私がプロポーズされないのはどうして? 「未婚のプロ」ジェーン・スーさんの本を読んで考えてみた。

2015.01.15

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Googirlをご覧の未婚女子の皆さま、プロポーズ、されたいですか? この記事を執筆している筆者は、アラサー独身で、5年付き合っている彼氏と同棲していますが、プロポーズされていません……。 と、私のことは置いておいて、今回ご紹介したい本は『私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな』(ポプラ社)という、自らを「未婚のプロ」と自称する、ジェーン・スーさん(※日本人)の新しいタイプの結婚指南書です。涙と爆笑の嵐で、読者が嫁に行けない理由を解き明かします。
それでは少しだけ、本書を参考に「プロポーズされない理由」を見て行きましょう。


何歳までに結婚したい、という話をしたことがある

28歳の女が「30歳までに結婚したい」と言えば、人に与える印象は、本人が思うよりずっと殺気立っているそうです。
近未来をさした「○歳までに結婚したい」は、ある種の脅迫となると同時に「俺と結婚したいのか、それとも体裁を考えると30までに結婚してないとまずいのか、どっちなんだ」という疑問を相手に生んでしまいます。男は要所要所で「自分が主導権を握って決定してきた」と実感することが大切で、彼女の言いなりになるのは勘弁なんだそう……。何だか面倒ですが、結婚できる女性たちはこのあたりの勘が非常に優れており、あたかも男性に主導権があるかのように見せながら、物事を思うままに進めます。
「未婚のプロ」が描いた強引な未来予想図との違いを、今一度考えてみたいところです……。

仕事でヘトヘトな彼を、休日のIKEAに連れて行ったことがある

IKEAで彼に結婚後の自分たちをイメージしてほしいけれど、それを口に出すのは恥ずかしいから、IKEAで感じ取ってほしい……! それが「IKEAトラップ」です。
IKEAには家族連れがいっぱいいるし、カップルの寝室や子ども部屋が展示してあるし、結婚をイメージしないほうがおかしいですよね。
だがしかし、一番大きい問題は、相手のことを全く思いやっていない行動だということです。疲れている男を連れまわして、いいことなんておきません。「混んでいる場所」「目的のない買い物」を好む男はほぼゼロです。どうしても行きたいなら、彼の使っている電気スタンドでもぶっ壊して、「IKEA行って見たいな~♪」とあなたの願望を彼がかなえてあげるテイで誘いましょう。

いかがでしたか? 本文では他にもたくさん、例が挙げられています。多くの結婚指南書とは一味違い、数々の失敗を経験してきた「未婚のプロ」たちの言葉は、胸にグサグサ突き刺さります。よかったら、読んでみて下さいね。

2015.01.15

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記事を書いたのはこの人

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Written by さゆ

87年生まれのフリーライター。 本とワンコとカフェが大好きです。 いつでもアワアワしています。 ツイッター:@sayulog  写真撮影ご協力:青山エリュシオンハウス 撮影者:福谷 真理子