ハズレ本を引かないために! 「素敵な本にめぐりあう」ためのコツ3点

2015.08.29

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世の中にはたくさんの本があふれています。なんでも、日本では毎年7万冊以上の本が出版されているのだそう。そのなかから自分の好みに合った本を探すのは難しいですよね。そこで今回は年から年じゅう本のことを考えている筆者が、本の選び方のコツを3つご紹介したいと思います。


1. タイトルや帯・カバーで「ピン!」ときた本を選ぶ

書店でずらっと並んだ本を見て一番はじめに目にはいるのが、本のタイトルやカバーそして帯で紹介されているコピーですよね。
タイトルやカバーは本の内容を簡潔にあらわしています。「ピン!」ときたら、それはあなたの感性にあっている可能性が高いです。また帯コピーも、本の一番の美点が短い言葉の中に凝縮されているとあり、多少オーバーな表現になっていることがあるものの参考にしてみてはいかがでしょうか。
タイトルやカバーなどが気になったらその本を数ページ立ち読みしてみるのもおススメ。プロローグがつまらない本は、あとから劇的に面白くなることはあまりないように思います。

2. 書評を参考にする

新聞・雑誌・個人のブログやSNSなどには書評が多く掲載されています。一概にはいえませんが、新聞の書評には難解な本が掲載されていることが多く、絶賛されていることもしばしば。そのため一般読者の感想を知りたい場合は、読書好きの方のTwitterやブログを見ることをおススメします。また好きな作家や編集部のTwitterをフォローしておくと、新刊情報やサイン会のイベント情報など役立つ情報が得られます。

3. 図書館を利用する

「読書法」に関する本を読むと、「本は買って読みなさい」と書かれていることがあります。たしかに購入して読めば返却期限もないですし、ペンで気になる部分に線を引くこともできます。しかし本をたくさん買うとお金がかかりますし、なるべく「ハズレ本」は買いたくないというのものですよね。
そこでおススメなのが、図書館を利用すること。あらかじめインターネットで新刊情報をチェックすることもできますし、蔵書検索機能を使って本の配置や貸し出し中であるかどうかを確認することも可能です。また「ちょっと気になる」本や普段手にとらない分野の本、さらに絵本なども図書館では気軽に借りることができます! 本の探し方でわからないことがあれば「レファレンスカウンター」で司書の方が何でも親切に教えてくれますので、ぜひ利用してみてください。

いかがでしたか? 人によって「面白い」と感じる本は異なるので、素敵な本探しははじめ時間がかかるかもしれません。ぜひ自分にあった方法を見つけて、楽しい読書ライフを送ってくださいね。

2015.08.29

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記事を書いたのはこの人

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Written by さゆ

87年生まれのフリーライター。 本とワンコとカフェが大好きです。 いつでもアワアワしています。 ツイッター:@sayulog  写真撮影ご協力:青山エリュシオンハウス 撮影者:福谷 真理子