「イケメンWeb男子カタログVol.49」 海野弘成さん

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Googirl編集部

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2012.06.12.Tue

–イケメンWeb男子とは
一分一秒を争うスピート感溢れるWeb業界で働く若手男子のこと。

今はどんなお仕事をしていますか?

海野さん(以下、U):プログラマー向けのWebサービス、アプリ開発をしています。僕は創業者兼社長兼プログラマーという立ち位置です。していることはプログラミング、サービス作り、全体の舵取りなど。

会社に込めた思いは?

(U):プログラマーをもっと幸せにしたいなと。そう思い始めたのは、弊社取締役の横井が「プログラミングの勉強をしたいけどできない。どうすれば良いのか」と言っていたことがきっかけ。
僕自身もプログラミングを始めた学生時代初期の頃、確かに勉強できる場所がないなと感じていたんです。その当時の僕みたいな、悩みを口にしていた横井みたいな困っている人は多いと思うんです。そういった人たちの手助けをしたい。今は皆各自で勉強していますが、互いに共有し合えば楽しく開発できるはずだと。海外にそういったサービスはあっても、日本にはないんです。横のつながりがないというか。

~インプットしてもアウトプットをする場がなかった~

Qiitaについて教えて下さい

(U):プログラマーのための技術情報共有サイトです。プログラマーって朝から晩までずっとプログラミングをし続けているので、学びはたくさんあるものの、アウトプットする場所がないんですよね。技術知識の記録・共有・活用の3点から、その場所を用意してあげたいと考えています。利用者はWeb系のプログラマー、スタートアップ企業、プログラミングを勉強している大学生が多いです。

昨年7月にリリースされたときは、Q&Aサービスでしたよね?

(U):そうですね。ただニーズを考えた上で、2ヶ月後に方向転換をしました。実はプログラミングについて質問するのは難しいんですよね。ただ、教えたがる人はとても多いんです。それでも知識をどこまで伝えて良いかは分からないという人も、同じくらい多いです。教えたい人が多いなら、質問の場ではなく、知識を共有する場にしたほうが良いと思いました。知識を記録しておくことで、自分のメモ代わりになったりとか、同じ悩みで困っている人のためにもなります。自分がどういうことしてるのか、他の人にも見てもらいやすくなります。

Kobitoについて教えて下さい

(U):Qiitaをリリースした半年後にサービスを開始しました。簡単に言うとメモを取るツールです。以前からプログラマーたちにヒヤリングをしていたところ、メモを取るときに良いツールがないなと話す人が多かったんです。
作った後はプログラマーの方からも、まさにこういうのが欲しかったと言われました。ポイントはキーボードだけで操作できること、言語ごとに色付けしてくれて見やすいこと。プログラマー以外の方にも使っていただけます。Evernoteよりもオススメ(笑)。

1日の仕事スケジュールの例を教えて下さい

(U):うちはかなりゆるい感じです(笑)。朝はチャットなどで軽くやり取りをして、11時までに出社してMtgをします。その後はランチをしてから始動して、夜は終電くらいまで会社にいます。結構自由にしているんです。個人でそれぞれ生産性を最大にすることが大事。

前職(バイト)ははてなですよね。どんなお仕事をしていましたか?

(U):ソフトエンジニアとして2年ほどバイトをしていました。担当していたのは、WebサービスやiPhoneアプリの開発などです。僕は大学に入ってからプログラミングを始めたのですが、講義で学んでいるうちに面白いなと思ってアルバイトなども始めました。
うちにPCが届いたのは僕が中学生くらいの頃。でも当時はあまり触っていなくて、ネットが面白いなと感じられてきたのは、実は大学生くらいの頃からなんです。

いつ起業したいと思いましたか?

(U):特に積極的に起業したいなと思ったわけではないんです。中学生くらいのときに、ロバート・キヨサキの『金持ち父さん貧乏父さん』を読んで「大人になる=サラリーマンになるだけではない」と認識した経験は覚えています。ただ大学に入ってからは、おそらく今後は普通にプログラマーとして働くんだろう、とぼんやりとは思っていましたが、今のメンバーに誘われたことがきっかけです。

1年後はどうなっている予定ですか?

(U):僕ら3人の根底に変わらずあり続けるのは、プログラマーの仕事を幸せにすること。「このサービスがない生活は考えられない」という状態にしたい。今はプログラマーが僕1人しかいないので、人を増員してさらにサービスの改善を進めていきたいです。

~プログラミングが好きすぎて仕事をストップできない(笑)~

会社を作ってから変化したことを教えて下さい

(U):サービスを作る前、オンの日は主にプログラミングの研究をしていました。
Qiitaのサービスを作り始めてから考えるようになったのは、開発だけではなく、どんなサービスを作るかということ。何を作るかを決めるのが一番難しいなと。プログラマーとして、そういうことも考えないといけないなと気付きました。オフの日は以前より減りました。一応土日はオフにしているのですが、何かしら仕事をしてしまいます(笑)。

仕事をする上で、心がけていることは?

(U):何をやるにしても必ず、なぜそれをやるのかをあいまいにせず、理由付けをしようと決めています。何となくでやってしまうと、それが良かったのか悪かったのか、どうしても分からなくなるので。理由付けとゴール設定は必須。
あとは仕事をしすぎないこと(笑)。僕にとって仕事(プログラミング)は人生でもあり趣味でもある。働き続けようと思ったら、永遠に働き続けてしまうくらい。

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どんな人と働きたいですか?

(U):何をやるか自分で考えて実行する人です。受け身な人は議論ができないのでちょっと……。自分の考えを持っていて、こういうことをやっていこうという想いがあって、実際に動ける人。

自信を持って扱える道具は?

(U):うーん、エディタですね。一番触れている時間が長いので(笑)。

どんな女性を本命に選びますか?

(U):なかなか難しいですが、仕事を理解してくれる人です。自分の意志を持っている、しっかりした女性がステキですよね。

最近観た映画、読んだ本は?

(U):『マネーボール』という野球の映画です。野球チームはかつては直感に頼って作られていたんです。ただ主人公はどうしても数字で見ようとするんですよね。サービスをしてると直感も使いますし、データも見ますし……ということで、自分に重ねながら見ていました。
本は『ひきこもれ―ひとりの時間をもつということ』です。今はソーシャルメディアを通じて、人と簡単に会いやすい時代。ただ、ひとりの時間は必ず持たないと成長できないということを、改めて考えさせられた一冊でした。

好きなことを仕事にしたい人へアドバイスをお願いします

(U):ありきたりな意見かも知れませんが、好きだからこそやり遂げようという気持ちを持って、とことんやるしかないです。これは知っておいてほしいのですが、好きなことを仕事にしていても、決して楽しいことだけではないです。大変なことやツラいこともあります。そういった事実を受け止めた上で、突き詰めていっていけるのが本気になれる人なのかと。

海野弘成さん
88年生まれ、兵庫県出身。Increments Inc.代表取締役社長

取材/文・写真 池田園子 取材協力/Open Network Lab

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