五月病は吹き飛ばす!長期休暇に読みたい林真理子作品

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Googirl編集部

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2012.04.30.Mon

いよいよゴールデンウィークが始まりました。日頃バリバリ働く独女の方々も、遠出やお籠りにたっぷり時間があるのでは?怠惰な眠りに身を任せるのも悪くないですが、そんな大活躍するワーキングミューズのみなさまにおすすめしたいのが林真理子作品。
「きれいな女は髪と足元」のような美女名言を豊富に吸収できる良作ばかりで、女磨きにうってつけです。今更有名すぎるかもしれませんが、改めてその作品群と醍醐味をご紹介したいと思います!


林真理子作品の醍醐味

僭越ながら林真理子作品の醍醐味を語らせていただくと、女性を初めとする人々の裏側の部分、嫉妬や打算、コンプレックスなどがありありと描かれていること。毒味を多く含みつつ、明るく描かれる場面は思いっきり甘いのです。
その濃密なコントラストを切れ味良い文章で綴られるから、長期休暇の新幹線の中や昼下がりのテラスで楽しんでほしいものばかり。女の強さを思い出させてくれるから、連休後の五月病だってこわくないのです。


ワンス・ア・イヤー~私はいかに傷つき、いかに戦ったか~

林真理子作品の中ではそれほど著名ではないかもしれません。しかし特に文筆を生業とする女性に支持は多いようです。私も手に取ったきっかけは、知り合いの作家さんとコピーライターさんに同時期に薦められたことでした。
内容は林真理子さんのごく自伝的な内容で、不遇の学生時代から物語がスタートします。主人公のあまりにコンプレックスまみれな姿は共感できないかもしれませんが、「誰しもこんな黒い感情を持ってしまうことがあるよね」と認めざるを得ない場面も。そうしてかつて自分を捨てたような男たちから追われるようなイイ女になるプロセスが描かれています。
イマドキ自らの成功にがめつい女性も珍しいかもしれませんが、やはり力が沸いてくる。幸せは待つでも落ちているものでもなく、自分で造り上げるものだということを教えてくれます。


コスメティック

林真理子さんを有名にした出世作だと私は思っています。かつての化粧品業界で繰り広げられるキャリア女性たちの奮闘ぶりを描いた作品です。これを読むと化粧品業界の華やかさに心惹かれる部分もあるかもしれませんが、それ以上に圧倒的に激しい女たちの闘いがありました。美貌と才能に恵まれた女性は羨ましいものですが、その人なりの努力や苦悩があるんだな、と。
これを読んで学んだことは、いい男に抱かれるにはどんなに仕事が忙しくても、足の爪先まで日頃からケアしておくこと。美人は顔の造形がつくるのではなく、努力の積み重ねであるということを教えてくれました。


みんなの秘密

普通の人なんていない。みんなが人には言えない秘密を抱えている。一冊で総勢12名の悲喜劇が見れる贅沢本。リレー形式のオムニバスで重い内容もさらさらと読み流せます。ラストはさすが林真理子作品、怖いなぁという感じですが。
ロストジェネレーション世代(?)特有の、他人の不幸を覗き見たくなる感覚、あなたにもあるかもしれません。


不機嫌な果実

林真理子といえばTVドラマ・映画化された本作を思い浮かべる人が多いかもしれません。夫との不仲の末不倫に走る主人公。そこに現れる若い男・・・と女性なら誰でもうらやむシチュエーションかもしれません。ですが自分の思惑よりずっとシリアスな展開に、振り回され戸惑う主人公。その心情があまりにリアルで、優柔不断な主人公にイライラしながらも最後に感情移入せずにはいられない、そんな作品でした。

ライター:ライター:幸(さち)

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