日本ってこんなところだったの!? 外国人夫が驚いたこと5つ
日本人にとってはいたって当たり前のことが、文化も言葉も違う外国人にとっては衝撃的にうつってしまうということがときどきあります。そのカルチャーショックを面白いと感じるか、あるいは理解できないと思うかは人それぞれ。もちろんその逆に、日本人が外国へ行ってショックを受けることもたくさんあります。
外国人夫たちが日本に来て驚いたこと5つ
そんな驚きの異文化体験のなかでも、日本人女性を妻に持つ外国人夫たちが感じた“ショック”をご紹介! 妻のおかげで日本に対して理解しているつもりでも、いざ来日したらビックリしたことっていったいどんなことなんでしょう?
電車のなかに置き去りにされた青年誌にビックリ!?
朝の電車内に置き忘れられた青年誌をペラペラめくってみると、かなりエッチな漫画や写真がでてきてビックリ仰天! 「だってこれ、子どもでも目についてしまうでしょ!?」と衝撃的なようでした。考えてみれば、電車の中吊り広告、コンビニの雑誌コーナーなど、日本は性について厳しいようでかなりゆるい面があります……。
温泉旅館の浴衣や作務衣、全員があれを着て食事をしている姿が怖い!
温泉旅館でゆっくり温泉につかってから、夕食会場となっているダイニングへ……旅館で提供される浴衣や作務衣を着て行ったら、宿泊客がほぼ全員その恰好で集まっていることに驚きの外国人夫。彼の目には“くつろぎの温泉リゾート”ではなく、浴衣や作務衣というユニフォームをなかば強制された“老人ホーム”のようにうつったようです。
確かに海外のホテルに滞在した場合、夕食のレストランに行くなら正装とまではいかなくてもちょっとおしゃれをしていくのが習慣。それなのに、「今、お風呂行ってきました」といわんばかりの浴衣や作務衣はバスローブ的な存在。彼らの目にとってカジュアルすぎるのかもしれません。
ケーキ1個にそこまで!? 過剰包装すぎて気になってしまう……
街のパン屋さんでケーキ1個をお買い上げ。すると店員さんはごていねいにも小箱に入れ、さらにその箱を手提げ用の紙袋に入れて渡してくれました。このいき届いた包装にビックリした……という声も。
海外ではケーキであれ、1個なら小さな紙袋に無造作につっこんで渡されるということも珍しくないため、ギャップが驚きだったようです。お店の人は善意でやってくれたサービスなのでしょうが、“そこまでやってくれなくてもいいよ”というのが彼らの本音のようです。
山中に自動販売機、誰も盗まないの?
電車を乗りついで、山あいの村へ。ハイキングコースの入口に立つと、すでに自動販売機が。そして数百メートル歩いてみると、また自動販売機……。これにはビックリする人が多いようです。
「こんな人がいないところに自動販売機なんか置いて、盗まれないの?」というのがまず最初の疑問。そして次に出てくるのが、せっかく自然の美しいところにきたのに、自動販売機がこうもあると景観を損なっているという感覚的なこと。のどがかわいたとき、すぐに飲みものが買えるというのは便利だと思うのですが、違和感を覚える人もいるのです。
接客がていねいすぎてビックリ!
お店に入れば「いらっしゃいませ」、出るときはなにも買わなくても「ありがとうございました」、そしてお客様へのお辞儀……。日本人としてはどれも当たり前のこととして育ってきていますが、そのていねいな接客ぶりに慣れていないと、かえって恐縮してしまう、ということも。
言葉はすべて通じなくても、気持ちや態度はしっかり伝わります。英語圏ではお客のほうから「サンキュー(ありがとう)」というのがエチケットなので、日本の接客のていねいぶりはむしろ異色のようにうつるのでしょう。
いかがですか? いくら頭では理解しているつもりでも、いざ日本にきて文化の違いを体験してみると、とても新鮮なショックとしてうつるようです。でもそれこそが、海外旅行ならでは。文化の違いって、面白いですね。