謎の存在アピール! 公衆トイレの待ち時間についやってしまいがちなこと
駅やデパート、飲食店でトイレを待つ時間って長く感じませんか? トイレに行きたい思いが強ければ強いほど、時間は長く感じるもの。女性の1回あたりのトイレの平均使用時間は1分半ほどだと言われています。つまり、1つのトイレに3人が並んでいたら、5分近くも待ち続けなければならないのです。これって、心からトイレに行きたい人にとっては拷問のようにも感じますよね。
どうしてもトイレに行きたいとき、待ち時間にどのようなことをしているのでしょうか?
喉を鳴らして存在をアピール
「待ち時間が長いなって感じると、喉を鳴らしたり鼻をすすったりして“待っている人がいますよ”ってアピール(笑)。人が待っているって思ったら少しでも早く用を足して出てきてくれるかなっていう願望です」(20代/IT)
▽ 地味に多かったのが、喉を鳴らしたり鼻をすすったりして「待っている人がいますよ」とアピールすると答えた人たち。一般的な公衆トイレのほとんどが、足元や天井の部分があいているので音を立てれば待っている人がいるのだと気づきますよね。
次の人がいると思うと、早くトイレを済まそうと焦るのが人間というもの。意外と効果はあるのかもしれません。
手を洗って「いますよ」アピール
「トイレの待ち時間は手持無沙汰なので手を洗って乾かすという行為を2~3回繰り返します。すごく無意味だけど、水が流れる音と手を乾かす音で“いますよ”って伝わらないかなぁって」(30代/主婦)
▽ 喉や鼻をならすのではなく、トイレのなかにある手洗い場で音を立てるという人もいます。待っていますアピールにはならないかもしれませんが、人がいてトイレを使用している人を認識していますよというアピールにはなりそうですね。
鍵が閉まっているのをわかりつつも開けようとするふり
「どうしてもトイレに入りたいときは、鍵が閉まっているのをわかっていてわざと気づいていないふりをして、ガチャッとドアノブをまわしたり引っ張ろうとしたりします。そのあと小さい声で“あ、すみません”って言う。切羽詰まっています感を伝えておくことで早く出てきてくれれば……!」(20代/販売)
▽ 何がなんでも早急にトイレに行きたい! と危機が迫っている人のなかには、トイレが使用中なことを理解しつつもドアノブを引っ張るなど開けようとする行為をする人もいました。もちろん、鍵は閉まっているので開きません。
しかし、使用中の人からしてみれば、ドアノブをガチャガチャやるほど切羽詰まっている人が待っているなんて、ちょっとしたホラー。万が一トイレでスマホをいじっていた場合はすぐにやめて出てくるでしょう。
化粧直しと髪型チェック
「待ち時間は暇だし無駄にしたくないから、ビューラーでまつ毛をあげたり、口紅を塗り直したりしてがっつりメイク直しをする。前髪も整える。何かに夢中になっているとトイレに行きたい気持ちもやわらいでくるし無駄がない!」(20代/IT)
▽ 少しでも待ち時間を無駄にしたくないという人のなかには、ヘアメイクをばっちり整えるという人も。たしかに、待ち時間をメイク直しの時間に変えられたら効率的です。
また、トイレに行きたい気持ちをヘアメイクに夢中になることで忘れることもできるそうです。とはいえ、トイレ待ちで人が並んでいる場合は列を乱さないように気をつけましょう。
生理的欲求でもあるトイレ。待ち時間にこその人間の本性がチラッとのぞけたりするものです。長いとイライラしがちな待ち時間ですが、自分なりの解決法を考えましょう。