「イケメンWeb男子カタログ Vol.12」 上河原 圭二さん

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Googirl編集部

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2011.09.16.Fri

第12回目のゲストは上河原 圭二さん(28)。新卒で入った株式会社セプテーニ(以下「セプテーニ」)で優秀な営業成績を築いた後、2009年からセプテーニの子会社である株式会社Vasaraの代表取締役社長に。元Web広告営業マンとのことでバリバリの体育会系をイメージして臨んだところ、実際は物腰柔らかなやさしい方でした。大人な色気たっぷりのイケメンWeb男子に、六本木の人気カフェラウンジ「A971 」でお話を聞いてきました!

実は、会社を経営しているイケメンWeb男子を取材するのは初めてです。社長になったきっかけは?

上河原さん(以下、K)「セプテーニで働いていた時、代表の佐藤より「子会社の社長をやってみないか」と声をかけられたのがきっかけです。僕の父も経営者だったので、その影響もあっていつか自分も経営者になりたいという思いがありました」

社長になった2年前に思っていたこと、考えていらっしゃったことをお聞きしたいです。

(K)「実感はありませんでした(笑)。名刺ができて初めて実感しましたね。
社長になったことで、お会いできる人の幅が広がったようにも感じます。また、東京という場所が刺激的で、スゴい人がたくさん集まっている街が東京だと思ってます。東京に出て来て、本当に良かった。
それまで過ごした名古屋では支社長をやっていましたが、それとは全然違う感じ。当時も1人の経営者という気持ちで務めてましたが、1つ会社を実際に経営するというのは全く別物。社員が結婚したり子どもが生まれたりとか、社員の人生のステージに変化があるとき、みんなの人生を背負っているんだなと実感するようにもなりました」

今後会社をどういう組織にしていきたいですか? またどんな人と働きたい?

(K)「世の中に必要とされ続ける存在になりたいし、そのために絶耐えず新しいことに挑戦し続ける存在でいたいです。また、自分とは違う価値観や強みをもった仲間と働きたいですね。
支社長時代は広告営業を中心にしていたこともあり、いかにも営業マンっぽく自分に似たような人ばかり集めようとしていて、自分と近い価値観をもつ『分身』を束ねて軍隊みたいな組織を作ろうとしていました。しかし社長になってから、それだとマズいなと感じるように。個人や組織の価値観や強みが偏ってしまう傾向があり、大きく強い組織にはなれないと気付くようになりました。
それに気付いてからは、自分とは違う個性を持った人を積極的に採るようになりました。簡単に言うと、話していて何か自分とは合わない、イライラする、ムカつくなと思う人ほど必要であると。つまりそれって、自分には無い新しい価値観や考え方で、新しい自分に出会えるチャンスだと。組織の構成として、なるべく自分と考え方の違う人に入ってほしい。会社の理念や方向性に対する考え方が一致していれば問題ない。お互い見ているスタートとゴールが一緒であればイイのかなと」


この日取材に同席してくれていた、新卒2年目のGさんについても。

(K)「彼も今まで会ったことのないタイプの子でしたね。僕が彼くらいの年齢の頃、上の人に言いたいことがあっても、あまり言えなかったけど彼は違う。意志の強さを感じます。思うことをしっかりと表現してくれるんですね。そうしてくれることで、僕自身の考えが変わるきっかけになることもあります。
彼を始め、下の子から学ぶことはすごく多いです。下の子に教えるということも、自分が理解していないとできないことですし、自分が復習することにもつながってイイことばかりです。今は自分より若い人と接する機会を積極的に作って、新卒の子とかと接するようにしています。若いエキスが欲しい(笑)。僕が全然知らないことを知ってたりもしますしね」

今目指している方向性は?

(K)「具体的にどんなことをしている会社かというと、現在はインターネット広告事業が中心ですが、今後はメディア事業や自社プロダクトサービスを強化していきます。注目しているのはFacebookを使ったサービスです。Facebookはリアルでもつながっている人同士で、コミュニケーションを取ることが多いですよね。そういったリアルのネットワークと絡めたサービスを展開したいなと」


ターゲットを絞った女性系のサービスとかも考えていますか?

(K)「そうですね。女性たちが興味を持ったことから始まって、流行となったものも多いと思います。若い女性たちのパワーを使いたいです。そんな人たちに使ってもらえるサービスを作りたい。
あとはネットオタクの人たちを囲い込んでもみたいです。彼らの伝播力は強い。オタクの人たちというのは、周りのことを気にせず、ひたすら自分がこれだと思った興味のあることを、深く追求する姿勢があります。電車オタク、ガンダムオタク、AKBオタクなど色々なオタクの人がいますよね。共通しているのは興味のあることを追い求め続けているということ。そんな熱心な気持ちを何らかのサービスとマッチさせられないかというのは、日々考えています」


5年後はどうしているでしょうか?

(K)「海外でチャレンジしてみたいです。そこでこれまでの経験を活かしたい。今、特に興味があるのはインドネシア。やはり東南アジアに注目してますね。発展途上な国が多いですが、これから目覚ましく変わっていく国ばかりかと。
6月にバリへ行ったのですが、スマトラ島地震の影響で家族や友人を失った方々と多く出会いました。毎日を本気で必死で生き抜いている姿を目の当たりにした時、僕自身はもっと一生懸命生きなければならないと思ったのと同時に、自分が過去に培ったことを活かして少しでも力になりたい、そう素直に感じました。誰に恩返しするというわけでもないのですが、困っている人たちや大変な人たちへ、僕ができることをしたいと思っています」

社長になって大変だったエピソードは?

(K)「当然ですが経験が無かったので、どういうやり方が自分にとって正解かを見つけることを始めました。過去27年間の人生を振り返りながら、自分はどういう人生を歩んできたのか、人生の節目でどのような決断をして生きてきたのかなど、過去の自分を理解するようしました。
また、世の中で活躍されている社長さんたちの言葉とかメッセージを拾いまくりました。成功例と失敗例に多くふれるようにしていました。
あとは働いてくれる人に関することでしょうか。どうやったら成長しながら楽しく働いてもらえるのかなど。そんな悩みをは人に相談してみたりとか、活躍されている同世代の経営者の人と話をしたりとかして解決していきました。
結構悩むかどうか、ですか?
そもそも僕はプラス思考なので寝たら忘れてしまうので、そんなにです(笑)」

尊敬している人はいますか? またはロールモデルにしている人は?

(K)「尊敬してる人はいないです。尊敬というと重く捉えてしまうんです。ロールモデルにしてる人はいますね。僕が新卒で入社したとき、最初についた上司です。今はグループ会社の社長をやっている人です。イイときはイイ、悪いときは悪いとズバッと言ってくれるんです。その度に、見返したいと思う自分がいます。胸を抉ってくるくらい、嫌だということを言われたことも。
普通の人はそこまで言わないんです。そこをあえて言ってくれるところがイイ。逆に上手くいったら、心から褒めてくれますし。その人みたいに、メリハリを付けたマネジメントをしたいなと思います。その人は人間関係がどうあろうが、1つのプロジェクトを成功させるためには最大限やるという考えなんです。目指したい人ですね。
今でも仕事やマネジメントのことで相談させていただいています。決断をどうするか、というときにアドバイスをいただく感じです。そういう人は本当に数少なくて貴重です」

社長になるきっかけの1つとなった、お父様のお話も聞いてみたい。どういう方なのですか?

(K)「父はちょっと変わってます(笑)。というのは冗談ですが、30代で独立して女性ファッションをメインとしたアパレル会社をやってて、デパートとかに商品を卸してました。クリエーターっぽい仕事をしてましたね。今は62歳なんですが、茶髪にしてて色物しか着ません。
僕に対しては息子ではなく、兄弟のような感覚で接してきます。また、Webに関して普通の60代ではないです(笑)。60歳になる前にインターネットを始めて、今では毎晩ブログに小説アップしています。つい最近も、「Facebookとアメブロの連携の仕方を教えてほしい」とメールしてきたりも。
昔から自分がしたいことをやり続けなさいと、父からは言われてきました。当時から対等に話してくれましたね。父からはこうした方がイイという教えより、自分の経験をアドバイスとしてもらう感じ。怒られた記憶とかもないですね。よく連絡は取ってて、3ヶ月に1回くらい会います(笑)」

上河原さんはいかにもな営業っぽくはないですが、お話も上手くてステキなので人から受け入れられやすいと思います。新卒で営業として働き始めたときから、この仕事って自分に向いてるなと感じましたか?

(K)「最初は全然でした(笑)。ただ僕は学生時代どうしようもない人間でした(笑)。セプテーニに入って変わることができたと思います。
1年目から拠点立上げに参加させてもらったことが大きいかも知れません。1年上の先輩と2人で立上げでしたので、『成功したら自分たちの力』『失敗しても自分たちの力』と言うように結果がシンプルに分かりやすく評価されることが自分を本気にさせたと思います」

上河原さんにとって「営業」とは何ですか?

(K)「営業って、興味がないお客さんに提案することで、ちょっとずつ心を開いてもらうということ。信頼してない人に提案していくんですね。最初は上手くいくばかりではなかったですが、あるときに心を開いてもらう瞬間が見えたんです。それからは、どうしたら自分に興味を持ってくれるんだろうと考えるようになりました。
人間関係もそれと同じだと思います。相手が自分に心を許してくれるタイミングが分かってきます。仕事というか人間関係作りかな、と。だんだんできるようになると、自分のやり方に自信が出てきて、次第にどんなお客さんにも楽しい気持ちで向き合えるし、前向きになっていくんですね。
お客さんを始め、人とのコミュニケーションについて心がけてきたことは、共通点を見つけること。何でもイイんです。趣味、スポーツ、好きな女性のタイプなど、どんなことでもOK。お客さんと自分が8:2の割合で話をする中で見つけていきます。近いことがあると嬉しいですよね。テンションが上がるポイントになります。聞き上手でいたいなとはずっと思っています」

共通点の話からつなげたいのですが、上河原さんの好きな女性のタイプは?

(K)「家庭的な人ですね。勢い良く話し過ぎない人がイイです(笑)。それが続くとストレスが溜まってしまいます。あとは自分がやりたいと思うことをやってくれる人。結婚して仕事を辞めるというよりは、結婚した後も自分がしたいことをやり続ける人。母がそんな人なんですね。依存するのではなく、自立している女性が好きです」

過去のお話も聞いてみたい! 小学校くらいから遡って、どんな少年~学生時代を送っていましたか?

(K)「小学生の頃はお笑いが大好きでした。今と違うのはかなりの人見知りだったことです。作文とか歌の発表会の前にいつも泣いてる子どもでした。人前に立って発表することが本当に苦手で。僕の発表を聞いている周りの人がどう思うんだろうと考えてしまっていました。内心は人前に立って何かしたいけど怖いんです。小1~4くらいまでそんな状態でした。
今でもそれはコンプレックスとして残ってますね。自分が周りからどう思われているんだろうと考える部分が、周りのことを考える姿勢につながっているので、イイ意味でマネジメントに活かされていると思うことも。逆に周りの人からは気にし過ぎだと言われてしまうのですが(笑)。
小5くらいになるとクラブ活動とかで人の上に立つようになりますよね。当時の先生が僕の内面(本当は人前に立って積極的に活動したい)を見抜いて、無理矢理前に立たせたんですね。小5だから自分より小さい子がたくさんいるわけです。カッコ悪いところはを見せられない、というのがあって頑張りました。元々根本的には人の前で何かしたいと思う人間なので(笑)」

信じられない人見知りエピソードですね…!
驚きです。そこからは活発な感じに?

(K)「中学時代は野球をしてました。チームをまとめていました。組織をまとめる機会が多かったことは、現在とつながっているかも知れません。高校時代はアメフトに。野球からアメフトへ転向の理由ですか?
ボーズにするのがイヤだったからです(笑)。結局アメフトでも、遅刻してボーズにさせられたんですけどね(笑)。部活以外には、誰が1番面白いヤツか競ってました。いきなり違う教室に入って、壇上でお笑いを始めたりとか。高校のとき今の『ジャルジャル』の2人が後輩だったんです。出身が関西なのでお笑い熱心でしたね。部活とお笑い以外…勉強は人並みには頑張っていたと思います(笑)。
大学時代はサークルには入ってませんでした。飲み会とか新歓とか実は行ったことがないです。色々とバイトしてました。セブン、エクセ、会員制スポーツクラブのインストラクター、プールの監視員とか本当に色々です。スポーツクラブでのバイトは就活時にかなり役立ちました。会員制でハイクラスなお客さんが多かったので、就職の相談をしたりとか、成功例とか失敗例を聞いたりしていました。
就活のときは、マスコミ系の中の特にスポーツ系に絞って受けていました。新聞社とかアナウンサーとか(笑)。ただかなり狭き門で難しかった。ミーハー心がかなりあったんですよね。それからは現実を見るようになりました。あぁどうしようかと思っていましたが、「インターネット」・「ベンチャー」・「広告代理店」の3つのポイントがあればイイなぁと。広告代理店はまだミーハーな気持ちが残っていることの表れですが。
就活が終わって入社する前には、旅行へ行ったり内定者アルバイトをしたりしていました。内定者バイトをする前、社会人はもっと会社っぽいところで働いてるイメージがありました。でも実際に中で働いてみたところ、部活に近いものがあると感じた記憶があります。僕がこれまで歩んで来た空間に近いものがあったといいますか。意外でしたが自分に近い空間で、こういう会社で良かったなと。
いかにも大きな古くからある会社だと埋もれちゃいそうで。小さな組織にいると、自分がやったことが見えやすいことと、やりがいが感じられることがイイなと思います」

営業男子へアドバイスを

(K)「色々なパターンの人と出会ったほうがイイですね。人はいくつかのタイプに分かれています。人と対面する数をこなせばだんだん分かってきます。傾向が見えてくるのと、相手が喜んでくれるポイントが見えてくるんです。
様々なタイプの人を見て、そういう場合はどういう対応をすればいいか、また相手は何を考えているんだろうと考えるクセを付けて下さい。四六時中考え続けて下さい。どうしたらイイかが見えてきます。
プライベートも仕事も関係なく人と出会うことを心がけて。出会って話をしているうちに、コミュニケーションの取り方がだんだん確立されていきます。スピード感のある臨機応変な対応上手な人が営業で成功すると思ってます。また、仕事一辺倒になるではなく、遊びの要素を入れるよう心がけましょう。自分に変化を与えてくれる場所へ行くことが大事です。
今までの人生、仕事を仕事と考えたことがありません。気持的には、仕事半分:趣味半分な感覚ですね」

社長になりたい人へアドバイスを

(K)「ずっとイメージし続けましょう。思いは具現化するもの。ずっと思い続けてイメージしないと何も始まらないです。具体的に想像できればなれます。逆に社長になりたいと思ってはいるものの、実際にイメージできなければなれない。とにかく成功している自分をイメージすること。
あとは人が困っていることを解決できる新しいことを考えるとイイですね。『世の中の課題解決が事業』だと思います。こんなことがあったらイイなとか便利だなというのをメモりましょう。問題の解決方法を考えて、それが実際に求められているならば事業になります。よく言われていることでもありますが、アンテナを張り続けましょう。人と話をすることで、困っていることはないかというのは探せます。
僕は外へ出てみないと新しいことは生まれない、と思ってます。人とコミュニケーションしている中から生まれることはたくさんあります。また長時間会社にいても何も生まれません。若者向けのサービスを考えるなら、たとえば渋谷へ行くとか。自分が作りたいサービスのターゲットがいる場所へ行くようにします。さっきの海外の話もそれと同じです。行かないと分からないことは多い。目で見て耳で聞いて、五感で感じないと」

上河原 圭二
82年生まれ。株式会社Vasara代表取締役社長。ブログ

取材/文・写真 sonoko0511 取材協力/ A971 東京ミッドタウン

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