しなやかな私をつくる本vol.3~『WEEKEND WISH DIARY 週末野心手帳 2016』~

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2015.10.22.Thu

女性が生き方や考え方をアップデートし、つよくしなやかな自分を目指すのに役立つ本を月に1冊紹介します。

週末が楽しみではなくなっていた

「最近興味のあることは?」――数か月まえに誰かからそうきかれて言葉につまってしまったことがありました。気になることや挑戦したいことはあるはずなのに、それをうまく言語化できなかったのです。いやはや、恥ずかしい。情けない……。
今ふりかえると、その原因がなんだったのかわかります。「仕事がつまっている」「時間がない」と自分にいいわけをして、目のまえの今すぐすべきこと・やらなければいけないことばかりに気をとられ、すこし先にある週末を心待ちにすることがなくなっていたのです。
週末は平日に残った仕事にとりくむ予備日……そんな認識がありました。だから、どんどん「つまらない人」化していたのではないか、と反省です。好奇心旺盛・貪欲な姿勢で、新しいことに挑戦し続ける家族を見て、自分との差にハッとしました。

行動力を取り戻したい!

心と頭の奥底に沈みかけているやりたいことを発掘したい。たんに「やってみたい」と思うだけではなく、実際に行動にうつして成功体験(達成感)を積み重ねたい。更新がとまりかけている自分をアップデートしたい……。
そんな思いで手にとったのが、作家のはあちゅうさんとライフスタイルプロデューサーの村上萌さんが共同制作した『WEEKEND WISH DIARY 週末野心手帳 2016』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)。「手帳」カテゴリに分類されますが、いい意味で本書は手帳ではありません。かぎりなく本に近いです。
本書のキーワード「週末野心」について、萌さんはこう言及しています。「よく考えてみれば、次の週末にやりたいことがひとつもないのに、3年後にやりたいことがあるっていうのも少し不思議な話だと思いませんか?」(P.4から引用)

「いつかやろう」は封印しよう

さらにこう続けます。「『今』の積み重ねが『明日』を作るし、『1週間』の積み重ねが『1年』を作ります。だからこそ、週末野心を持ってそれを徹底的に叶えていくと、気づけばそこには自分らしい特別な生活ができあがります」(P.5から引用)
360度どこから見ても正論としかいえないこの言葉は、私のようにやりたいことがあるのに先のばしにしていた人にグサッとくるのではないでしょうか。でも、「いつかやればよい」「今度やればよい」が実現することはありません。
「今度飲みに行きましょう」が現実のものになったことはありますか? もう「いつか」や「今度」はNGワードとして、自分の人生から追放してしまおう――本書にある萌さんのコラムを読んで、強く心に決めました。

週末野心を書き出してみる

では、ひとつひとつの野心をどうやって形にしていくのか。はあちゅうさんの「野心の叶え方」というコラムが参考になります。夢や目標に気づく力をきたえるために、やりたいことを週末野心としてリスト化することが推奨されています。
「リストに書いてあることを実現させつつ、更新していくことで、幸せに気づく力も磨かれますし、『夢を叶え続けている自分』に自信が持てるようにもなるはず。そうやって、小さな目先の夢を叶えるクセが身につけば、きっとそのうち、大きな夢も叶えられます」(P.7から引用)
どんなに小さなことでも「できた!」「行動にうつせた!」となると、確実に次のステップに進んでいけます。よく考えれば仕事と同じですよね。最初は簡単なものからはじめて、少しずつレベルの高いものにとりくんで、スキルを磨いていくわけですから。

日常を味わい尽くせる人を目指したい

本書では月ごとにテーマが設定されています。12月は「整える」・1月は「はじめる」・2月は「贈る」・3月は「伝える」・4月は「作る」・5月は「動く」・6月は「休む」・7月は「感じる」・8月は「遊ぶ」・9月は「考える」・10月は「食べる」・11月は「つなげる」。
毎月なんらかの大きなテーマにそってアクションを起こすとつねに変化を感じられて、新鮮な気分で毎日の生活を満喫できそうです。非日常なんて人生のごく一部。だからこそ日常を味わいつくせる人を目指したいものです。
2人のコラムが随所に散りばめられている、いつも手もとにおいておきたい本のように魅力的な手帳。自分の人生を楽しくのりこなすふたりが、幸せなくらしをするヒントをさずけてくれる一冊です。

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記事を書いたのはこの人

Written by

池田 園子(いけだ そのこ)

フリーランスの企画ライター。86年生まれ。
楽天でポータルサイト運営、ITベンチャーでメディア運営を経て独立。主な執筆ジャンルは、恋愛、Web、ガジェット、新しいモノ、働き方、イケメンなど。
現在はGoogirlのほか、R25、ITmedia、Impress、J-cast、ウレぴあ、gooなど、10媒体以上に執筆中。
著書に『フリーランスで食っていきたい!』がある。
ブログ『Sonoko Blog(http://sonoko0511.jp/)』でも発信中!
  写真撮影ご協力:青山エリュシオンハウス 撮影者:福谷 真理子