「イケメンWeb男子カタログVol.40」 森健志郎さん

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Googirl編集部

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2012.04.06.Fri

–イケメンWeb男子とは
一分一秒を争うスピート感溢れるWeb業界で働く若手男子のこと。

第40回目のゲストは森健志郎さん。昨年25歳の若さで「株式会社スクー」を設立。WEBに誕生した学校の新しいカタチ「schoo WEB-campus」を運営しています。「1つのことを皆で考える」をコンセプトに開かれる授業は、毎回様々な著名人をゲストに迎え、活発な意見交換が行われています。
今話題のスタートアップで、日々走り続けているイケメンWeb男子とお話してきました。

今はどんなお仕事をしていますか?

森さん(以下、M)「スクーという会社で、企画、ディレクション、広報などを担当しています。主軸となる「schoo WEB-campus」は、様々なジャンルのプロフェッショナルを「先生」としてお招きし、生放送で授業を配信するサービスです。そのためには、企画から放送、授業ページの設計から、システム構築まで、あらゆる領域を行わなければなりません。でも、実は社員は僕1人なんです。他は僕の周りにいるメンバー、12人の協力で運営されています。
設立の際には、やりたいことは決まっていましたが、少ない資本金で始めた会社です。アイデアはあっても資金が無い。そんな状況ですが、アイデアをかたちにするための協力者を募るために、ソーシャルメディアでインターン生の募集を行いました。100人あまりの応募をいただき、そのうち7人を採用しました。会社の中核を担うのは、社会人のメンバーを入れた5名ほどですが、たくさんのメンバーを巻き込んでschoo WEB-campusを運営していく。私の仕事は、そのように人を巻き込んでいくことだと思っています。」

会社に込めた想いは?

(M)「schooは、schoolの『L』がありません。つまり、schooのサービス上は、卒業することはありません、というのが、会社名に込めた想いです。ロゴに『文』という文字を使ったのは、ずっと学び続けて欲しいからです。

1日の仕事スケジュールの例を教えて下さい

午前 ぼーっとする、思い付いたアイデアをスケッチブックに書く、恵比寿を散歩してアイデア探し
午後 打ち合わせ、企画書作り
21-2時 チャット、スカイプ、メールなどをまとめて対応、打ち合わせも
(休日も関係ありません)

前職はリクルートですよね。どんなお仕事をしていましたか?

(M)「住宅情報を取り扱う、SUUMOを担当しており、ディレクション全般を行なっていました。具体的には地域プロモーションで、マンションができる地区のプロモーションなどを、Web、紙媒体などクロスメディアで行って来ました。ディレクターは天職だと思っています。これをこうやったらおもしろいな、やってみたいなと思ったら、即実現したいタイプなんです。何でもやるのが好きなのかもしれません。今の仕事とリクルート時代の仕事とは、アプローチする対象が違うだけで、仕事内容は同じです」

いつ起業したいと思いましたか?

(M)「学生の頃から起業志向はあったと思います。起業したほうが、私の場合は自由度が高いと思っているからです。」

schoo(スクー)の授業は生放送だけで、アーカイブがないのはどうしてですか?

(M)「一日に10回以上聞かれる質問ですね(笑)。これは、スクーの事業全般に言えることですが、「コンテンツ」を作るのではなく、「コンテクスト」を作りたいと考えているんです。「学びの瞬間」を生みたい。つまり、学びという堅苦しいと思われている領域において、皆がわっと盛り上がる“瞬間”を作りたいんです。先生が30分“一本勝負”で練りあげてきた授業を、アーカイブしてしまうと、盛り上がりが分散されてしまいます。リアルタイムなコミュニケーションの発生を目指しています」

schooの授業に登壇してもらう講師の方は、どうやって決めているのですか?

(M)「軸は3つあります。
1、ビジネスの場で日々闘っているクリエーター
2、クリエイティビティとビジネスを接続しようとするビジネスパーソン
3、僕が良いなと思った人
現在は、ビジネスクリエイティブ学部を開講しているので、「新しいビジネスのカタチ」を作っていきたい。
今は企画を作ってから、それにふさわしい人を選んでいます。先生から選ぶというよりも、企画先行かもしれません。「こういう授業があったら良いな」というところから、先生になっていただくプロフェッショナルを人選していく。授業に参加していただいた方には、先生の話をベースにして自分の仕事にどう活かすかということを考えて欲しいですね。」

schooは1年後にどうなっている予定ですか?

(M)「ちょうど“学びのプラットホーム化”にむけて準備をしているところです。ユーザー自身が、誰でも講義を開講できるようにしたい。僕たちが運営する授業に並んで、普通の人が授業を持てるようなサービスにしていきます。また、先生の人選も、これから世の中に面白いことを仕掛けようとしている方々に出ていただけるようなサービスにしていきたいですね。
schoo WEB-campusに、そんなゼミナールが並んだら、学校に行かなくても良くなる時代がくるかも知れない。会員数は3ヶ月で17000人。まだまだサービスの良し悪しを計れる数字ではありません。当然、ビジネスなので収益化は考えていますが、生放送の授業を有料にするつもりはありません。いまschoo WEB-campusがあるのは、私が、サイトも何もない、企画書だけの状態のときに登壇をお願いして、僕の熱意を汲み取ってくれて応援してくれた方ばかりです。いまのメンバーも同様です。そんな、周りの人の愛にあふれてできているサービスだと思います。皆にschoo WEB-campusに関わっていて良かった、と思っていただけるサービスに育てていきたいですね。」

会社を作って社長になってから変化したことを教えて下さい

(M)「むしろ、何も変わらないように気を付けました。社長になってもリクルートで働いていたときと同じで、楽しく仕事をするというスタンスは変わりません。違うフィールドで仕事をするために会社を辞めただけ。ソーシャルメディアも注意して使わないといけないかなと思うこともありますが、できるだけありのままでいたいですね。普通に『AKBカワイイ』とつぶやくこともあります。」

仕事をする上で、心がけていることは?

(M)「相手目線を忘れないことです。インターンにもこれは言っています。相手に何かを依頼するとき、そのメールで本当に伝わるのかと熟考することです。自戒の意味も込めて、ですが相手目線というのは本質的なことだと思っています。」

よくチェックするWebサイトは?

Yahoo!リアルタイム
Facebook
Twitter

どんな人と働きたいですか?

(M)「何でも楽しいと思える人。ワクワクすることが好きで『おもしろそうですね。やってみたい』ということを実現させるために考えて動ける人。それにプラスして収益化のことも考えられる人ですね。リリースする前は、お給料も払えない状態なのにみんな頑張ってくれました。今は、利害関係ではなくて『これおもしろそう!』と感性で思ってくれる人と働きたいです」

どんな女性を本命に選びますか?

(M)「本命ですか……(笑)。お酒で潰れるような子は本命にしません。お酒というツールが入ると、どんな人も信用ならないな、と男って絶対浮気されたくない生き物だと思ってます(女の人もですけど)。だから、気になる女性の、飲み会の様子は見てますよね。もっと言うと、『合コンに来る子とかないな』とも思います(笑)。本命になる人って、一緒に仕事したいと思う人でもあるんですよね。シンプルにいうと、『それおもしろいね!』と言いあえるような人かもしれません」

最近観た映画、読んだ本は?

デザインセンスを身につける

好きなことを仕事にしたい人へアドバイスを

(M)「どんな仕事であっても共通する部分として、準備が整ってからでないといけないということはありません。『××じゃないといけない』というのに引っ張られちゃうとダメです。やりたいことはやってみるべきです。起業推奨派というわけではないですが、フリーランスになることだって、転職だって、思い立ったときが吉日。勢いにあわせて進んじゃいましょう。やるって決めてからゴールを設定して、攻めていけば良いのではないでしょうか。最初の一歩を踏み出すか踏み出さないか、それだけです。」

森健志郎さん
86年生まれ、大阪出身。株式会社スクー代表取締役社長。

取材/文・写真 池田園子 取材協力/WIRED CAFE

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