まるで異世界! 心身ともにスッピンになれる「銭湯」7つの魅力

2016.08.26

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夏の疲れがそろそろ出てくる時期。はしゃいだ気分も、少しがんばりすぎた日々も、銭湯の大きな浴槽に浸かってゆったり解放してみませんか?
オシャレなスパに行ったことはあっても、銭湯はまだ未体験、という人も多いと思います。銭湯の脱衣所からドアを開ければ目の前に広い浴室が広がります! 心地よい湯気と桶の音が聞こえ、まさに異空間。そんな銭湯の様子を紹介していきます。


1: コミュニティー・精神の安定の場でもある

今日もフロントのおばちゃんに挨拶する、よく見かける顔の人もいる――そんないつもの景色・安定の居場所でゆったりとすごすことで、つい流されそうな日々を振り返り、自分と向き合う貴重な時間を得ることができるでしょう。
帰るころには身も心もスッピンになり、穏やかな気持ちになれるはず。

2: 異空間を感じられる、広い空間

いざ浴室へはいるとドアを開けた瞬間、高い天井に心地よい湯気、カランコロンという桶や湯の音が響き、そこは別世界。そして手足をじゅうぶんに伸ばせる浴槽は、銭湯の醍醐味でもあります。脳波の乱れを整えるマイナスイオンも家庭の浴室より多く発生しているので、充実感と開放感を得られるでしょう。また血流、循環がよくなり高いリラクゼーション効果が得られます。

3: 自宅にはないお湯を楽しめ、体もしっかり温まる

銭湯のお風呂には、ジャグジー・薬湯・気泡・電気風呂・打たせ湯・超音波風呂・寝風呂・軟水風呂・ラドン浴・炭酸泉・黒湯など、さまざまな種類があります。
お湯の温度は42度以上のところが多いですが、39~40程度の半身浴をする場合でも家庭のお風呂に比べ銭湯は常に蒸気が満ちており、きちんと温まれば湯冷めをしにくいのです。冷え性の女性にも優しい味方ですね。

4: 「シャワー<銭湯」で心の疲労も解消

シャワーは手軽にキレイになれますが、心の疲労までとることはできません。ゆったり手足を伸ばし、ぼんやりとしてみるのも銭湯の素敵な時間のすごし方。気分の高揚や逆に落ち込みがあるときにも、副交感神経が優位になってリラックスした状態になれるでしょう。定期的な身体のメンテナンスとしても活用できます。

5: 場所によっては露天風呂も!?

銭湯によっては露天風呂付きのところも。室内に比べて開放感もまし、体は湯に浸かりながら風を感じて夜空を眺められる空間では、心の緊張が自然とゆるんでいくことでしょう。

6: サウナを利用して美肌になりましょう

サウナを併設している銭湯も多いですが、サウナは美肌づくりに最適! 血液の循環をよくし、デトックス効果も期待できます。溜まった老廃物を一気に出してしまいましょう。また血行がよくなると、冷え性・生理不順・肌荒れ・肥満なども解消しやすく、女性にうれしい効果がたくさん。
ただし水分補給は自分のペースで忘れずに行い、体調が悪いときの使用はひかえましょう。

7: 銭湯帰りの散歩もセットに!

温まったあとは、ぜひ散歩もセットに楽しんでみてはいかがでしょうか。体を温めて身も心もスッキリしたあとの道中は、明らかに行きの道のりとは気分が違うはず。遠足同様、銭湯は帰るまでが銭湯なのです。

いかがでしたか? 銭湯は自宅やスパとはまた違う魅力を感じられる異空間です。まだ足を運んだことがない人も、最近行っていなかった人も、ぜひゆっくりとくつろいでください。きっと至福の時間がすごせるはずです。

▽ 参考サイト:東京銭湯

2016.08.26

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記事を書いたのはこの人

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Written by 松永怜

フリーライター。会社員を得て執筆活動を開始。現在は他にdressにて執筆中。人生や生き方、インタビュー、恋愛、結婚、本のコラムを中心に執筆活動を行う。カラーセラピー取得。趣味はアクリル画、銭湯巡り、スポーツ観戦。

三井みちこ

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