なかなか言えないケド……男性にもっと知ってほしい! 生理に関する5つのコト

2016.08.06

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毎月訪れる生理。私たちがどれだけ毎月大変な思いをしているか、世のたいはんの男子は理解していないでしょう……。知識として知っているのと、思春期のころから毎月体験しているのでは重みがまったく違います。精神的にも不安定になりがちなこの時期、「もっとわかってー!!」と叫びたくなりませんか?
今回はそんな、女子たちの心の叫びをまとめてみました。生活をともにする彼やパートナーにはぜひ、うわべだけでなく、その大変さを本当にわかってほしいものだと切実に思います……。


本当に、本当に、本当にツライ……“PMS(月経前症候群)”!

生理が大変なのは、その期間だけじゃありません、生理前から苦しみはすでにはじまっているのです。それがPMS(月経前症候群)。
映画などでは女性がいたずらにイラだったり、パートナーに理不尽にあたっているように描かれることも多いのですが、けっして過剰描写などではありません。腰や下腹部のなんとも言えない痛みや不快感に悩まされるのは当たり前のこと。さらに「毎日抜かりなくスキンケアをしていたのに、ホルモンバランスの乱れで肌が荒れてメイクもいまくいかない」「なにをやっても集中力が続かずはかどらない……」などなどかずかずのトラブルが……。
そんな心身ともにストレスにさらされる状態がほぼ定期的にやってくる生活を想像してみてください。

じつはとってもお金がかかる“生理”

「女が女でいるためのコスト」――なんて考えたことあるでしょうか。そのなかでも絶対にハズせないのが、生理関係のもの。
生理ナプキン・ショーツ・タンポンなど、これらすべて消耗品です。律儀な性格の人は布タイプのものを使うこともありますが、でもそれを毎回洗うのだってやっぱりユウウツ。
メイクやファッションにお金がかかるのは気分があがるし、楽しいから許せるけど、生理がらみの出費は一生涯で考えると相当なものになることでしょう。

チョコレートなどの甘物が無性に食べたくなる!!

普段はヘルシー志向でダイエットにはげんだりしていても、このときばかりは甘いものが無性に食べたくなるんです。これはもう理性ではおさえられない本能のようなもの。「食べ過ぎないほうがいいんじゃない?」は絶対禁句、1週間たてば元通りになるのだからほっといて! というのが女子の本音です。

「生理のせい」にしていいのは私だけ……!

これはカップルのあいだでシェアしておきたい無言の“絶対ルール”。男性陣から見ると、「なんだ、それは!?」と思われるかもしれませんが、カップルなんですからそれくらいの温かい目で見守っていただきたいもの。
女性なら生理は避けて通れないものだし、自分の意志でコントロールしようもありません。もちろん年齢を重ねていくなかで、自分なりの対処法みたいなものはでてきますが、それでも彼氏や夫にはついワガママになってしまう部分もあるんです。
彼女が生理中のときはとにかく、“責めない、気にとめない、適当にやりすごす”で、嵐が去るのを待ってください!!

「とってもHな気分」と「触られるのもいや!」、どちらになるかわからない

カップルにとって、生理のときのセックスって微妙な話題。生理ということを知って、女性側の意思を尊重してくれるのは嬉しいのですが、じつは女性自身でも自分がどうしたいのか、わからないことがよくあるんです。ときにはとってもHな気分が高まることもあるのですが、あるときはどんなに好きな相手でも「触られることすら耐えられないほどイヤ!」と思うときも。
振り子のように真逆の気分になったりするので、どんなリアクションが返ってこようと、どうか驚かないで!

世の中の男性たちのなかには、「ときどき彼女/妻の気持ちがわからなくなる」なんて途方にくれる方も多いかもしれませんが、じつは生理前後の不安定な状態がそう思わせているのかもしれません。
ただ言葉だけで「生理なんだからしょうがない」ですませず、彼女たちにどうして欲しいのか、どうすれば気分が楽になるのか、率直にきいてみてくださいね!

▽ 参考記事(海外サイト):19 super real period things all dudes need to understand

2016.08.06

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記事を書いたのはこの人

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Written by Waxy

南半球オーストラリアから世の動きを眺めています。 ガーデニング好きで、イチゴ栽培が特にお気に入り。

三井みちこ

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