もらうまえに知っておくべし!?　初任給の使い道と平均額

4月を迎え、社会人デビューした方も多いのでは？　社会人として働き始めてはじめてもらうお給料、期待と希望を胸に待ち望んでいる人もいるのではないでしょうか。なんだか想像するだけでそわそわしちゃいます。これから先も働きながら収入を得ていくこととは思いますが、初任給は人生に一度だけ！　貴重なお金の使い道、すでにもう考えていますか？
もしかすると「引っ越し代とか奨学金もろもろで手元に残らない……」なんて人もいるかもしれませんね。とはいえここでは、まがりなりにも初任給をもらった方のために、後悔しない使い方を聞いてみました。

と、その前に…去年の平均初任給は20万6258円！

2014年の大卒初任給の平均額は20万6258円だったそう。これは東証第一部上場企業と生命保険、新聞、出版社に大手企業11社をくわえた会社からもらったアンケート回答を平均したもの。おととしとくらべて582円アップしたようです。
ちなみに、大学院卒だと22万2998円、短大卒は17万4329円、高卒は16万1687円という結果です。いずれもおととしとくらべて数百円アップしているそう。さて、2015年の平均初任給はいくらになるのでしょうか……!?　ちょっぴり緊張しますね。
それでは「後悔しない初任給の使い方をした！」という人にその使い道を聞いてみました。

使い道1：貯金

「貯金です。そんなにもらっていたわけでもないので、堅実に。地味ですがいざというときに貯金があって安心したことがあったので、後悔はしていないです」（金融／32歳）

▽ もっとも多かった回答がこちら！　地道に着々と貯金している方々です。初任給とはいえ、いや、初任給だからこそお金は大切なもの。先のことを考えてわずかでも貯金をすることが、大人への第一歩だそうです。

使い道2：親孝行

・「親を高級レストランのディナーに連れて行きました。こんなに大きくなったよって伝えたかったので！　感謝の思いをこめたのですが喜んでもらえて嬉しかった」（販売／27歳）

・「両親に旅行券をプレゼントした。正直カツカツだったけど、昔から初任給で親を旅行に連れて行こうと決めていたので満足」（看護師／25歳）

▽ 次に多かったのは、親孝行！　なんだかほっこりするエピソードがたくさん聞けました。これまで育ててくれた親への感謝の気持ちを、初任給を使って表すなんて素敵ですね。一生忘れられない思い出になりそうです。

使い道3：自己投資

・「今後のことを考えて資格の勉強をはじめるための資金にしました。今勉強中です」（24歳／医療事務）

・「一度も海外旅行に行ったことがなかったので、すごく近場ですがGWに行ってきました。気分だけでも世界観が広がった感じで嬉しい」（26歳／商社）

習い事や旅行など、自分を高めるための投資として使う人も多い様子。これから先のことを考えてどんどん向上していく姿は立派です！

というわけで、みなさんも大事に初任給を使ってみてくださいね！