貴重な真っ白さを見るなら今! 大改修後の「姫路城」とその周辺に行ってきた(中編)

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Y. NISHIKAWA

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2015.06.06.Sat

筆者が姫路城を訪れた日(2015年4月29日)は祝日、登閣には2~3時間以上待たなければならない大混雑でした。そんなに待つぐらいなら、いろいろな角度から姫路城の姿を満喫したい! と思ったわたしは、とりあえずお堀に沿って一周することに。
ちなみに……いやいや、何としても大天守に登りたい! という方は、前編でもご紹介した混雑予想を参考にして予定を立ててみてくださいね。
今回は、姫路城のお堀周辺の見どころをレポートしていきます♪

姫路城で最も古い石垣を偶然発見!

上山里下段石垣

三の丸広場からまずは石垣に沿うように移動。
移動し始めてすぐ、見るからに古くからある感じの石垣があり、そこには看板が立っていました。

さっそく看板を読んでみると、目の前の石垣や城内の石垣の変遷についての説明が書かれています。
この場所にある石垣は「上山里下段石垣(かみやまざとかだんいしがき)」と言い、1580年に行われた秀吉による姫路城の改築で積まれたものだそう!
石垣は秀吉の築城から現在まで5期に分類されており、こちらはⅠ期。つまり、現存する石垣の中で最も古い時代の石垣なのです!
姫路城が秀吉の手に渡るまでの間にも増築は行われていたものの、秀吉が改築するまで本格的な天守閣や石垣は造られることがありませんでした。
そのため、最も古い石垣は約400年前の秀吉の時代のもの、というわけです。

上山里下段石垣の特徴

上山里下段石垣をよく見てみると、大きな石の間に小さな石がたくさんつめられています。
ほかの石垣の多くが、大きめな石のみ組み合わされて造られていることに比べるとかなり特徴的。

例えば、この写真は上山里下段石垣のすぐそばにまつられている五輪塔や石燈籠。それらの後ろの石垣には明らかに境目がありますね。
右側が秀吉時代のもの、左側は関ヶ原の戦い以降の時代に補修したと見られるものです。

上山里下段石垣に見られる石の積み方は「野面積(のづらづみ)」と言い、野面積にはほぼ未加工の凝灰岩やチャートという石が使われています。当時は石垣造りの技術が未発達な部分もあったため、少々荒めの積み方になったのでしょう。
石垣ひとつとっても歴史を感じられますね♪

最も高い石垣と、のぞく姫路城

帯の櫓

さらに石垣に沿って歩くと、今度は姫路城で一番高い石垣「帯の櫓(おびのやぐら)」が姿を現します。

その高さはおよそ23メートル。間近で見る帯の櫓の石垣は、高くそびえてなかなかの迫力でした!!

帯の櫓の横から少しのぞく姫路城もキレイ☆
お城を正面から見るのと違って瓦屋根が見えない分、ほぼ真っ白! かなり白さが際立って見えます。

姫路城内では豊かな自然も満喫できる!

姫山公園

道なりに進んでいくと、だんだんと石垣から離れてお堀沿いになります。

このあたりからは姫路城内にある公園「姫山公園」のエリアです。静かに水が流れていて涼やかな雰囲気。筆者が訪れたときにはツツジが咲き、また新緑が公園の爽やかさを増していました。

もう少し早く訪れていればお花見が楽しめたでしょうし、秋の紅葉も美しいと評判! 日本らしい風景に出会えます。

四季折々の景色が魅力の姫山公園は、どの時期に行ってもゆっくりと楽しめそうですね♪

内堀和船

姫山公園を抜けて、お堀にふと目をやるとそこには情緒あふれる和船が。

ちょうど姫路城を一周し終えたし、はぜひ乗ってみたい! と思い、乗り場に向かいます。そして内堀和船には船からしか見られない姫路城が待っているのでした。
内堀和船、後編に続きます!

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Y. NISHIKAWA

フリーのブライダルライター。
全米ブライダルコンサルタント協会認定、ブライダルプランナー検定1級保有。
ホテルや専門式場でのブライダルプランナーを経て、プランナー時代よりも多く
の女性の「結婚にまつわる疑問や悩み」を解決すべく、現在に至る。
結婚式の正しい知識やトレンドを中心に、ブライダル情報誌には載っていない元
プランナーならではの情報を発信。
趣味は散歩・なわとび・ウィンドウショッピングなど