「イケメンWeb男子カタログVol.39」 岡徳之さん

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Googirl編集部

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2012.03.30.Fri

–イケメンWeb男子とは
一分一秒を争うスピート感溢れるWeb業界で働く若手男子のこと。

第39回目のゲストは岡徳之さん。昨年8月に25歳の若さで「tadashiku,Inc.」を設立。デジタルを通じて行うコミュニケーション戦略立案、コンテンツ企画・開発などを手がけています。その傍ら、J-CAST、マイナビニュース、ダイヤモンド・オンライン、ITmedia ねとらぼなど、大手Webメディアでライターとしての活動も行うパワフルな26歳です。
そんな多忙を極めるイケメンWeb男子が、とある企画でクルマで旅することとなったそうで、途中まで同行してドライブデートしてきました(嘘ですごめんなさい)。

今はどんなお仕事をしていますか?

岡徳之さん(以下、O)「デジタルを通じて行うコミュニケーション戦略立案、コンテンツ企画・開発、クリエイティブ制作、PRサービスなどを提供する会社を経営しています。
最近はFacebookモバイルのブラウザで動くアプリを開発しています。これまでは、スマートフォンのブラウザ上で動くWebアプリをつくるとき、HTML5とjavascriptで書くのが主流でした。ただその場合に開発コストが結構かかるんです。フラッシュからその2つに移行してきたという経緯があります。そのコストを下げるためのコードを圧縮したライブラリを作りました。大変でしたね(遠い目)。
そもそもこの仕事をすることになったきっかけは、昨年夏にスマホのブラウザで遊ぶゲームの依頼が来たこと。HTML5で作ってほしいというオーダーでした。作りますとは言ったものの、これがあり得ないほど大変で。ノウハウもなく、ネットに情報もあまりなく、自分たち(相方・伸悟さんと)でゼロから組んでいきました。
次にこれと同じような案件来たら死ぬなぁと思いながら(笑)。ただHTML5で作ると相当な話題性を持つだろうと思って、死ぬ気で頑張りました。今後ニーズは高まりますし、他のエンジニアの人も必要だろうと感じて、作ったライブラリを無償で提供することにしました。開発者の中ではこれから主流になってくると思います。会社を立ち上げる直前の頃の話ですね」

ライターとしても活躍されていますよね?

(O)「今はJ-CAST、マイナビニュースのクリエイティブチャンネル、ダイヤモンド・オンライン、ITmedia ねとらぼなどに記事を書いています。最初はマイナビから始まっていて、クリエイティブチャンネル内に、クリエイターやデザイン系のイベント、セミナーなどの取材記事を書いていました。それからJ-CASTの会社ウォッチというコーナーにある『ウェブサイト拝見』へ、新しいwebテクノロジーを使ったサイトをマーケティング的な視点で紹介する記事を書くように。ダイヤモンド・オンラインは、プレスラボという編集プロダクションの方と知り合ったことがきっかけで始まりました。News & Analyticsという時事の分析記事を担当しています。ITmedia ねとらぼは、元々知り合いだった編集の方にFacebookで『書きましょうよ』とお声がけいただきました」

1日の仕事スケジュールの例を教えて下さい

8:00 起床
8:30 2度寝起床
8:40 シャワー
8:55 着席
9:00 出社・始業
(9:15 相方・伸悟さん出社。社長より遅い)
9:30 戦略会議(月曜日のみで1時間程度。会社のキャッシュフローを確認し、営業の進捗状況、納品状況を確認する目的。直近1年くらいのマイルストーンに向けた動きが、きちんとできているかなどを話す)
10:30 ライター業務(マイナビへのネタ出しや執筆など)
12:00 ランチ
13:00 マイナビの返信を受けて、1記事30分目安で2~3記事をアップ。
15:00 会社用の提案資料の作成、媒体の人とのやり取り、PRの仕事など
17:00 Webデザイン、新サービスのUIデザイン、ワイヤー作成など開発よりの仕事
19:00 記事執筆など
20:00 外で夜ごはん(相方・伸悟さんとブレストすることが多い。下北にテンションが上がるごはん屋さんがあるそう。焼肉屋はなぜかアイデアがわくからオススメなのだとか)
22:00 オフィスに戻って再び仕事、ネタ探し、Facebookをチラ見するなど

会社を作って社長になってから変化したことを教えて下さい

(O)「すべての裁量が自分に移ったことです。働くのも自由だし、働かないのも自由。何を仕事にするかも自由。もちろん働かないとお金は入らないわけですが。会社と違って勤務時間に何かしら仕事をしたからといって、ものが売れないと働いたことにならないということも言えると思います。起業した当初は大きく絵を描いてしまうものですが、実際にヒットして残っているサービスは少ない。厳しいくらいに削ぎ落とされていくものなんです。そんな中で、自分がやりたいことと自分がしていることが一致していて、しかも世の中に残っていて、という状況は望ましいですよね。
自分の時間をせっかく使うのなら、おもしろいことをやりたいです。それをいかにお金に変えていくか、を考えることもしっかりやりたい」

仕事をする上で、心がけていることは?

(O)「今やっている仕事が、自分が作りたい将来イメージに直結しているのかということを、常に考えるようにしています。単価が高いからなどといった、目先の要因に引っ張られていないか、ブレそうになっていないかなど自問自答しています。
体力的にお金や人材や技術をなかなか持てない中小企業の人たちを、PRやマーケ、IT技術やソフトウェアを使って助けていくことが、僕のビジョンなんです。
クライアントの多くはプロダクト系、もの作り系、ワークショップやコミュニティを運営している人たち。
前職では大手企業のPRを担当していました。社外の方と会うと、広告とは違ってお金をかけないという点で、PRという仕事自体が珍しがられていましたね。当時若くて経験がない僕でも、必要としてくれる市場と人がいることを感じていました。僕個人を必要としてくれるなら、さらにやりがいがありますよね。それを実現するために会社を作ったという背景があります」

岡さんは企画系男子というイメージもありますが、面白い企画を作るのに必要なことって何でしょうか?

(O)「最新のWeb技術を常にアップデートして活かすことでしょうか。これが事業アイデアの源泉となります。PRの仕事をしていたときは、感性が豊かであったり、人の気持ちが分かったり、生活者やトレンドをより知ったりすることが大事かなと思っていましたが、最近考えが変わりました。これほどWebの技術のスピードが速くなると、最新のテクノロジーを知っている方が新しいアイデアを出せるんです。感性から生まれた視点のものは、既に大体実現されていると言っても良いかもしれません。今は普段の生活の想像力をテクノロジーがとっくに追い抜いているんです。その状況を考えると、Facebookが次に何を仕掛けてくるのか、ブラウザはどう進化していくのか、スマホにはどういう機能ができてくるのかなど、そういう最先端のことを知っておく方が新しい案を出しやすいんです。『え、そんなことできたの?』という驚きを生み出せるのはテクノロジーです」

ライターの仕事もそのインプットとつながってますか?

(O)「かなりつながってます。マイナビではそういった最新技術を中心に紹介しています。J-CASTではこれまでにないユニークなサイトを紹介しています。ライターの仕事は原稿料をいただきながら、インプットをさせてもらっていると思っています。1日2~3時間程度です。インプットが目的になると長続きしませんが、インプットの先にあるものが見えたら、苦労せず楽しみながら続けられます」

3年後はどうしていますか?

(O)「そのとき自分たちが最も必要とされている国に、仕事の拠点を構えていると思います。僕のビジョンがそのときも続いているのであれば、企業のコミュニケーションをテクノロジーの力で支援するという仕事をしていると思います。
会社の規模は小さいままで、いかに大きい仕事をするか、が重要だと考えています。売上や利益はより大きくしていきたいですが、会社の人数的な規模は信じている人たちだけで、どこまで行けるか、というのを追求したいです。大事なのは誰と良いものを生み出すかということ」

コミュニケーション能力を高めるコツを教えて下さい

(O)「基本的に相手のことを好きになろうとすることですね。クライアントもお金の関係を越えて、最初の打ち合わせでいかに懐に入り込むかが大事。そこまでいかないと信じてもらえませんし、そのレベルまで話し込まないと相手が欲しがっているものは分かりません。相手にもストレートに伝えてほしいから『好き』とか『あなたに興味がある』というメッセージを素直に出していると思います。
学生時代に役者をしていた経験が活きていて、自分がどういう表情をしているか、どういうペースで話しているか、どういう仕草が自然で柔らかく見えるかとか意識しています(笑)。また質問されて嬉しくない人はいないと思って、分からないこと気になることは思いきってなんでも聞きます。『みんな質問されると嬉しいんだろっ』とか思ってるくらいじゃないと(笑)」

よくチェックするWebサイトは?

自分が担当している媒体は1日に2~3回はクロールします。それに加えて、
TechCrunch
CINRA.NET
みんなの経済新聞NETWORK
広告会議

どんな人と働きたいですか?

(O)「シンゴみたいな人(笑)。自分個人のビジョンが明確で、かつ僕とその人が持ってるものを交換することで、win-winの関係になれる人。人として尊敬できて、自立していて、お互いメリットがある人。一緒の会社でやるというか、パートナーシップというイメージですね。フェアな関係の方が仕事として良い成果が出るんです」

どんな女性を本命に選びますか?

(O)「うーん(悩み中)。思い返してみると、仕事つながりで出会う人にきゅんと来ることが多いです。自立して働いていて、人に依存しなくて、干渉しない人……自由人ですね。僕はふざけることが好きなので、個人的には男子っぽい女の子の方が合うと思います(笑)。そのうち僕が放置されるかも(笑)。
年齢ですか? 30代前半までが良いですね。ふと思ったんですが、『一緒に仕事しましょうよ』と言うのは、僕にとって告白するのと同じかも。好きな人と働きたいという気持ちが、根底にあるからかも」

最近観た映画、読んだ本は?

映画『麒麟の翼』『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』
本『小さなチーム、大きな仕事』
(O)「仕事柄、最新のものを入れようとする傾向がありますね。東野圭吾さんが好きです。本は開発のための本やソフトウェアを使うための本など、実務書系が多いです」

社長になりたい、会社を持ちたい人へアドバイスを

(O)「アドバイスだなんて大それているので……僕が時々現実的なことでつい臆病になるとき、必ず思い出す言葉を紹介します『もし失敗しないと分かっていたら、何がしたいですか?』というアメリカ人の牧師Robert Schuller氏の言葉です。悩んでいるときって、必ず言い訳を探すものなんですよね。来月にはお金が必要なんだよね、とか。色々なコンプレックスを並べて言い訳にしてしまうんです。そうやってウジウジしているとき、その一言を考えると全てがどうでも良くなります。リスクをリスクと思わず、挑戦する自分であり続けられる大事な言葉なんです」

岡徳之さん
86年生まれ、長崎出身。tadashiku,Inc. Founder / CEO。ライターとしても活躍中。

取材/文・写真 池田園子 取材協力/DOWNSTAIRS COFFEE

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