のアフターケア(事故処理)をしていました。
何故その仕事をしてみたいと思ったのかについては今思うと非常に謎ですが・・・(笑)。恐らく母が昔保険会社で働いていたのでなんとなくやってみようと思ったのだと思いますが、もう3年以上前のことなので忘れてしまいました。

何故3年働いた会社を辞めようと思ったのでしょうか?何か大きなきっかけがあったのでしょうか?

約3年働いて退職した理由は、主に業務内容が自分に向いてないと思ったことがきっかけですが、その他の大きな理由は業務時間が長かった為に自分の時間が持てなかったという事です。元々フットワークは軽い方で、時間を作って外に出掛ける事が多かったのに、仕事を続けて行くうちに、平日は仕事後に出掛けたくても業務で疲れ切って帰宅して寝るだけの事が多くなり、休日も友人や家族と過ごしたいと思いつつも疲れがずっと残っていて思う様に動けないようになってしまったことですね。
あとは昔から海外に住んでみたかったので、20代の今が行き時かなと思い、退職しました。

お仕事を辞めてみてから心境の変化はありましたか?メリットとデメリットは何でしょう?

毎日が楽しいと思える様になりました。自分がやりたいことに全ての時間を注げるので、何をしても楽しめて、今は本当に凄く充実しています。また、在職中はストレスや疲労で体調を崩しがちだったのですが、今は体の調子もとても良くなりました。
デメリットは、まだ会社を辞めて日が浅いので特にありません。只、今の所苦労は全くしていませんが、恐らく帰国してから職探しで苦労すると思います。ただ、退職したことを後悔したことは一度もないです。前職での経験も含め、自分がどういう働き方をしていきたいのか今後検討していく予定です。

Yumiさんは、学生時代から色々な場所に海外旅行に行かれていたそうですが、一番思い出に残っている旅は?

学生時代はバックパッカーで主にアジア、ヨーロッパを旅行していました。1番の思い出は小学校の頃からの友達3人とフランス、スペイン、モロッコ、ポルトガルを21日間バックパック一つで旅行したことです。
当時一緒に旅をした友達がパリに住んでいたので、パリからスペイン、モロッコへバスとフェリーを使って旅をし、最後はポルトガルのリスボンから日本へ戻りました。当時は1ユーロが170円近いレートで、且つフライトチケットの燃油サーチャージだけで7万ほどかかっていたので、完全に貧乏旅行でした。3人それぞれ学んでいる言語が違ったので、フランス語、スペイン語、アラビア語を駆使して旅行しました。
マドリードからグラナダまでは携帯電話を持っていないのに、「何月何日の何時にここに集合しよう」と約束して現地集合したり、モロッコでは見知らぬおじさんに紹介されたサハラ砂漠ツアーに参加し、砂嵐が吹き込んでくるテントに一泊したり、早朝にリスボンに着いた為にロカ岬まで行くバスがなく、15kg位あるバックパックを背負いながらひたすら歩いたりしました。帰国後砂漠で猫に引っ掻かれた事が原因で猫ひっかき病になり、高熱で倒れた事も今思うと良い思い出ですが、学生だからこそ出来た無謀な旅行だったと思います。

バックパックとパッケージツアーの違い、それぞれの魅力は何でしょうか?

ツアーとの違いは、自分が好きな様に行動出来るので、現地の人と直接交流する機会があったり、美味しい食べ物に出会えたりする事だと思います。逆に全て自分で決めて、行動を起こさないといけないので、それなりに事前準備が必要。
なので、仕事等で忙しく、事前準備が出来ない時や、現地でまったりくつろぎたい時は現地発のツアーを使うようにしています。ただ、ツアーで連れて行って貰った旅行は記憶から抜け落ちやすいと個人的には思うので、個人旅行がお勧めです。

トルコには何故興味を持ったのでしょうか?

過去に2回トルコに来た事があり、混沌としたワイルドな雰囲気に魅かれて住んでみようと思いました。トルコ語を学ぼうと思ったのは、昔から語学を勉強する事が趣味だったからです。これまでに、英語、スペイン語を勉強してきましたが、何かまた新しい語学を習得したいと考えていた時に、トルコ語は日本語と語順が一緒だと知り、それなら学びやすいかなと思って選択しました。また、ヨーロッパに近く物価が安いので、イスタンブールを拠点に色々な国を周ってみたいと思い、イスタンブールを選びました。

実際にトルコ語を学び始めてからどうですか?

まだトルコ語の勉強を開始して2か月なので何が大変かも解らない状況ですが、発音は簡単だと思います。あと、語順が日本語と同じなので、単語と文法さえ勉強すれば、自然と喋れるようになると思います。これは、自分の期待も含めてですけど(笑)只、単語は日本語とも英語ともかけ離れているので、根気よく覚えていくしかないと思います。
私の場合、日本にいる時にまったくトルコ語を勉強して来なかったので、イスタンブールに来て観光地以外では英語が驚く程通じないということに衝撃を受けました。化粧品のパッケージも食品のパッケージもすべてトルコ語。残念ながら今の段階では何が書いてあるのかを全て理解することは困難なので、肌に触れる化粧品だけは輸入品を使っています。
学校の授業では幸いにも英語を使って教えてもらえるので理解は出来るのですが、先生は勿論トルコ人で英語のネイティブではないので、正確な言葉の意味が解らない事が多々あるのが難点です。そんな時はクラスメイトのアメリカ人に頼んで、言葉の定義を確認して貰っています。勿論自分で辞書を引いて確認もしますが。そんなこんなでまだまだ勉強が必要だと感じる毎日です。

自分流の“勉強するモチベーションを保つコツ”を教えて下さい

勉強だと思わないこと!自分が楽しいと思えることをトルコ語でやってみる!この二つに限ります。
例えばトルコ語の映画を観るだけで、楽しいだけでなく、言葉や文化や考え方も沢山学べますし、現地の人と積極的に話す事も大事だと思います。私の場合は旅行が好きなので、旅行時に使えそうな単語から優先的に覚えています。

トルコで受けたカルチャーショックは?

1)映画館で映画を見る時、トイレタイムがある。(10~15分くらい)
2)デモが頻繁にある。
3)観光地を歩いているとナンパされる確率が非常に高い。
4)女子同士で歩くときに腕を組んでくる。(男同士でもするみたいです。)これは同性愛というわけではなく、習慣だそうです。
5)なんにでもヨーグルトをかけて食べる。こっちでは1.5kg、2kgのヨーグルトが普通に売られています。

人々を惹き付けるトルコの魅力はどんなところだと思いますか?

カッパドキアやイスタンブールなどの見所が多い国でもありますが、人が素朴でなんとなく温かい気持ちになれる国です。電車に乗っていると、女性や年配の人に率先して席を譲る習慣や、こっちがトルコ語を話せないのに、興味津々で話しかけてくるおばちゃんおじちゃんがいたりして、人の優しさや繋がりをより感じられますね。

イスタンブールでお勧めの場所を教えて下さい

景色なら、夜のブルーモスクとアヤソフィア。ヨーロッパサイドとアジアサイドをつなぐ船から見る景色。プリンシズアイランド。オルタキョイですね。海辺はかもめが飛んでいてとても癒されます。なんとなく日本が恋しい時に一人でぷらっと行ってます。
買い物ならタクシム広場かシシリーかキョカテペにあるショッピングモールがお勧めです。

トルコでは今年はどんなファッションスタイルが流行しているのでしょうか?

宗教上の理由なのか、単純に動きやすいからなのかパンツルックの女子が大多数です。あとスニーカー率が高いです。服は日本人が好きなかわいい系ではなくセクシー系が主流ですね。
色について冬は黒いコートの人が多かったのですが、春になってからは黄色、青、緑等原色系の服がメインで売られています。ブランドついてはTop shop,Mango,Zara,H&M,Gap等々海外ブランドが沢山入ってきています。
トルコで人気のブランドはBershaka,Mudo city,Vakko,Koton,maviでしょうか。Bershaka以外はトルコのブランドだと思います。特にMudo citymavi jeansが個人的に好きです。どちらもセンスが良くて、品質もいいのでトルコに来る機会があれば是非チェックしてみてください。

トルコに行ってはまっている事は?

食べ物だとサバサンドとピスタチオアイス、あとはピスタチオチョコにもはまってます。サバサンドフライ揚げしたサバにレモンを絞って、お好みで塩をかけ、フランスパンに挟んで食べるものなのですが、意外なほどサバがパンと良く合いとても美味。トルコ料理は油が多く、食べると胃もたれすることが多いので、手軽に食べられるサバサンドを好んで食べています。ピスタチオアイスはMADOというチェーン店のお店のアイスが一番美味しいと個人的に思っています。日本だとピスタチオを使ったお菓子はあまり見かけないので想像し難いと思いますが、トルコのピスタチオチョコは本当に美味しいです!日本でもっと売ったらヒットすると思うのですが・・・。
アクティビティとしては、3週間程前から地元の人が行くダンス教室でベリーダンスを習い始めました。特に衣装はなく、Tシャツに短パンで皆踊っています。トルコ人だからさぞかし上手に踊れるのだろうと思いきや、全く踊れていない人がいたりするので心強いです(笑)

トルコならではのスキンケアアイテムやメイクアイテムでお勧めはありますか?

化粧品だとトルコのRosense社のローズウォーターにはまっています。300mlで約100円と激安なのですが、肌の汚れを落とし、毛穴を引き締める効果があるそうです。べとつかず、さっぱりしていて、ニキビができにくくなった気がします。あと、こっちへ来る前に何が原因かわからないのですが、足に突然ブツブツができ治らなくて困っていたのですが、ローズウォ―ターをお風呂上りにたっぷりつけていたら徐々に治ってきました。今一押しの優秀化粧水です。Rosense社はその他にもハンドクリームやしわ取りクリームも販売しているので、徐々に揃えていこうと思っています。
トルコでは化粧品やスキンケア用品は輸入品が多いようなので割愛しますが、ネイル用品だと、flomarというブランドのマニュキアがお勧めです。一本100円~150円くらいなのですが、発色も良く、持ちもいいのでまとめ買いしました。お土産におすすめです。

脱サラや転職をしたい人や、海外で暮らしてみたい人へのアドバイスをお願いします

私の場合は海外で働いている訳ではないので何のアドバイスにもならないと思いますが、「やらないで後悔するくらいならやってしまおう。」という気持ちで思い切って飛び込んでみると意外と道は開けると思います。
私の場合、背中を押してくれたのは「本」でした。ロバート・ハリス「エグザイルス」、「ワイルド・アット・ハート」、「人生100のリスト」、パウロ・コエーリョ「アルケミスト」を何かに迷っている時に読みます。そうすると、自分が何をしたいのか、どう生きて生きたいのか、答えが見えてくる気がします。

前向きに後悔しないようにとどんどん前進し続けるYumiさん。文化の違う地に居たら起きる様々な問題も、持ち前の明るさと笑顔で、楽観的にとらえ発想の転換をして上手く乗り切っている彼女の姿勢を見習いたいなと思うと同時に、自分のやりたい事に挑戦して勉強をする事はやはり何歳からでも遅くは無いし思い切りが肝心だと思わされました。もし今悩んでいるならば、彼女のように思い切って新たな世界に飛び込んでみてはいかがでしょうか?

ライター:*MiMi*
ロンドンで特殊メイクも出来るHair&Make-upアーティストとして雑誌から映画までとマルチに活動中。美容、アート、ファッション、旅行、そして日々感じる文化の違いまで幅広くお届けします。

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