貴重な真っ白さを見るなら今! 大改修後の「姫路城」とその周辺に行ってきた(前編)

2015.05.29

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2009年10月より平成の大改修が行われていた姫路城。約5年半の時を経て、先日3月27日にグランドオープンしましたね。そこで、ゴールデンウィークを利用して実際に行ってきたので、姫路城とその周辺について、前中後編の3回にわたってレポートしていきます。


姫路城ってどんなお城?

姫路城の主な歴史

姫路城のはじまりは1333年、初めは砦のみが築かれ、13年後の1346年に前身の姫路城がつくりあげられたと言います。
そして、姫路城は幾人かの武将に継がれながら増築されていきました。
1580年には、羽柴秀吉(のちの豊臣秀吉)の手にも渡ったそう。秀吉は中国を攻略したり、日本国内でも四国や九州を抑えたりする拠点として姫路城を使っていたようですね。
さらに増築や改築が行われて、姫路城がほとんど今の姿に完成したのは1617年。それから一度も戦災にあうことなく、今に残るお城です。そのため今わたしたちが目にできる姫路城は、約400年前そのままの姿!! 一度も失われることがなかった、とても貴重なお城なのですね。

姫路城の特長

姫路城は国宝であり、なおかつ世界文化遺産にも指定されています。姫路城は別名「白鷺城」と言われるように、まさに白鷺のごとく真っ白で、その佇まいと造りは他に類を見ません。
特に戦災を免れたことで大変保存状態が良く、姫路城が完成した当初の姿が今に伝わっているということが日本で初めての世界遺産登録につながったようです。

姫路城までの道のり

筆者は岡山から高速道路を利用して向かいました。高速道路も、高速道路を降りてからもさほど混むことなく、スイスイと快適に移動できました。……が、姫路城周辺についたとたんにすごい数の車と人!
姫路城周辺の5か所ほどある駐車場の中には満車のところもあり、混み具合におそるおそるという感じでしたが、幸いにも空きのある駐車場がすんなり見つかりました。大手前公園地下駐車場に車をとめて、いよいよ姫路城へ向かいます。
ちなみに、あとからこんな駐車場マップを見つけました。

駐車マップ
車を利用したい方は穴場っぽいところをチェックしておくと、よりスムーズにとめられそうですね♪

姫路城に入ってすぐ、開放的な三の丸広場

ちょっとした橋を渡って姫路城の入り口、大手門へ。
大手門をくぐるとすぐに、三の丸広場が広がります。

三の丸広場からのぞむ姫路城。想像以上の真っ白さに驚きです。
この日はくもりでしたが、晴れていたら青空とのコントラストで姫路城が白鷺のごとく、もっとキレイに映えただろうな、と思いました。
三の丸広場は無料で入れる上にあまり混んでいないので、人混みが苦手な方でも記念写真を撮ったり、姫路城の白く美しい様を間近で見てみたり、ということが容易にできるのではないでしょうか。

大天守を目指すべく登閣口へ。しかし……

白くそびえる姫路城を三の丸広場から目に焼き付けたところで、登閣口のほうをふと見るとそこには長蛇の列が! 筆者が訪れた4月29日12時半の時点では、少なくとも2時間待たなければならないうえ、人数によっては結局入れず締め切られてしまうとのこと……。
姫路城に行くからには絶対に大天守に登りたい! という方は、開城時間から1~2時間以内、少なくとも午前中に到着できれば、混雑時でもほぼ確実に大天守に登閣できるようですよ♪
年間の混雑予想も参考にすると良いでしょう。⇒コチラ

大天守に入りたい気持ちは山々だったのですが、筆者の場合、2時間も3時間もあったらその分周辺を散策したい……、と思ってしまったので登閣は断念。
ゆっくりとお堀に沿って一周しつつ、いろんな角度からの姫路城とその周辺を満喫することにしたのです!

中編に続く

2015.05.29

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記事を書いたのはこの人

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Written by Y. NISHIKAWA

フリーのブライダルライター。 全米ブライダルコンサルタント協会認定、ブライダルプランナー検定1級保有。 ホテルや専門式場でのブライダルプランナーを経て、プランナー時代よりも多く の女性の「結婚にまつわる疑問や悩み」を解決すべく、現在に至る。 結婚式の正しい知識やトレンドを中心に、ブライダル情報誌には載っていない元 プランナーならではの情報を発信。 趣味は散歩・なわとび・ウィンドウショッピングなど