映画『シーソー seesaw』は危い関係の恋人たちにオススメ!忘れかけていた愛を再生してくれそう

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Googirl編集部

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2012.07.02.Mon

失ったときに初めて気付く、その人の存在の温かさーー。平凡な日々をいつも一緒に過ごしている恋人は確かに大事だけれども、このままずっと変わることなく、ともに暮らしていくだろう。平穏な幸せがそこにあると、どうしてもそう考えてしまいがちですが、突然何が起こるかなんて分からない。

そんなことを実感したのは、先日映画『シーソー seesaw』を観てからのこと。すれ違い始めるカップルを描いた、喪失と再生がテーマとなったストーリーとなっています。映像がとても柔らかくて美しく、目を奪われてしまいます。
主人公はフリーランスの日本語教師・真琴、俳優になりたいという夢を捨てて就職した伸司。ふたりは同棲生活をスタートして2年になるカップル。俳優として食べていけるようになった親友の結婚をきっかけに、伸司も結婚を意識し始めました。

伸司が貯金を少しずつ始めようと提案したものの、真琴は現在の生活を変える気はありません。
そんなある日、真琴に妊娠の兆候が現れます。「このままでいいじゃん」と、今の暮らしを変えたくない真琴は、そのことを伸司に隠そうとします。突然捨て犬を拾ってきた伸司に腹を立てた真琴は、あなたは何も考えていないと怒鳴るのでした。しょぼんとした伸司は保健所に犬を届けに行くのでしたが、そこで悲劇が待っていましたーー。

もし彼が「結婚しよう」「前向きに結婚を考えてくれないか」と言ってくれたら、同意する女子は多そうな気がします。著者の周りではきっとそれが大半。安定が欲しいのはもちろん、揺るがない安心感を求めているし、大好きな人とはやはり結婚したい。
真琴も当然、伸司のことが好きだったはずですが、なぜか結婚を渋るという不思議な構図となっていました。長年同棲することにより、結婚の良さが見えなくなっていたパターンなのではないでしょうか。
結婚前に相手と共同生活をすることで、様々な価値観が見えてくるのが同棲生活のいいところ。それでも長く一緒にいすぎると、片方が事実婚のような意識を持つようになり、結婚に直結しなくなる可能性もありそう。

いや、ここに書きたいことは、そういったこともありますが、それだけではありません。
恋人はかけがえのない存在であると、もう1度思い出してほしいということ。愛し愛され、惹かれ合うからこそ、ずっと一緒にいるわけです。運命的なものすら感じます。
「自慢の彼です」なんて言える相手と付き合っているならなおさらのこと。愛が薄れていきそうなとき、また愛を忘れかけているときこそ特に、「どうしてこの人と一緒に過ごしているんだろう」と、過去を振り返ってほしいです。そこには確かに、愛があったはずだから。
恋人との関係が危ういかも……と感じる人たちに観てほしい作品でした。必ず、何かが変わるような気がします。

シーソー seesaw
6月30日からヒューマントラストシネマ渋谷にて公開開始
監督:完山京洪
製作年:2010年
配給:ヴェスヴィアス

ライター:池田園子

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