人気ブロガーフォーリンデブ監修! 絶品イタリアンを実食&インタビュー!!
こんにちは、相対性理論をかじってみたい、渡辺早織(@w_saori)です。
さて新年が明けまして、今月はどなたにインタビューをしようかなと考えていたのですが、新年一発目のインタビューは……。
やはりこのお方しかいません!
フォーリンデブ★はっしーさん!!!!
先日スイーツ番長にインタビューをさせていただきましたが、(過去記事をご参照ください!)現在、三井ショッピングパークアーバン×「たべあるキング」でスペシャルコラボメニューを提案しているのだそう(「たべあるキング」とは、食べ歩きのスペシャリスト集団)。!
▽ 三井ショッピングパークアーバン×「たべあるキング」
「2014-2015 忘・新年会スペシャルコラボメニュー」
期間:2014年12月3日(水)~2015年2月28日(土)
ということで、年明け早々にはっしーさんが監修したイタリアンのお店に伺うことに!
そのお店は銀座にあるこちら。
「TRATTORIA LA COCORICO(トラットリア ラ ココリコ)」。
お洒落な店内は女性が間違いなく好きな雰囲気。
今回コラボしたメニューというのがこれ。
ロティサリーチキンと青葱リゾットのイタリアン鶏コローレ(1944円)
もうね、この写真がやばいですよね。
これ見て食べたいと思わない人いないと思います。
写真を見た瞬間にはっしーさんに連絡しましたもん。
「ワタシ コレ タベタイ」
ということで美味しそうすぎるチキンを前に、さっそくインタビュースタート。
どうやって今回はこのコラボメニューを思いついたのですか?
はっしーさん(以下はっしー):日本の焼き鳥でねぎまってあるじゃない? ねぎまのように、ねぎと鶏肉の相性って抜群なんだよね。だからこの店のもともとの名物であるロティサリーチキンをよりおいしく食べるために肉の味を引き立てる青葱のリゾットを添えてみた。
渡辺:イタリアンでねぎはたどり着かないです。
はっしー:そうそう、イタリアンで緑だとバジルとかにいきやすいんだけど、ここはあえて青葱のリゾットで爽やかさを演出して、チキンとご飯を両方一緒に食べるとマリアージュして新たな味わいができるってやつだね。
渡辺:イタリアンでもパンではなくてご飯っていうのがさすがはっしーさんですね!!
はっしー:お米は日本人の魂だから。いやぁrice is beautifulですよ。このプレートでは珍しくイタリアの「カルナローリ米」を使っていて、粒が大きくて芯があってこれまた新しい味。
渡辺:へぇー! イタリア米って、どんな感じなんでしょうか?
はっしー:とてもいいよ! 適材適所だから、オンザライスよりはこういうリゾットにして、旨みや香りを吸わせて何かと一緒に食べるっていうのはベストマッチだね!
渡辺:さすが考えられてますね! ここのお店はよく来られていましたか?
はっしー: そうそう。もともとコラボする前からすごく好きなお店で『FRIDAY』増刊号「フォーリンデブが唸った肉特集」っていうのをカラー7ページで紹介してもらったことがあったんだけどその時にも紹介したし、先日出した『東京 肉らしいほどうまい店』でも紹介させてもらったお店。
渡辺:じゃあ前からご飯をこういう風に変えたいという構想はあったのですか?
はっしー:……あった(笑)。あったんだけど、本当はね、北京ダック風にしたくて、皮とか小分けにほぐしたチキンをのせて、カラフルなソースと包んで食べるっていうふうにしたらいろいろな楽しみ方ができるかなと思ったんだけど、イタリアンのお店だからそのイタリアンの枠を飛び越えすぎるとだめとのことで。
はっしー:だからイタリアンと考えた時に、イタリアンのお米といえばリゾットだろうと思って、しかもさリゾットを単に添えましたとかだと強引につけた感があって嫌だったから、だからちゃんとオンザライス的な相性、マリアージュを考えて鶏肉と相性がいいものは何かなぁと思ったら焼き鳥のねぎまを思い出して。
はっしー:あと、イタリアンの三色旗ってトリコローレっていうんだけど、だからそれにかけて名前を“鶏コローレ”にして三色旗を表現したの。
渡辺:細かいところまではっしーさんらしさがちりばめられてる! 私、はっしーさんから溢れ出る言葉遊びが好きです(笑)。
ということでここでやっとお肉を取り分けて、さっそくいただくことに。
イタリアカラーが鮮やかで見た目にも楽しい。
このチキン、めちゃくちゃおいしいー!!
ほろほろとほどけるような柔らかさはお箸でもすっときれてしまいそう。
口の中で広がるのはしっかりとジューシーな肉の旨み。
またさすが考え抜かれたこの青葱のリゾットが驚くほどに合う!
ローストチキンってご飯を並行して食べたくなることってあまりなかったんですけど、これはついつい交互に食べたくなる。
さっぱりしたねぎととチーズのまろやかな深みを含んだリゾットは単体でもずっと食べていたいほど絶品。
正直、このワンプレートに革命が起きていました。
あまりに感動して、 何をインタビューしたかったのか一瞬忘れそうになりましたが、はっと我に返りインタビューを再開します。
はっしーさん、2015年はどんな一年にしたいですか?
はっしー:よく飛躍の一年っていうじゃない。デブ的には肥沃の一年にしたい(笑)。もともと以前から勝手に、ブログを通じて人生とお腹まわりを広げる「ウエストワイドストーリー」っていうのを掲げているので、それを肥沃の一年にしてさらに広げていきたいなぁと。
はっしー:あと、ありがたいことに「東京カレンダー」で肉の四天王に選ばれて、そこで2015年はひつじ年だからひつじ肉を紹介している。ひつじ肉って昔はけむりもくもくのジンギスカンのイメージがあったとおもうんだけど、今は随分バラエティ豊かになっていて、目黒の「カブト」ってお店ではラムの生ハムとか色々なラムの前菜が出て、最後にジンギスカンとか、羊肉のトマト鍋があったりしてね。
はっしー:あとはラム肉をおしゃれに食べられる「ワカヌイ」だとか、熟成肉でしかもニュージーランドの肉卸しが直営しているからこそ、あの肉質抜群でおしゃれな空間で食べられる。ヘルシーだけどね(笑)。
渡辺:ひつじ肉って大好きだからどんどん教えてほしいです……!!
一通りお話を聞かせていただいたところでお肉もぺろりと完食。
おいしかったなぁ。すでにまた食べたくなってる。
ちなみにこのお店はどんなシーンで利用するのがいいと思いますか?
はっしー:このお店はそんなにお酒をガンガン飲まなくても、ちょっとおいしいもの食べて帰りたいという人もいると思うのでこのおいしいロティサリーチキンと、食べ応えのあるリゾット。それからこれと一杯のスプマンテだけ飲んで帰ってもいいかなって使い方もできると思う。大人の定食みたいなね。
はっしー:これで甘いものも食べたいなって人は、ちょっと歩けばSUZU CAFEでスイーツ番長のハイティープレートも食べられるしね。
渡辺:確かにめちゃくちゃ近いですね! 最高のコースすぎる(笑)。改めて……たべあるキングの活動って最高ですね。
はっしー:みんな、仲良いしね。たべあるキングに限らずだけど、食べ物ってみんな好きだから共通のテーマになるし、そこでいがみ合うことなくこれおいしいねとか、みんな幸せな気分になれるっていうのが食の良いところだよね。
はっしーさんの言うとおり、人と人とをつなぐことが実は食の本質なのかもしれません。
2015年、年の初めから大切なことを教わった私。
おなかだけではなく心も満たしてくれる、はっしーさん。
最近は天使のように見えてきました。
女子的には肥沃の一年にならないようにしたいところですが……(笑)。
今年もはっしーさんから目が離せない一年になりそうです!!
▽ フォーリンデブ★はっしー (橋本 陽)
大人気グルメブログ:「イエス!フォーリンデブ★」
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「2014-2015 忘・新年会スペシャルコラボメニュー」
期間:2014年12月3日(水)~2015年2月28日(土)