「イケメンWeb男子カタログVol.23」 Jay Horiさん

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Googirl編集部

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2011.12.02.Fri

–イケメンWeb男子とは
一分一秒を争うスピート感溢れるWeb業界で働く若手男子のこと。

第23回目のゲストは、Jay Horiさん。大手メディアでジャーナリストとして勤務していましたが、大きく方向性を変え、Web業界へ転身した異色のWeb男子です。不意に面白いもの、気になるものを見つけると、印象的な切れ長の目が大きく開いて、かわいい悪戯を思い付いた少年のような表情になる。韓流系の癒し系フェイスが魅力の、不思議系Web男子に南青山でお話を聞いてきました。

今どんな仕事をしていますか?

Jay Horiさん(以下:J)「プロダクトデザイナーです。WebサービスとWebサイトをプロダクトと考え、そのデザインをしています。
エンジニアが実装する前にまず、認知科学の知識を応用してUI(ユーザーインターフェイス)をデザインするのが役割。とにかく手を動かして、色々と作っています。同時に、自分の学習方法と学習プロセスを世界中の優秀なプログラマーとデザイナーと共有し、良質なフィードバックをもらうようにしています。その繰り返し。」

Jayさんの考えは、デザイナーがまずUIを作るべきということ。海外の基準と同じく、デザイナーがサービス全体を引っ張るという思考。
ただ実際のところ、プログラマー出身でデザインもできるという人は、海外でも日本でも、かなり必要とされるほど貴重な人たちだというのが現実です。

前職ではどんなことをされていましたか?

(J)「大学生活を過ごしたニューヨークから東京に引っ越してからは、メディアの仕事をしていました。フリーエージェントな働き方で、CNNやアルジャジーラなどのメディアと契約していました。こういうニュースを作ってほしいというざっくりとしたアサインメントが海外の本社から送られて来て、そこから取材すべき人物を選定したり、ニュースの材料になるものを集めたり、具体化して行って、最終的にナレーションの下書きや記事を送ったりするなど、いろいろな体験をしていました。
4年間くらい、メディアと深く関わってきて、ビジネスモデルが崩壊してしまったジャーナリズム業界にはもう未来がないという事がわかり、未来のある世界へと転身を決めました。」

メディア一色だった生活から、いきなりWebへ。未体験のものへ恐怖はありませんでしたか?

(J)「怖いとは思いませんでした。たとえ今までに習得した技術や築いてきた経験を捨ててでも、新しいことを始めたいという前向きな気持ちの方が勝っていました。
未経験で最初はスキルレベルが低くいことは問題ないと思います。始めたばかりでの学習スピードも関係ない。学習スピードを徐々に上げていくことが出来るかどうかが全てです。
需要のなくなった技術に価値はないけれど、その技術を習得する過程で得た経験だけは必ず新しい技術を習得する時に流用できると考えています。効率よく知識の蓄積と技術の習得を進める事で自分より経験がある人たちを抜かせると信じています。追い抜いたら、後は差を付けて突き放すだけです。」

仕事に対する考え方を聞かせて下さい

(J)「やりたいこと・仕事にしたいことを考えるとき、需要のある仕事をしたいと思います。やりたいことを仕事にするのではなく、そこに需要があるからやりたいという感じ。
求められているスキルを磨けば磨くだけ、自分の市場価値が上がります。Web業界で自分がどこのポジションにいたら良いか、アメリカのWeb業界で一番上の階層にいる人達に常に相談するようにしています。
たとえば、プロダクトデザイナーの他に今世界的に需要のあるWeb系の職種の1つに『テクニカルライター』があります。APIなどを公開する時に、プログラマー用に文章を書く仕事です。英語で文章を書く能力はもちろん、プログラミング知識も同時に必要とされます。」

使っているWebサービス、Webサイトを教えて下さい。

Codecademy
インタラクティブにコーディングの基礎を学べるWebサービス

Stack Overflow
プログラマーが自分の分からないことを聞いて解決できるQ&A形式のWebサービス

Quora
Facebookの元CTOが独立して始めたQ&Aサイト。回答が常に編集され進化を続ける所が特徴。

Dribbble
招待されたデザイナーだけが開発中のデザインを共有するWebサイト

GitHub
Gitというバージョン管理システムを利用したソフトウェア開発プロジェクトの共有Webサービス

3~5年後はどうなっていたいですか?

(J)「アメリカでトップレベルのサービスを作る仕事をしていたいです。海外サイトには、UIがすごく良いものがたくさんあります。UIデザイナーがプロダクトと企業を引っ張ってゆく姿勢があるんです。
アメリカではデザイナーはプログラミングができてあたりまえ。技術的な知識もないとやっていけない。デザイナーが技術を理解していないと、プロダクトの進捗が遅くなってしまいます。プログラミングができてデザインもできるとなると、本当に最強ですから。
働く場所は選びませんが、拠点はニューヨークにしたいです。」

趣味について教えて下さい

(J)「趣味はいくつかありますが、今は特に映画を作ることが趣味です。趣味とはいえ、仕事と考えてプロ意識を持ってやっています。
実は10代の頃から、俳優をしていました。子どもの頃、アメリカで俳優になりたいと思っていたんです。演じることに魅せられたのは、小学校の頃でした。自分ではない誰かになるということが楽しかったです。シェイクスピア劇を英語で演じたり海外の監督の作品に少し出演してきましたが、オーディションを受けて出演するパターンは非効率だなと感じ、自分で英語で脚本を書いて自分で主演することに。レッドワン (RED ONE) という解像度がかなり高い、映画ソーシャルネットワークでも使われた素晴らしい映像を撮れるカメラがあるのですが、それを所有しているオーストラリア人の撮影監督に撮ってもらいました。今は編集中です。公開されたら色々な人に観てもらいたいです。」

どんな女性が好きですか?

(J)「うーん…(仕事の話をしているときには饒舌だったのに、いきなり照れていてかわいい)。自分の考えを言葉で表現できる人に惹かれます。特にどういう人が好き、という先入観は持たないようにしています。
どんなタイプの女性にもオープンでありたいんです。第一印象で分かることは少ないから、オープンマインドでいたい。イメージは作りたくない。今1つ願望を挙げるとしたら、エマ・ワトソンと付き合いたいです(笑)」

どうしてそんなにキュートなのですか?

(J)「えっ、そうですか(笑)。僕の信念として、フェミニストとまではいかないですが、男性の支配している世界に対して、若干違和感があります。
女性は女性らしく、男性は男性らしくという社会的なプレッシャーがありますよね。男にも繊細な部分があるのは当然。それを弱さだとは思わないです。そこをあえてオープンにしてしまうことは、自分の強さの表れです。なので意識して男らしく見せることに抵抗があります。女性差別だと思っちゃうかな…。自分らしくしておくことが1番。」

JayさんのようにWeb未経験でも、Web男子としてどっぷりやっていくためには、どんなことを心がけていけばいいと思いますか?

(J)「今までやってきた事にプライドを持ち続けたりせず、技術や経験を捨てる勇気が必要だと思っています。
例えば、この先しばらくはJavaScriptとPythonが書ける事の価値は高いと予測できるけれど、他の技術が必要になってきたらすぐに学べる準備が出来ているべきです。言語がどれかは本質的には重要ではなくアルゴリズム構築を含めた普遍的なプログラミング能力を高める事を優先すべきと考えています。
デザインも同じで、先ほど紹介したDribbbleの様なサービスを使って最新デザインを毎日見るだけでなくインターネット以前に出版された古いデザインの本でタイポグラフィーやグリッドやデータビジュアリゼーションの基礎を学ぶ事が大事です。こうする事で流行ではなく普遍的なデザインについての体系的な知識を蓄積できます。これは僕がジャーナリストとしてライティングや取材能力を磨く時に身につけた学習の方法論を応用したものです。

Jay Horiさん
ジャーナリストからプロダクトデザイナーへ転身。

取材/文・写真 sonoko0511 取材協力/南青山野菜基地

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