セレブニートやネオニート！　最近の「ニート」の種類

「ニート」。そう聞くと、働かずに家に引きこもっている若者を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか？　実際にニートとは「就学、就労、職業訓練のいずれも行っていない15歳～34歳までの非労働力者のこと」を指すといわれています。
ところがここ数年、恋愛や生活面においてもさまざまな「ニート」が登場しています。というわけで、いろいろな「ニート」、見ていきましょう！　みなさんはいくつ知っていますか？　あるいは当てはまりますか？

恋愛ニート

ドラマでもやっていたのでご存知の方も多いはず。「恋愛ニート」とは、恋愛そのものへの興味を失い、恋愛のために自分を磨いたり努力したりという行動をまったくしない人のことを指します。
「恋する気持ちを忘れちゃった……」「ていうか、恋愛なんてしなくてもよくない？」「このままでいるほうが超楽しいー！」という一種の開き直りです。少女漫画や恋愛ドラマで胸をときめかせているうちは、恋愛ニートではありません。
もう自分には恋愛は無理、恋愛は絶対にできないと諦めてしまった人が真の恋愛ニートなのです。

学生ニート

学生ニートは大学生に多く見られます。学校に在籍しているものの、ろくに登校せず、かといってアルバイトに精を出しているわけでもない学生のこと。さらに就職活動もしない（し、する気がない）ので、ニート予備軍ともいえるでしょう。
それ以前に、ぎりぎりまで留年をしたり、卒業にまでいたらずに退学をするケースもあります。学費さえ払えばやめることがなく「学生」という身分が保証されているというのもポイント。今後どうなるのでしょうか……。

社内ニート

一応社員として働いてはいるものの、仕事を与えられることなく、就業時間までデスクでネットサーフィンをしながら時間をつぶしている人のことを指します。
仕事に対する意欲が希薄で、情熱や意気込みもありません。会社としても雇用をやめてもいいのですが、正社員という立場上簡単には辞めさせることができないため、野放しにしているケースが多いそう。
もちろん転職をする気もなく、かといって会社を辞める気力をも持ち合わせていません。淡々と椅子に座り続けて仕事を終えるのが日課です。

ネオニート

株のトレードやアフィリエイトなどを活用してなんとか生計を立てている人のことです。働いているわけではないですが、会社で働くよりも収入が多いためアルバイトや社員になろうとは思っていません。
また、人と接することが苦手な一面もあり、極力外界を避けて生活することを好みます。

セレブニート

働かなくとも山ほど資産がある、あるいは多くの収入源があり、優雅に生活を送っている人のことを指します。親の遺産や宝くじで当たったなどといったいきさつが多いそうです。とはいえ、セレブニートでいられる人はごくまれ。