キラキラネームに対抗!? 奥ゆかしさが魅力的な昔の名前を振り返ろう!

2015.05.24

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数年前から、キラキラネームなるものが「なんて読むかわからない!」と評判になっていました。「希星」とかいて「きらら」と読んだり、「火星」と書いて「まあず」、「姫星」とかいて「きてぃ」など、もはやなんでもアリの状態! とりあえず目立つうえにゴージャスならなんでもいいようです。
そんななか、最近ではキラキラネームに対抗して昭和生まれの名前ブームに火がついているのをご存知ですか? 昭和時代を思い出させる古い名前は、「古きよき日本」や「しとやかで美しくあるように」といった理由で人気のようです。


昔ながらの名前のよさとは?

昔ながらの名前は漢字といい響きといい、とても奥ゆかしさが感じられます。女性なら「○○子」男性なら「○○男」「○○郎」のついた名前がそれに挙げられることが多いそう。強いて命名するのであれば、シトヤカネームといった雰囲気でしょうか。
イマドキの名前から距離を置き、あえて古さを狙うことで、ミーハーな人たちから一線を隠した質の高い名前に感じるそう。年代が上の人からも支持されているので、これから生まれる子たちはラッキーかもしれませんね。
それでは第二次世界大戦が終わり、いよいよ大きな転換点となった年である昭和20年、1945年に流行った名前ベスト5をご紹介しましょう!

第5位:実・恵子

男性なら「実」「女性なら「恵子」が5位にランクイン! 努力が頑張りが実を結ぶという意味合いを持つ「実」。環境や人、心に恵まれるようにという意味合いを持つ「恵子」。どちらも素敵な名前です。親からの愛情を受けている様子が伝わってきますね。

第4位:進・節子

4位は男性が「進」、女性が「節子」。男性ならどこまでも進んでいけるように、女性は節度や貞節や女性らしさを大切にするようにとつけられることが多いそう。ぐいぐい引っ張っていく進さんと、芯を持った節子さんのイメージがわきますね。

第3位:清 ・洋子

ベスト3にランクインしたのは男性が「清」、女性は「洋子」です。いずれの名前も芸能人や著名人で見受けられることも多いですよね。みなさんの周りにも同じ名前の人がるのではないでしょうか?

第2位:茂 ・和子

そして2位、男性が「茂」、女性は「和子」という結果に。どちらも日本の伝統を感じさせる素敵な漢字が使われています。日本人ならではの名前ですね! 漢字がとっても美しいです。

第1位:博 ・幸子

そして昭和に流行った名前第1位は、男性が「博」、女性が「幸子」でした。発音の響きといい、意味合いといいばっちりです。幸せな子に育ってほしいという親のまっすぐな気持ちが伝わってきます!

というわけで、キラキラネームに対抗して古き良き名前をつけてみてはいかがでしょうか?

2015.05.24

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記事を書いたのはこの人

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Written by 小林リズム

91年生まれのライター/コラムニスト。 IT系メディアの広告や編集者を経てフリーライターに転身。 育児系インフルエンサーとして「ゆるい育児」に関する話題を発信中。 コラムでは婚活・ママ・子育てのジャンルをメインに執筆。 ブログ:http://kobayashike.com/ インスタグラム:https://www.instagram.com/kobayashirizumu/ note:https://note.mu/uchidareiko