11月生まれの淑女へ捧ぐ~11月女はクール? 情に厚い?~

手足が冷え木枯らしが身にしみる11月。けれどそのぶん、人の優しさを改めて感じられる季節だと筆者は思います。結婚式シーズンでもある11月に誕生日をむかえる淑女の皆さま、ハッピーバースデー! さて皆さま、11月のことをどのくらいご存じですか?


11月の異名

11月の異名は「霜月」。「霜降月」「霜見月」「雪待月」など、異名はどれも冬の訪れを予感させるものばかり。紅葉も盛りをむかえ、吐く息が日ごとに白くなっていきます。見事な秋の絨毯から美しい銀世界へと変わりゆく、ステキな11月です。
「◯月生まれの淑女へ捧ぐシリーズ」の第11弾、今回は11月についてのお話をしましょう。

11月女の性格や傾向

だんだんと寒さが増す11月生まれの女性は、季節の通りにクールなのでしょうか? さまざまな占いから総合して見ると、11月生まれの女性は、自分のためよりも誰かのための行動ができる人です。友情や愛情の持つ量が多く、一度親しくなるととても世話焼きになります。コミュニケーション力はそう高くはありませんが、嫌なことはすぐ忘れるなどのさっぱりした性格で、なんだかんだ人との和は保てるタイプと言えそうです。好きなことには真っ直ぐなので、研究の道に進む方も多いのだとか。
11月生まれの代表的な偉人は、マリー・アントワネットとキュリー夫人。女性芸能人は、深田恭子さん・倖田來未さん・宮崎あおいさんなどです。

11月女の○○

11月をあらわすもの、11月生まれと波長が合うとされるものを身に付けていると、運気があがりパワーアップできるのだそう。お守り代わりに、ぜひ一ついかがでしょうか。

誕生石

11月の誕生石は「トパーズ」が有名です。また「シトリン」も11月の誕生石だとされています。トパーズの和名は黄玉。カラーはレモンイエローが人気で、その宝石言葉には「友愛・希望」などがあります。シトリンの和名は黄水晶で、これまたキラキラと輝くイエローカラーです。
太陽を象徴するシトリンは、繁栄と富貴をもたらす“幸運の石”とも呼ばれます。

誕生花

誕生花には、月によっていくつもの種類があります。11月の代表的な誕生花は、椿とブバルディアです。椿の花言葉は「完璧な魅力・誇り・美徳」、ブバルディアの花言葉は「羨望・知性的な魅力・清楚」。凛とした魅力が溢れる花たちですね。

誕生色

石、花ときて、最後は色。質のいい伝統的な着物がすばらしい、原宿の「伴治郎」発信の日本色、11月は「恋染紅葉(こいそめもみじ)」という名前の紅葉色が選定されています。オレンジがかった赤は深く鮮やかで、見るものを楽しませてくれます。「秋の野に 華やぐきみは 咲きまさり 残り陽に照る紅葉の赤。心に染み入るぬくもりのかたち……」

最後に……

この季節になると筆者は、つい頭の中がおいしいものでいっぱいになります。10月から引き続き味わえる食材に加え、11月はその調理法がよりすばらしくなる気がいたします。やはり、温かい料理はステキですね。家族や友人、大切な人と鍋を囲んでワイワイ楽しむ……たくさんの暖かな笑顔が輝く11月を、楽しみましょう!
それでは次回、「12月生まれの淑女へ捧ぐ」コラムも、どうぞお楽しみに!!

2015.11.19

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記事を書いたのはこの人

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Written by 香 みちる (カオリ ミチル)

都内在住のジュエリーデザイナー。 好きな宝石はダイヤモンド。好きな香りはムスク。 趣味は乗馬、バイオリン、旅行、そしてSM。