「イケメンWeb男子カタログVol.21」 山田健一さん

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Googirl編集部

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2011.11.18.Fri

–イケメンWeb男子とは
一分一秒を争うスピート感溢れるWeb業界で働く若手男子のこと。

第21回目のゲストは、山田健一さん(29)。都内の大手IT企業で広告営業として勤務する、Web広告男子。
ノリの良くて面白い、やんちゃな感じが見え隠れする、関西のお兄ちゃんという印象です。常に笑わせてくれるのに実は人見知りだという、ギャップ男子要素も持つ山田さんに、恵比寿にある隠れ家カフェでお話を聞いてきました。
なんと恋愛相談系もお得意なようで!次はじっくり著者をコンサルして下さい。

今どんな仕事をしていますか?

山田さん(以下:Y)「IT企業で広告営業をしています。昔はタイアップが多かったのですが、ここ1年ちょいはソリューションというようなスタイルです。
コンサル寄りな売り方をしています。お客さんを育てるイメージです。お客さんの課題を引き出し、うちの会社で何ができるか考えます。どういうタイプの人がその商品を買っているかなど、ユーザの傾向をデータで出すんです。今までは広告を枠として売るスタイルでしたが、変わりましたね。うちならではの強みを活かした仕事だと思います」

前職ではどんなお仕事を?

(Y)「前職は求人広告の営業をしていました。直接飛び込みというパターンが多かったです。個人商店みたいなところへお客さんを探しに行くんです。お客さんから直接感謝されることが嬉しかったですね。いい人が採用出来た時のお客さんの笑顔は忘れられません」

転職されたきっかけは何でしたか?

(Y)「求人広告は採用されたら終わりなんです。営業がテキストも作るし、デザインなどの構成案も作ります。時間をかければかけるほど、良い広告が作れるんですね。ただ、人がたくさん採用されたら仕事はそこでおしまい。『また何かあったら頼みます』的な感じになってしまいます。採用された人がすぐ辞めたりしたら、また仕事は来ますが。だから7割くらいの力の入れ方でやればちょうど良い、100%の力を出したらいけない、と分かったんです。だけど、100%の力でやりたかったんですよね」

100%の力でやると結果が120%になって返ってくるのが、普通の広告。効果があると、また出稿したいという話になる。求人広告とそれ以外の広告は同じ広告でも、大きく異なる特徴を持つのだ。
(Y)「30歳になっても同じことを続けているイメージはなかったです。求人広告と普通の広告は全く違うので、僕は全然広告の経験がなかったことになります。それでも色々な会社を受けて、たまたま受けた今の会社の面接で、ガッツを見込んでもらえたのか話がトントン拍子に進んで入社が決まりました。
最初はメディアの勉強が大変でしたね。新卒の子が読むような基礎系の本を1、2ヶ月間読んで、みっちり勉強しました。求人広告のときは細かく出さなかった指標(CTR、CVRなど)についても」

大阪から東京に来て2年近くになりますよね。東京の人の心は掴めるようになりましたか?

(Y)「まだまだだと思っています(笑)。ずっと大阪で暮らしてきたからかも知れないですけど、関西人は分かりやすいんですよね。裏表がないし、心の声を口に出しちゃうんです。態度にも出ちゃう。僕もそうですね。分かりやすい、と言われます(笑)」

東京と大阪で違うところは何ですか?

(Y)「1つの傾向として、大阪で売上を作ろうとするときは、費用対効果というよりもまず良い人間関係を築くことが重要でした。良い関係を作ることが仕事に繋がることが多いです。ふわっとした感じで、盛り上げ効果のあるタイアップしましょう、といった案件も多いですね(もちろん詳細はしっかり詰めますが)。
僕はお客さんの心を握ってタイアップ企画を受注することが多いですね。良い関係を作っておけば『面白そうやしやってみる?』となりやすい環境。
東京だと『山田さんの提案はすごく面白いんですけど、CPA的に…』みたいな、目先の指標の話になりやすいんです。あとは予算。東京は本社が多いこともあって広告予算が大きく、課題解決に直結するストーリーを作れば話は進みます。ただ、大阪ではお客さんがやりたいと思っても、そこまで巨額のお金は出せないことが多いように思います」

営業をするにあたって心がけてきたことは?

(Y)「年を重ねるにつれて変わってくるのですが、お客さんがまだ気付いていない問題や課題を気付かせてあげることですね。『現場のオペレーションどうですか?』とヒヤリングして、それに対する提案を投げ『確かにね』という、新たな発見や課題点を引き出すことは大事。あとはとにかく人の心を掴むこと。
1時間の商談の間にお客さんが何回笑ってくれるか。笑ってくれる回数が多ければ多いほど、心を掴めたことになります。これは大阪のときの指標でした。それにはまず自分自身が楽しむこと。お客さんにとって何ができるかを考えて、これができたら面白そうですね、と提案する。
東京の場合はそれ+ストーリー。今はこうで、ここ目指してるでしょ、と。お客さんの理想の姿を入れた、長期的なストーリーを出すんです。そういう意味で、ヒヤリングはかなり重要。『どうして●●件集めたいの?』という話になっても、表面的な話だけでなく、その背景を聞くことがマスト。裏を聞かないといけない。また目先のことだけではなくて、その先の情報を仕入れること。どんどん深い課題を聞いていくようにする。すると結果的に中長期な提案になってきます」

「俺人見知りやねん」っておっしゃってますが、本当ですか? 全くそう見えないんですけど…。また何だか最近「自称・人見知りなイケメンWeb男子が多いんですけど、どうなってるんですか。

(Y)「自分のことを人見知りだと言う人は、人見知りを克服しているか、または人見知りしない心休まる相手と対面しているか、という2つの場合があります。僕も昔かなりの人見知りでした。親戚とかが来ても親の後ろに隠れて一言も喋らないタイプ(笑)。とはいえ年を重ねるにつれ、人間1人で生きてはいけないと悟りました。『人見知りを直したい』という目標もあって、営業をしていました。
基本的に、全ての人に対して人見知りです。何を話して良いか分からないですし、緊張してしまいます。目を見て話せなかったんですよね。今は仕事だと割り切って話せるようになりました。実際のところ、あまり面識のない人とストレスを感じることなく話せません(笑)。特に広告営業の場合、社内調整をすることがよくあり、最初は大変でした。
『●●部署のこの人、まだ関わりないなー。あー、部署に行ったとき、アイスブレイクで何話せば良いんだろうか…緊張。分からんー』みたいなことが多くありました(笑)。今は徐々に適応できるようになったと思います(笑)」

昔はどんな子どもでしたか?

(Y)「笑ってる写真が1枚もないです。常におかんの後ろに隠れてました。置き人形みたいでしたね(著者かなり爆笑)。
小学校に入学した後も社交的ではありませんでした。実は中学時代はゲーマーでした。対象のゲームを買った人が出る大会、みたいなのがありました。かなり強かったです(笑)。学校終わってゲーセンに通っていました。小学校3年間は卓球、中学時代はゲームに没頭していたんです。中2から中3になったとき、仲良し5人グループでいたのですが、うち3人がアニメ系の趣味に走っていったんですね。僕はゲームだったので、彼らと共有していた時間が減りました。それからゲームにかけていた時間のうち、半分ををギターへ捧げるようになりました。それをきっかけにバンドを始めたのが中3で、高校から大学までずっとバンドをやっていました。
最近7~8年ぶりに活動を再開しようと計画しています。あのとき、ゲーマーからアニメの方向に進んでいたら、人見知りなままSEになってて、普通の人の生活に適応できていなかったかも(笑)」

5年後はどうしていると思いますか?

(Y)「5年後…。やりたいことは決まっています。中小企業の海外進出を支援する仕事をしたい。それに関する知識や英語が必要となってきますね。これまでしてきた仕事の経験から、周りが持ってない考えを持っているので、それを活かせたらいいなと思います。
この1年新たな仕事をすることになって、その仕事をスムーズに、また仕事の質を高めるために誰よりも勉強をしてきたつもり。勉強法とかを後輩や同僚に訊かれたときに、共有することも増えました」

インターネットと出会ったのはいつですか?

(Y)「18歳くらいの頃ですね。大学の図書館にWindows98がありました。かなりの長蛇の列ができていましたね。フロッピーディスクとか持ち歩いていました。2000年頃、資料を作る用に自分専用のPCを買いました。
全然Webの知識はなかったです。『おー! Yahoo!使ったらいっぱい調べられるんだ!』くらい(笑)。iPhoneを買ってから特にWebに詳しくなったかも知れません」

勉強のために見ているサイト、本などを教えて下さい

(Y)「通っていた資格の学校の先生のブログや、経済白書はよく見ています。日経電子版を読んで、経済の動向を掴む事も。エンタメ系はインフォシークのトップページをチラ見(笑)。
あとは英語の勉強がてら、ポッドキャストでその日のニュースを聴いています。FacebookでIT系の情報を得ることは多いですね。テレビも見ます。朝は特にワイドショーを見て、芸能ネタを得たりします」

今1番の趣味は何ですか?

(Y)「昨年1月頃に東京に進出してきました。それまでずっと大阪で。最初は色々と出歩いていましたね。ちょっとした旅が趣味でした。東北とかもふらりと行きました。
今は美味しいお店探しにハマっています。ちょっと周りに教えたくなるようなお店のリサーチ(笑)。あとは再開しようとしているバンド活動ですね。一眼レフも買ったものの、勉強でおざなりになっていたので覚えたい。今は勉強が一段落したので、趣味に時間を割きたい気分です」

尊敬している人はいますか?

(Y)「特定の誰かというわけではないのですが、会社の自分の周りにいる人ですね。自分にないものを持っている人を尊敬します。優秀な人がいっぱいいるな、と感じます。企画書を作るのが上手い人、プレゼンが上手い人…色々な人がいるので、それぞれから勉強させてもらおうという感じ」

広告のコンサルをしたいと思う人へ一言お願いします

(Y)「自分が考えた企画が世の中に出て行く瞬間は、かなり嬉しくて楽しいものですよね。そこまで持っていくためには、まずお客さんの気付いていない問題を、ヒヤリングしながらこちらが自発的に気付いてもらえるような提案をすることから始まります。
また、世の中へ出て行くときには、たくさんの社内調整をクリアして出て行く…その達成感もステキ。喜びポイントがいくつもあるんです。一連の流れが楽しいです。お客さんの悩みを一緒に解決してあげようという気持ちが強い人は向いていると思います」


山田健一さん
81年生まれ。都内の大手IT企業で広告営業。大阪出身。美味しいお店探しにハマっている。

取材/文・写真 sonoko0511 取材協力/ark-PRIVATE LOUNGE/CAFE&DINING

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