「イケメンWeb男子カタログVol.47」 モリジュンヤさん

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Googirl編集部

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2012.05.28.Mon

–イケメンWeb男子とは
一分一秒を争うスピート感溢れるWeb業界で働く若手男子のこと。

今はどんなお仕事をしていますか?

モリさん(以下、M)「Webメディアの編集・運営や、ライターとして記事を書く仕事をしていますgreenz.jpStartup Dating、他にも2媒体くらいと関わっています。
メディア作りの相談にのったり、実際に自分もメディアづくりに関わったり。媒体のコンセプトと自分の中の軸や考え方が一致しているかどうかが、関わるかどうかの判断基準ですね。
記事を書くときは、自分が届けたいと思うメッセージをいつも大事にするようにしています。取材記事以外にも、webに掲載するコンテンツや、コピーライティングに近いことなどもやっています。メディアのコンテンツを企画することもあります。」

前職ではどんなお仕事をしていましたか?

(M)「大学を卒業して半年くらい経った頃から、前職となるgreenz.jpでアルバイトをしていました。このときに、今の基礎となっているメディア運営や編集の経験を積ませてもらいました。元々、大学4年の頃に「伝える」仕事に興味を持ちはじめたのが今のような仕事をするきっかけだったように思います。
伝える仕事の中で、自分が取り組んでいる姿が最もイメージしやすいのは“書くこと”でした。そのため、まずコピーライティングを学びはじめたのですが、グラフィックのデザインや、映像などにも興味がありました。それらを全部活かしながら人にメッセージを伝えていく、編集という仕事やメディアという仕事への関心が高まっていったんです。
たまたま縁があり、ライターの仕事をさせてもらえるようになりました。記事を書くことに関して、素人同然だった自分が気をつけたこと。それは、どうすれば相手に分かりやすく情報を伝えられるか。相手のことを考え、相手の立場に立って情報を伝えられるか、といったことでした。これは今でも心がけていることのひとつです。」

あえて「一般的な就職」の道を選ばなかった理由は?

(M)「大学3年のときに就職活動をしていたんですが、どの会社に対しても”自分を作っている”ような感覚を覚えてしまって、しっくりこなかったんです(笑)。人生のうち働くことに費やす時間は長い。せっかくなら仕事を楽しみたいなという気持ちはありました。
ただ、こんな仕事がやりたいというのはわかりませんでした。それでもとりあえず就職するのが普通だとはわかってはいましたが、とりあえず、という思考で就職先を選ぶことができませんでした。

「ここで働きたい」という場所が見つかったらそのタイミングで就職すればいいかなくらいの気持ちで、一旦就活もストップさせ、自分がやりたいことを全部経験してみようと思うようになりました。今自分が気になっていることを、すべて試してみたら合うか合わないかも少しは分かるし、自分が本当にどれをやりたいか分かるようになるだろうと考えていました。
色んな人との出会いを通して、自分がどう働いていきたいか、どう生きていきたいかがぼんやりと見えてきたのが卒業間近。それで、そのまま内定は特にないまま卒業しました。そこから一度、完全にフリーランスというよりは、フリーター生活を始めました。当時は個人でどうやって仕事を取ればいいのかが分からず、苦労してましたね。このときは、生活にかかる固定費を下げることができれば、まず生きてはいけると思って生活していました。個人で請けた仕事やバイトなど組み合わせて、お金が入ってくる先をいくつか持っておけばひとまず生活費は稼ぐことができるし、なんとかなるなんて考えてましたね。」

1日の仕事スケジュールの例を教えて下さい

平日

7:00 起床、メールチェック
午前 co-baで作業
アポとアポの合間に作業
夜 イベントに顔を出す
〆切の前日は朝まで原稿を書くことも
(M)「朝起きてやるほうが効率が良いんですけど(苦笑)」

土日

(M)「なんだかんだ仕事してることが多いですね(笑)。平日よりアポが入りにくいから作業に集中しやすいんです。意識的に何もしない日を設けないといけないなと思って、そういった日もあります。ほんとたまになんですけど。
あまりプライベートと仕事とは分けられない仕事だと思っていて。休んでいるつもりのときでも、これ記事にしたらおもしろそうとかいつのまにか考えてしまってたりだとか。プライベートと仕事を切り離すというやり方は、僕には無理だなと思っています。
気にしているのは集中力のオンオフ。今は、身体が疲れているから休むとか、そういう切り替えは意識しています」

フリーランスになりたいと思うようになったのはいつ、何をきっかけに?

(M)「色々な要因が重なり、フリーになりました。どこでも働いていける人でありたいとはずっと思っていて。前職でも働きながらNPOを手伝ったり、個人での仕事をしていたりしたときも、その意識を持っていました。
前職を辞め独立しようと思った理由のひとつに、もうすこしお金を稼ぐということを意識しても良いのではないか、と考えるようになったことがあります。卒業してすぐはミニマムな生活を一時期していましたが、もう少し自由にお金を使えるようにしたいとも感じていたんですよね。他の仕事の経験を積みたいとも思いましたし、自分がどれくらいできるのかを試してみたい気持ちもありました。過酷な環境に身を置きたいなと。フリーという立場でメディアをやりたいと思い、いろんな活動をその活動に合った媒体で紹介したいと思ったことも理由のひとつですね。」

フリーランスになって変化したことを教えて下さい

(M)「良かったのは、柔軟に働けるようになったこと。仕事に関する意識、自己管理の面が強くなりました。よく言われることですが、フリーランスは仕事でコケたら完全に自分のせい。昨年の6月頃からフリーになったのですが、安定してきたなと思えるようになったのは、今年に入ってからくらいですね。フリーになってすぐの頃は、自分が売っていくスキルが曖昧でした。
最初から仕事がたくさん入ってきたわけではなく、大変な思いもあったりしました(笑)。個人で働くことの良さと、組織で働くことの良さをバランスよく考えられるようになったと思います。働き方に関する視点はフラットになりました」

記事のネタはどう探していますか?

(M)「海外メディアを見ることが多いです。人から直接連絡をもらったり、紹介してもらって、取材して記事を書いたりもします。」

「書くこと」を通して誰に何を伝えたい?

(M)「伝えたいことは、分類すると3つあります。
1つに未来にはもっと可能性があるということ。
2つに希望もあるけれど、環境問題や社会問題など取り組むべきこともたくさんあるということ。
3つに、もっと考えようよという呼びかけ。
「もてはやされているもの=すごいもの」というような一面的な見方ではなく、何がどうすごいのか、それによって起こる変化って何なのか、本質的にはどうなのかなど考えてほしい。伝えたい相手に制限をかけるつもりはないのですが、今のところ近い世代の人向けになっているように思います。」

仕事をする上で、心がけていることは?

(M)「徐々に強く考えるようになっているのは、プロの仕事ってなんだろう?ということ。自分がやりたくないことだからやらないのも、それはそれで良いかも知れないけれど、それはプロだと言えるんだろうか、なんて考えています。一緒に働く相手をリスペクトする気持ちだけは忘れたくないですね。想いを共有できる人と一緒に仕事をしたいです。試行錯誤しつつ、自分なりのスタイルを今後も作っていけると良いなと思っています。」

今興味のあるWebサービス、またWebサービス以外のものは?

quirky
spot.us
(M)「quirkyはプロダクトのアイデアを投稿するとユーザが投票して優秀なアイデアが選ばれ、選ばれたアイデアは、サービスが持つコミュニティでブラッシュアップされていくというサービスです。ブラッシュアップを終えると生産段階へ進みます。生産されたものは、サイトから購入が可能です。
Webサービス以外のものだと、たとえば3Dプリンターなど、デジタルファブリケーションの流れが気になっています。その理由は、テクノロジーが発展するとそれに伴い可能なことが増えていきます。これまで身近ではなかった人にとって、何かを作ってみるという行為が身近なものになっていく可能性があります。自分で何かを作ろうとしてみることで、それが何でできていて、どうやって作られてきたのかを知るきっかけにもつながるのではないかと思っています。自分の目の前にあるモノが、どんな仕組みの中で何を使用して作られたのか。そんなふうに考えることを日常に組み込んでいくことができたら、例えばエネルギーのことだったり、フェアトレードだったり、オーガニックなんてことが、今よりもっと身近になっていくかもしれないなんて思っています。
ちょっと遠回りかもしれないですが、好奇心から人に興味を持ってもらえるようにしていくことも、いろいろな問題にとって大事なことだとも思います。

他には「これからのメディア」も気になっていますね。特にデジタルのメディアですが、たとえばアメリカの市民メディア・プロバブリカ。そこで取材した記事がピューリッツアー賞を取ったりとかスゴいことですよね。テクノロジーとメディアをどう融合していくか、どうなるとメディアは、人々に知りたいと思ってもらうことができて、読みやすいものになるかなんてことが気になります。気にしてもらいやすくするためのデザイン、わかりやすく伝えるための映像や、インフォグラフィックなど情報デザインなども気になります。あとはマッサージやヨガなんかも気になってますね(笑)。自分の身体がどうできているかとか、」

自信を持って扱える道具は何ですか?

「iPhoneです(笑)2年半くらい使っているので、自分なりには使いこなしてる気になってますが、本当に使いこなしてる他のiPhoneユーザの方には叱られちゃいそうですね」

よくチェックするWebサイトは?

GOOD
Co.design
PSFK
Colors Magazine
Our World 2.0

どんな女性を本命に選びますか?

(M)「価値観や興味関心が近い人。普通だったら重ならないような興味範囲が重なっていると嬉しいですね。この話題とこの話題の両方を共有できる人はあまりいない、というところが重なったら惹かれてしまいます。また一緒にいて自分が成長できる、したいと思える人が良いですね。どれだけ年月が経っても、「ありがとう」の気持ちとそれを伝えることを忘れないようにしたいなと思っています。これはやってもらえてあたりまえというようにはしたくないんです。してもらったことには「ありがとう」を伝えていきたい。」

最近観た映画、読んだ本は?

映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』
本『東京カフェを旅する』

好きなことを仕事にしたい人へアドバイスをお願いします

(M)「自分の気持ちに嘘はつかないこと。『本当はこういうことがしたいけど、でもな……』と理由を付けてしないのはあまりよくないなと僕は思っています。やりたいと感じた気持ちを大事にして、どうやったらそれを実現できるのかを考えることにエネルギーを使う方が良いと思います。僕の好きな考え方に『正解の選択肢はない。選んだ後で正解にしていく』というものがあります。大きな企業に務めるとか、ベンチャーで働くとか、企業するとか、独立してフリーで活動するとか、隠遁生活をするとか。選択肢はいくらでもありますが、どれが正解というものではないんだと思います。自分のやりたい気持ちを素直になって、その実現にエネルギーを使い、選択したあとはその道が正解だったと思えるようにしていく。そうやって生きていったら好きなことが仕事になっていくんじゃないかなと」

モリジュンヤさん
87年生まれ、岐阜県出身。編集者、ライター、プランナー。

取材/文・写真 池田園子 取材協力/PUBLIC HOUSE

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