「イケメンWeb男子カタログVol.38」 カズワタベさん

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Googirl編集部

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2012.03.23.Fri

–イケメンWeb男子とは
一分一秒を争うスピート感溢れるWeb業界で働く若手男子のこと。

第38回目のゲストはカズワタベさん。話題のスタートアップベンチャーの1つ「Grow!」のCCOとして働く25歳のイケメンWeb男子です。
Grow!はソーシャルチッピングプラットフォームと呼ばれるWebサービスの1つ。Grow!ボタンをクリックすると、クリエーターに金銭的な支援ができる仕組み。今後、海外進出することでも世間を騒がせてくれたGrow!の中のひとに、お話を聞いてきました。

今どんな仕事をしていますか?

カズワタベさん(以下、K)Grow!というWebサービスのブランディング、PR、提携サービスへの営業などを担当しています」

Grow!ができたきっかけは?

(K)「Grow!のCEOをやっている一ツ木とTwitterを通じて会って、話をしているときにアイデアが出てきました。企画を立ち上げてから数えるともう1年半になります。当時はFacebookのLikeボタンや、TwitterのTweetボタンなど、各プラットフォームの『ボタン』が普及してきた頃でした。Grow!のボタンを通じてチップを贈れるという仕組みについては、僕自身音大を卒業した後しばらくミュージシャンとして活動していて、アーティストに対する支援の仕組みに興味があったから思いついたんだと思います。その後CTOの斎藤も共同設立者として加わり、事業展開を練っていく中で、サービスを日本だけでなく世界に展開させることが決まりました」

海外進出の話も出ていて、すべてが順調に見えますよね

(K)「いやあ、スタートアップはどこもそうだと思いますがすべてが順調ではないですよ(笑)最近はたくさん立ち上がっているスタートアップの中で外から見ていて上手くいっている、と思われるのは嬉しいですが、企業としては吹けば消える規模です(笑)。まだまだこれからですね」

フォローしておきたい! 情報感度高いイケメンWeb男子をまとめてみた」では、Twitterに注目しているとのことですが?

(K)「はい。Twitterはこれからもとても楽しみです。mixiやFacebookは相互承認でソーシャルグラフが構築されますが、それに対してTwitterは一方的にフォローすることができます。なので、個人の発信力を拡大するメディアとしての可能性を感じてますね。
もう少し詳しく言うと、Facebookの友達は基本的に会ったことのある人のみですよね。個人のポリシーにによりますが、知らない人から友達申請されても断ることがほとんどです。ただ、Twitterの場合は知らない人がどんどんフォローしてくる。そしてフォローしてきた人は、自分に何らかの興味を持っている人です。こういった、自分と面識はないけど、ライトな興味を持っている多くの人にも情報を届けられる点が面白いですね。
たとえば今、自動翻訳の精度がどんどん上がっています。今後どこかの翻訳サービスとTwitterとが提携して、世界中のツイートを、閲覧者の言語に翻訳されるようになったとしたら、すごいことになりますよ。それぞれが母国語でツイートするだけで、誰もが世界中に、言語の壁を越えて発信ができる。これは相当おもしろい」

カズワタベさんを知ったのは、2年ほど前のTwitter上でした。目立っておもしろい男子がいるなぁ、と注目しました(笑)。

(K)「たくさんつぶやいてましたからね(笑)。おかげで、僕のツイートを見てくれていた人たちと会う機会がたくさんありました。Grow!を一緒に立ち上げた2人とつながったのもTwitterでしたし、色々なきっかけを与えてもらいました。
ソーシャルメディアを使う上で大切だと思っているのは、人格の一貫性ですね。例えばよく会う友達って、「こいつはこういう人だよな」っていう何となくのイメージってありますよね。ソーシャルメディアでは、どうしても人格の一部しか発露しないので、そういった外からの認識がブレやすいです。これを適度に固定化させるような、人格の一貫性があると記憶に残りやすい。初対面の人に「宮崎あおい好きなんですよね!」って何度言われたことか(笑)好きな芸能人を初対面の人が知っている、一見どうでもいいことのようですが、これは今までとは大きな変化だと思います。
今Twitterでは8,000人くらいのフォロワーがいますが、どっかの胡散臭いコンサルの人みたいに無理に増やしたわけじゃないのでアクティブなユーザが多いなという印象があります。適度にレスポンスは返ってくるし、変な絡みもないし、今くらいがちょうど良いかもしれないですね」

1日の仕事スケジュールの例を教えて下さい

(K)「だいたい1日2~3本のミーティングとかアポがあって、それ以外は作業してます。時間は日によって様々ですね。平日がミーティングで立て込んだときには土日にも作業します」

仕事をする上で、心がけていることは?

(K)「楽しむことですね。もちろん仕事の全てが楽しいことではないですが、その中で楽しみ方を探せば良いんだと思ってます。そういう意味で、発想の転換は大事ですね。楽しくなくなったら続けられない性格なので、ここは自分で常に気を配っています。仕事に関しては、いつか変えても良いし、ずっと楽しければ何年やっても良いという考えですね。Grow!については、仕事だという感覚は薄いです。作っていて楽しいサービスをだということは間違いないですね。
仕事、嫌いと言えば嫌いなんですが、好きと言えば好きなんですよね。一言に「仕事」と言っても、千差万別なわけで。Grow!については、世の中にポジティブな影響を与えられているから楽しいんだと思います。対して、もし仕事がすでに社会的意義のない法人の延命に加担するだけの行為になったとしたら、絶対やりたくないですね」

お気に入りのwifiと電源が使えるカフェを教えて下さい

co-ba shibuya
factory
Shibuya City Lounge
Cafe Nescafe
Brooklyn Parlor
(K)「アポなどで移動が多いので、その合間で作業をするためにカフェにはよく行きます。天井が高くて、開放的なところが好きですね。作るものは環境に依存するので、心地良いところで作業することは大切だと思います」

初対面のときにも「あれ、この人初めて会う気がしない(笑)」と感じてました。どうしてそんなにコミュニケーション能力が高いんですか?

(K)「確かに『初対面の感じがないね(笑)』とよく言われます。人によっては『もっと気を使えよ』と思う人もいるかもしれませんが(笑)。コミュニケーションに関しては子どもの頃、引越しが多かったのが理由ですね。小学校だけで4箇所行きました。小学生くらいだと転校生って絶対に一度はイジめられるんですよね。男子同士であれば喧嘩をすれば良いんですが、女の子には手を出すわけにはいかない。コミュニケーションを取って、馴染むしかないんですよね。そうやって、既にできているコミュニティに自分から入っていく経験が2、3年に一度あったんです。子どもの頃に、定期的に友達関係がリセットされるのは独特な感じですよ。そこで馴染めず卑屈になってしまう場合も多々あるんですが、僕の場合は世渡り上手だったので何とかなった(笑)。あれだけ幼少期に環境の変化が多いと、それに対してポジティブになれますし、柔軟になれます。
周りを見ていてコミュニケーションが苦手そうな人に共通しているのは、相手の顔色を伺いすぎてしまうところですね。そうすると、相手も気を遣ってしまって会話がちぐはぐになってしまいます。コミュニケーションにおいて適度なエゴイスティックさは必要ですよね」

企画系男子のカズワタベさんにお聞きしたいのですが、おもしろい企画を作るのに必要なことって何だと思いますか?

(K)「おもしろいことが好きであること。これは大事な要素です。あとは人をよく見ること。こんな人いるんだ、と素直に感動する姿勢が必要だと思います。カフェで隣の会話に聞き耳立てて、『最近の女子高生はこんな会話してんのか!』って(笑)。人が作る企画のほとんどは人に向けてのものだから、対象がイメージできるようになってないと「誰かにとっておもしろいもの」が作れないと思います。一方で、人の目を気にし過ぎないことも大事です。周りの声は、あくまでも参考程度に聞くこと。たとえ反映させるにしても、自分のフィルターを絶対通してからじゃないと駄目です。他人は基本的に無責任にコメントしてくるものなので(笑)」

よくチェックするWebサイトは? 勉強などに見ているWebサイトなど教えて下さい

Facebook
Twitter
Favstar
Greenz
HITSPAPER
CINRA.NET
(K)「Favstarは自分のツイートをふぁぼっている人を見られるのですが、相手がどんなことに興味があるのか可視化されておもしろいです。『へぇ、この人この話題に反応するんだ!』って思うことが多いですね。それで次会ったときの会話のネタができたり」

最近観た映画、読んだ本は?

映画『127時間』
本 『日本人はどう住まうべきか
(K)「『127時間』はとても良い作品で、2011年観た映画ではダントツでしたね。この映画が現実に則したドキュメンタリーだというのは衝撃的でした。舞台がほとんど変わらないのに、最後まで目が離せないスピード感があります。おすすめです。
『日本人はどう住まうべきか』は、建築家の隈研吾さんと、『バカの壁』で有名な養老孟司さんの対談本です。昨年の震災を受けて、日本人はこれからこの土地にどう住んでいくべきか、という内容ですね。今都市部で人が新たにどこに住むかは建築業界の産業構造に大きく依存しているという話や、自然に逆らわない都市・住居設計の新しい形の話など、読んでいてハッとすることが多かったです。
僕はもともと田舎で育っているので、東京はドーピングしまくってるスポーツ選手みたいだと感じてます(笑)。田舎なんて大抵は20時くらいで店閉まるじゃないですか。ヨーロッパでは都市部も同様です。それが普通なんですよ。ヒトという生物にとって、身の丈に合った住み方はどういう形か、賢人たちがわかりやすい言葉で述べてくれています」

自信を持って扱える道具は何ですか?

(K)「ギターとMacですね」

どんな女性を本命に選びますか?

(K)「外見的な好みはともかく、付き合うとしたら感覚が合うかどうかは大事ですね。今の彼女は好きな街が2つ被っていたのが決め手でした。『付き合いたい』って自分にとってはかなり独特な感覚ですね。
外見で言うなら、背が低くて童顔な人。加えてボブでワンピース着てたら土下座しますね(笑)古い友達が彼女を見ると、だいたい『ブレないね!』と言われます。
(筆者の「どうして毎回好みの女子と付き合えるんですか?」という問いに対して)そりゃ、好みの子がいたらめちゃくちゃ頑張るからですよ(笑)努力なしに得られると思っちゃいけません(笑)」

Webサービスを作りたい人たちへ向けて一言お願いします

(K)「せっかくWebサービスを作るなら、世界中に影響を与えるものを作って欲しいですね。ネットの1番のメリットは世界中に発信可能なこと、スケールが大きいことですから。今ネット人口がだいたい19億人で、これからまだまだ伸びていく。国内だけではなく、世界中のその数字を感じながら、ものづくりをした方が良いです。
個人的には、世界中の70億人がユーザになったことを考えたとき、世の中が少しでも良くなるものしか作りたくないですね。自分の子どもや、孫の世代には負の遺産ではなく正の遺産を残したいですから」

カズワタベさん
86年生まれ、長野県松本市出身。大福好き。ブログ

取材/文・写真 池田園子 取材協力/torch cafe

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