「イケメンWeb男子カタログ」 Vol.7

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Googirl編集部

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2011.08.12.Fri

第7回目に登場してくれるのは、おしゃれな街、代官山で働くソーシャルアプリプロデューサー・三島圭介さん(26)。今ハマっていることは、野球選手のカードを集めることだそう。思いっきりWeb男子だが、オフでは普通の男子に切り替わる。そんな彼の横顔に迫ってみた。

昔はどんな人だったんですか?

(三島圭介さん 以下MK)「かなり人見知りでしたよ(笑)」


(池田園子 以下S)三島さんのキャラ的に、そうは見えないけど…(笑)。たとえば大学時代には何に熱中してました?

(MK)「大学1年の頃からインターンを始めました。そこから大学にあまり行かなくなって(笑)。同級生から『インターンって知ってる?してたら就活に有利だよ』という話を聞いたのが、始めたきっかけです。半年の間は電話営業をひたすらやってました。『派遣さん必要ではありませんか?』って、8時間で300件くらい。1時間で40件のペース。それがキツくて辞めようと思ったタイミングで、そこの社長から『そろそろ電話営業じゃなくて別の仕事やってみない?』と言われたんですよね。それがECサイト運営の仕事で、大学1年の終わりくらいから始めた。ちょっと自慢っぽいけど、家電部門で月間MVPをもらったこともあります」


(S)具体的に、そこでどんな仕事を?

(MK)「htmlからすべて作ってた。当時はDreamweaverとか使ってました。このインターン自体、3年生の頃まで続けてたんですが、3年目でECサイトの売上が特に良くなって、1ヶ月で6000万売り上げたこともありました。今よりも給料が良かったんですよね(笑)。歩合制だったから月60万とか。勝因はメルマガ。当時はメルマガの効果がすごくて。自分でも勉強しようと、売上ナンバー1の人のところへ、メルマガ術みたいなのを聞きに行ったりして知識を得ていました。メルマガ1配信で一気に4000万売り上げたことも覚えてます。商材単価が高かったからというのもありますけどね」


(S)その当時、貯めたお金の行方は?

(MK)「意外と貯金してたりするかも(笑)。いや、4年生のときバイトはせずに遊ぶことに決めてて、そこで色々と旅行に行ったりしたんです。アメリカの文化全般が好きで、ロスとかサンフランシスコを友達と2ヶ月くらい回ってました。基本的にジャンキーなので、食べ物とか風土とかも合うんです」


三島さんの周りの人って、どんな人が多い?

(MK)「んーと、ニートの友達が多い(笑)。そう、親のすねかじって生きてる系。親が社長をしているっていう人が結構いて、彼らと一緒にいたから、たとえば昔はカラオケにお金を使うことがなかったんです。社会に出てから『カラオケってお金かかるの?』ってびっくりしたみたいな(笑)。そういうヤツが5人くらいいて、2人は就職しましたね。
僕はWeb系だけど、彼らは全然そんな感じじゃなくて。会話も全然Web系じゃない。GREEとか使ってて、僕に勧めてくるんです。『オマエが会員登録してくれたら、俺に××ポイント入るんだよねー』とか言って(笑)。その一般的な感覚が勉強になることもあります。ゲームとかを作ってる側にいると、使っている側の感覚はなかなか掴めないし、ふれることがあまりないから。彼らのことはすこし心配だけど一緒にいて楽しい!
たまにフットサルとかやりますよ。このままずっと、あえて就職しない道を貫いてほしいかも」

(S)ニートでいてほしいと(笑)。というか意外に、Web系の友達ばかりといるわけじゃないんですね。


(MK)「Web系の人とばかりつるんでると、仕事モードが抜けないんです。結局は仕事とかWebの話になっちゃうわけで、一緒にいても大爆笑することはないから(笑)。だからあえてそうしてます。常に仕事モードだと、疲れ切っちゃいますよ? Web以外での息抜きは必要だと思ってます」


(S)友達多そうですね!

(MK)「そうでもないです。わりと地元系の友達が多いかなと。不動産、派遣会社、ショップ店員、美容師、前の会社もWeb系だったからWeb系というかたちに、バランス良くはいるかも(笑)」

前職はどんな感じの会社?

(MK)「Web系なんだけど、かなりお固い会社。やりたいことがなかなかできない感じ。すごいのは、ITなのにインターネットを自由にできないというところ(笑)。不思議ですよね。検閲されてるんです。そこに2年ちょいいました。あの当時はちょうど『若者はなぜ3年で辞めるのか?』という本がバカ売れしてた時期。でも『俺は辞めねえ』って思ってたけど、普通に辞めちゃいました(笑)。
兄貴も3年で辞めてて『根性ねえな』とかバカにしてたけど、俺もだ…って思いましたね」

今の会社ではどんな思いで働いてますか?

(MK)「今はベンチャーにいて、以前はいわゆる“ベンチャーのアツい感じ”が嫌いだったんです。妙に冷静だったというか、熱くなれなかったというか。本気になることがカッコ悪いと思ってました。特に前の会社の頃、新卒で入った当初は責任感がなくて。完全に部下体質だったんですよね。言われたことはやります。そして100%以上の結果を返します、みたいな」

(S)それがどう変わったんですか? 何を引き金に?

(MK)「んー。仕事をある程度任され始めると『やんなきゃ!』という気持ちになり始めました。ベンチャーっぽい熱い感じが出てきたというか。俺はあまり口に出したりしないタイプなんですけど、心の中ではすごい熱くなってたりします(笑)。黙って結果を出す男でいたいと思ってるので。『仕事してます』、『こんなに遅くまでがんばってます』と主張するのはカッコよくないなと」

ロールモデルとなる人はいる?

(MK)「同じ会社にいます。その人はたとえイライラしてても、人に当たることがないし、数字が悪くても部下に対して『何でこの数字なんだ!』とか詰めたりしない。というよりも『数字悪いね。どうしようか。どうやって上げていこうか?』と部下を巻き込んで考えていくことのできる人。そういう上の人になりたいです」

ポストを上げていくことに興味はありますか?

(MK)「めちゃくちゃあるというわけでもないです。ただ、30歳になるまでに色々なことを試してみたいと思ってて。たまたまマネージャ候補を募集してたから、手を上げてみたとかはあります」

(S)その関連で印象的だった話とかありますか?

(MK)「前に会社で合宿をしたんです。その合宿へ参加できる一般社員の数は限定されてて、プレゼン結果で選抜されることになってました。プレゼンのお題は『うちの会社を成長し続ける組織にするためには?』というので、俺は運良く選ばれて参加できたんです。
プレゼンに向けてやったことは『今実際にどんなことが問題になっているのか』を現場からリサーチすること。社員20人くらいにメールして、みんなが思っている問題点を匿名で書いてもらって、それを資料に入れただけ(笑)!名前を出さないわけだから皆かなり正直な意見を書いてくれます。そのおかげで、プレゼンではなるほどねーという声をもらえました」

三島さんだからできたこと。ググって出てくる内容などは求められていなくて、現場ベースで得られた情報こそ、上層部は欲しがっていることを物語るエピソードである。

働き方について思うことは?

(MK)「今会社で業務以外の活動として、色々なキャリアプランを作ってるんです。うちの会社に入社してからどういう道を歩むか、というのを作っていくことが目的。たとえば、結婚しても働いていたいという場合、キャリアアップはしたいけれど、がむしゃら過ぎるほどにはやらない場合とか。様々なタイプの道があってもいいなと思ってます」

(S)三島さんはどうなりたいですか?

(MK)「夢も野望も人よりは大きくないです。30歳までに色々なことを、一通りやってみたいと思ってるくらい。何らかの事業責任者とかにはなって、全体を見られるようにしていたいとは感じてます。何でもやってみたいんですよね今は。そうやって自分の価値を上げたいです。強みを作りたい」

(S)ちなみに今現時点での強みは何だと思いますか?

(MK)「強みあるかな…。強いていえば、みんなと仲良くしたいと思って、人とコミュニケーションを取ることでしょうか(笑)?
人が好き。最近この人と喋ってないな、と気付いたら喋りたくなってすぐ話しかけに行っちゃいます! 人を笑わせるのが好きなんです。楽しい人だと思われたくて。面白いとか楽しいって言われるのは、カッコいいって言われるよりも嬉しい。それに皆が笑顔になって、楽しく働けた方が良いと思ってるから、面白くできたらなーと」

昔からそんな思いを?

(MK)「うーん、あったかも知れません。中学のときサッカー部の部長をしてて、みんなをまとめないとって思ってました。そのまとめるところで挫折しましたが(笑)。頑張ってみたもののね。大体チームの和をちょっと乱すヤツがルーキーだったりするじゃないですか? そこからちょっと嫌われて、一時部活に行けなくなったりもしました。でもなんだかんだ頑張ってました(笑)」

恋愛ネタとかにも触れちゃっていいんでしょうか? 女子が怖いって前冗談っぽくおっしゃってましたが(笑)

(MK)「女子は怖いですよー。高校時代の話になるけど、当時ギャルにイジめられてました(笑)。
俺が通ってたのは女子が全体の8割くらいいる学校で。両手に花だと思って喜んでたら、まったくそうじゃなくてびっくり。授業中に携帯が鳴って、普通に出て会話してる女子がいるんです。それがすごくて、休み時間にその子の真似を廊下でしてたら、その当事者に見られてキレられました(笑)。その後から俺へのイジメが…(悲)」

(S)でもどうして三島さんだけターゲットに?

(MK)「俺が真似した張本人だったから、かな。掃除のとき机を後ろに下げますよね。そんなふうに朝登校したときに、俺の机だけいつも後ろに下げられてて、毎日それを前に持ってきてから1日が始まるって感じでした。上履きがなくなることも多々あって、いつしかスリッパ登校になりました。
『オマエの上履きが砂場から出てきたよ』って友達から報告されることもあったり。おかしかったのは、校長室で飼ってたウーパールーパーの中から俺の上履きが出てきたこと!
すごいですよねー。そんな激しい生活の中、男子はみんな味方をしてくれたんですよね。それは唯一の救い(笑)」

色々お話聞いてて、今不意に思ったんだけど、三島さんて浮気されるタイプじゃないですか?

(MK)「そーです、ね(苦笑)。浮気されることは多かったかな…。『浮気したんだけど』って告白されやすいんです何故か。逆に『アンタがアタシのことを見張ってないから、浮気したんだけど』って怒られたり。女性恐怖症ですよーもう(笑)。高校時代の1件があってから6年くらい、女の子が怖くなって男ばっかとつるんでました。その分絆は深いです」

(S)その後出会った彼女は、それまでの女子と何が違うから付き合うことにしたんですか?

(MK)「それまでは、趣味も性格も自分と似てる人と付き合ってました。だけど、その彼女は一緒にいても笑いのつぼが全然違うんです。『何でそこで笑うの?』とかすげー気になったりしました。行動が読めないのが逆に良いんですよね。全然自分と違うものを持ってても、価値観さえ近ければ付き合えると思います。その価値観っていうのは、年の取り方、生き方、家族についてとかを指してる」

(S)その人と一緒にいて、三島さん自身は影響を受けたり変わったりしました?

(MK)「影響は受けましたね。俺はネガティブな人間なんだけど、彼女はかなりポジティブで。勉強家だし、色んなところに俺を連れ出してくれました。興味のないところに連れて行かれることもあったけど、それが新鮮。提案型デートは嬉しいですよね。
あと彼女がすごいなと思ったのは、俺の好きなことも取り入れてくれるところ。スポーツ観戦が好きなんですけど、彼女は別にそうでもなくて。だけど、一緒に観戦に行くと質問してくれるんです。得意なことを答えるわけだから、それが嬉しくて。彼女も俺の趣味を好きになってくれるようになって、さらに楽しくなりますよね。常に勉強するところ、あと行動力はかなり影響されました」

Web男子やってて、死にたくなる瞬間ってあります?

(MK)「あります。結果が出てないとき。転んだことは過去に何度もありますよ。挫折しまくり。たとえば去年、新サービスを作ろうとして、リリース前日にやめることになりました。市場的にどうなの…ということで緊急に。
経理とか数値周りとかはしてたけど、ディレクション全般を任されるのは初めての経験。スケジュールも組めないし、デザインにも口を出せなかったです。
一緒に良いものをつくるためには、頑張って言わなくてはいけないこともあるんですが。俺のハンドリングがそもそも駄目過ぎたのが、あのときの思い出。今はスマートフォン周りのことをやってるんですが、ディレクション、プロデュース、営業…全部見てます。若いときに全部やる方が分かること・吸収できることが多くて。責任感も出る」

(S)挫折以外では何かありますか?

(MK)「んーと、コミュニケーションが上手く取れないとき。その相手は上も下もありますね。下の子(後輩)はかわいいですよ。素直で、何も知らない子の方がかわいいって思っちゃう(笑)。新卒のときに先輩に恵まれないパターンってありますよね。俺は後輩にそういう思いをさせたくなくて『三島さんで良かったなー』って思われたいから、それなりの思いで向き合ってます」

Webプロデューサーの生きる道って何だと思う? 私も本業はWebプロデューサなんです(笑)

(MK)「数字を学んでいくこと、人脈やネットワークを広げていくことは必須」

(S)独立願望はある?

(MK)「今は特にないですね。ただ周りには負けてられないな、と思います。でも変にライバル視するのではなく、淡々と自分の使命をコミットし続けていく。向こうから『三島さん指名!』って来てもらえるように」

ありがとうございました!
またその他、三島さん情報はココからチェックできます。

三島圭介
84年生まれ、ソーシャルアプリプロデューサー。

取材/文・写真 sonoko0511 取材協力/ 西郷山公園、eau cafe

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