今年も夏フェスシーズン到来!ローカルフェスの魅力を知ろう!大阪野外夏フェス「ツキノウタゲ」主催者インタビュー

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三谷アイ

Written by:

2012.07.04.Wed

8月5日、大阪の服部緑地野外音楽堂にて音楽フェス「ツキノウタゲ」が開催されます。今年で4回目を迎えるこのフェスの主催者の一人、田路 泰崇さんにツキノウタゲに対する思い、フェスの楽しみ方などを聞いてきました!フェスが大好きな人も、フェスに行ったことのない人にも、ぜひ一読して頂きたいと思います!

ツキノウタゲとは

2009年兵庫県川西市一庫ダムを会場に第1回目を開催。その後毎年夏に音楽フェスティバルを開催している。コンセプトは『音楽×想い=∞(むげんだい)!!』

最初は小さい友達グループの中で「面白いことをやりたい、それを共有したい」

「あんまり僕は表出るほうじゃなくて、代表もう一人の大城がこういうのやるんで、今回はかなりレアです」と笑いながらインタビューに応じてくれた田路さん。田路さんは1985年生まれ26歳。そんな若い彼がどうしてフェスを立ち上げようとしたのでしょう?

Googirl(以下G):まずどうしてフェスを開催しようと思ったんですか?
田路(以下田):単純な理由で,大学に行っているとき現代表の一人大城君がバンドやってて。オレはDJしてて。ある時、大城のバンドのライブの打ち上げで「なんか面白いことしたいな」って話しをしていて、そこで単純に淀川の河川敷(※大阪北部中心部を流れる川)でサウンドシステムを組んで友達50人ぐらい呼んででっかいバーベキューパーティーをしようや、みたいな。

(G):最初の構想はただのバーベキューパーティーだったんですか!?
(田):はい。でもそれを話していたらあるバーのオーナーに「中途半端な企画やな。やるんやったらもっと本気でやれや!」と言われて、「確かにそうやな」って。それなら地元のイベントを野外でやって、そこでプロのアーティストを呼ぼう!!ってそれが一番のきっかけです。

そして素人6人のスタッフが集まり、兵庫県川西市一庫ダムにて第1回ツキノウタゲが開催される。しかし来てくれた客230人は顔見知りの友人ばかり。正直「成功」とは言いにくかった。

(田):でもそのときからフェスの魅力を感じてて、来場して頂いた方と同じ空間、同じ時間を共有することによって「このまま継続してやれば何か起きるんちゃうか?」って言う漠然とした思いがありました。

そこで「飛躍の年」と意識し、規模を拡大した第2回目を開催する。しかし集客は増えたと言ってもわずかなもの。こちらも成功とは言いにくい結果となってしまった。そこで考え方をシフトさせ、大阪の北部からも大阪の都心部からもアクセスしやすい服部緑地公園の中にある野外音楽堂を第3回目の会場に設定する。

フェスが出会い、再会の場+新しい出会いの場になってほしい

(田):フェスっていうのは2つあって、都市型フェスっていうのと、完全野外型フェスがあります。(第3回目からの)服部緑地野外音楽堂っていうのは都市型公園内にあるので都市型フェスになる。 2年目までは大自然な環境っていうのはすごいこだわりがあって。でも(川西市一庫ダムは)アクセス悪いんですよね。バスもチャーターしたけど、行きづらいとかいろんな苦情があって。
(G):服部緑地というと地元の人に愛されている公園ですよね。アクセス以外に地元への思いもありました?

こんな話をするのも、実は田路さんと筆者は中学の同級生。地元というのは誰しも思い入れがある場所だろう。

(田):もちろんそれはあります。2年目までは友達は来てくれる、でもそれ以上はこない。フェスが大きくなっていかない。それでも一つの感覚として地域密着型でやってるつもりやったから、再会・出会いの場になっていってるっていうのがあった。
一回目でもオレが全然知らんところで、同級生が来てくれて「あ!田路や!」「おうおう!」みたいな。それはすごいことだと。だから、大きくなっていってもそういう場としての役割を担えればと思ってます。

現在はアクセスのよい場所を選んだことで、再会の場プラス新しい出会いの場になれることを目指してます。フェスの一番の魅力ってやっぱり外の開放感。明るいところなので人の顔がよく見えるんですよ。だから新たな出会いがあったりとか。そういう魅力があるなっていうのは自分の中にもあって。そういうのにならないかなって。

この土地を好きになって欲しいし、大阪も好きになってほしい

服部緑地は大阪の豊中市に位置する。豊中市は大阪北部の人口39万人を超える中核市だ。

(田):豊中って難しい土地で。豊中って「だんじり」みたいなお祭りがないんですよ。移住民がすごく多くって。そういうのがあって、(最初は)ツキノウタゲが岸和田のだんじりみたいになれば。そういう思いは今も思い続けて入るけど、今は大阪中の人が来てくれるし、それは嬉しいけど、最初のルーツは地元のみんなのお祭り的な感覚。
今は全国からきてくれてるし、それが嬉しい。だからこそこの土地を好きになって欲しいし、大阪も好きになってほしい。それが1,2年目から応援して頂いている人たちへの恩返しになると思っているし、そこでできた一つのグルーブを追求していきたい。

コンセプト「音楽×想い=∞(むげんだい)!!」に込めた思い

(田):学生時代に聞いた話なんですけど、一日の終わりに「今日は幸せだった」と○(丸)を付けれる。今日はよかったなぁって○をつける。そして次の日が来てその日も「幸せだった」と○をつけれる。その○が続いて無限(∞)になるっていう説。だから、ツキノウタゲがベストな日じゃなくて、○をつけられる一つの理由であったらいいと思ってます。

(G):ただ夏の思い出の1ページじゃなくて、あの日面白かったなっていう思い出すあとの日も○になるってことですね。さて今年も出演アーティストも面白いですよね。赤犬やMEGARYUとか、女性では千尋。カテゴリーがないというか。
(田):基本的に俺らにしかできない構成を目指してて。テーマが無限大ってところで、そこは自由にできる。カテゴリーに収まってない分、いろんな言葉を発するアーティストがいるのはツキノウタゲのおもしろいところ。こういうローカルなフェスっていうのはまず、アーティストも含めて人と人との出会いとか、雰囲気を楽しんで欲しいですね。

女性スタッフ7割!女性目線が入ってるフェスだと思います

(G):ツキノウタゲのお客さんの男女比ってどうですか?
(田):6:4ですね。今はフェスが好きできてくれる女性が本当に増えましたね。うちはスタッフの7割が女性なんですよ。なので、凄い女性目線が入ったフェスだと自覚してます。もともと音楽が好きやったりフェスが好きやったりした子が集まってます。なので、毎年、女性目線に合わせていろいろチャレンジしています(笑)。完全に野外の時はトイレにコットン置いたり、綿棒置いたり(笑)。

(G):いい居酒屋さんのサービスみたいですね(笑)。女性は衛生面気にしますよね。
(田):衛生って難しいところではあるんですよね。行きづらいっていう一つのマイナス要素になる。でもうちのスタッフの一人に紫外線アレルギーの子がいて、その子は夏やけど長袖着て、汗まみれになりながらもすごく楽しんでます。これはフェスの一番いい所で衛生面とかそういうマイナスな部分を打ち消してしまう開放感があると思う。
あと、ツキノウタゲのスタッフは全員別に仕事を持っている。専任は一人もいないんです。仕事と並行しながら。「面白いことをやれる人間になろう」っていうのがコンセプトとしてあって。女の子のスタッフもいろんな人と接することで女性として磨かれていっている気がしてます。

(G):ほかに女性ならではのフェスの楽しみ方って何ですかね?
(田):ネイルしてくる子、髪飾り、フェスならではのハワイアンファッションとか、いつもと違う自分っていうのを自演できるところですかね。パーティースタイルじゃなくてフェスファッションっていうのも楽しいと思う。今は技術が発達して紫外線対策とかその類のグッズがすごいあるから、そういうのもまた楽しみの一つだと思いますね。あとはハンドメイド!!今すごく流行ってるからオーガニック素材を使ったアクセサリー、髪飾りとか。フェスがあるから作って身につけて行くいう楽しみもあるみたい。配色も様々だしブリリアントな雰囲気を楽しんで欲しいですね。
あと、阪急服部駅すぐ近くにダコタっていうアパレルセレクトショップの店があるんです。
ダコタさん置いているグッズはどれもオススメです。いつも応援して頂いてて、ツキノウタゲ前に寄って頂けたらレディースもたくさんありますしツキノウタゲに必要なグッズが買えます、揃います(笑)!

フェスらしいアホグッズ

(G):なんかツキノウタゲで持って行ったら面白いぞ!っていうものありますかね?
(田):楽しいなって思うのは「フェスらしいアホグッズ」。
(G):アホ!?
(田):例えば中に保冷機能があるカバンに、音楽のスピーカーがついてるやつとか。あとは長い棒状になってるカバン。缶ビールを入れてくるカバンで、保冷もしますよっていう。350ml缶を縦に収納するっていうヤツなんですけど。そういう意外におもしろグッズもあるから持ってくると面白いと思います。

フェスの楽しみは音楽だけじゃなく・・・

(G):今年、出店ブースはどうなってますか?
(田):飲食中心です。ジャマイカのジャークチキンとか。ご当地バーガー!フェス恒例のあれやこれや!只今調整中(笑)!

最後に、Cafe Googirl読者にむけてメッセージをお願いします!

(田):フェスって開放感があったり繋がりができて凄く面白い。俺は人と繋がるって、一歩踏み出すことやと思ってます。自分から一歩踏み出さないと相手も向き合ってくれない。でも、その一歩を踏み出すのってすごく勇気がいるですよね?
その勇気の一歩を簡単に踏み出せるのがフェスに行くことだと、そういう可能性を秘めている場だと思っている。
コンサートツアーって目的が決まっていますよね。「この人見に行くぞ」っていう。でもフェスっていろんなアーティストが出るし自分の好きなモノってあると思うけど、フェスはそれプラスαが詰まってると思う。もちろんファン同士の繋がりの場でもあるけど、出会いの場としてぜひいろんなフェスに行ってもらいたいです。全国のフェスっていろんな特色があるのが面白い。その場その場で毎年恒例これは行く、みたいなのがあればそれが人生の楽しみになると思うし。だからそこはやっぱ勇気を出してじゃないけど、体感してもらえたらなと思ってます。

ツキノウタゲだけではなくいろんなフェスに行ってみてほしいという田路さん。大きいフェスでも、ローカルなフェスでも、そこには音楽だけではない、なにか新しいものとの出会いがあるかもしれません!

ツキノウタゲ2012~想い×音楽=∞~
2012.08.5 sun @服部緑地野外音楽堂
OPEN 11:30 / START 12:00
ADV : ¥3,000- / DOOR : ¥3,500-


TUFF SESSION / (仮)ALBATRUS / 赤犬 / Oi-SKALL MATES / MEGARYU / 千尋 / EL SKUNK DI YAWDIE / The eskargot miles


一般プレイガイド 7月7日(土) 発売開始!
(L-CODE:52471/P-CODE : 168-841)
TOTAL INFO >>>>>YUMEBANCHI 06-6341-3525 / www.yumebanchi.jp

DAKOTA
大阪府豊中市服部元町1-10-18 13時ー22時 無休
06-6863-4658
DAKOTAのオーナー日記「ノリログ」

ライター:カドカワ
「音楽と読書が趣味です。コスメを見つめるだけで幸せになれます。日々女子力向上させることが目標」

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三谷アイ

社会学部社会学科出身、社会調査士。
ライターや編集業など。Cafe Googirlの運営にも一部参加。
美容、コスメレビューなどが得意、好きなジャンル。
アニメとマンガと音楽と演劇のチェックに勤しみながら、
現在愛知を拠点に大阪と富山でもふらふらしている。

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