冬に食べたい! 鍋料理に合わせるワインの選び方
寒くなってきて、お鍋がおいしい時期になってきましたね。この時期に家でご飯を作るときはカンタンでおいしく食べられる鍋ばかり、という女子も多いのではないでしょうか。
家でお鍋を楽しむときに、ワインを合わせてみたいと思ったことはありませんか? 鍋料理に合わせるには赤? 白? と悩んでしまうことも多いと思います。
今回は、家で楽しみやすい鍋料理に合わせてワインの楽しみ方をまとめてみました。
チーズフォンデュ鍋
チーズフォンデュ鍋は、チーズを溶かす際に白ワインを使うとぐっとワインとの相性がよくなります。温めるだけのキットも出ていますが、隠し味にワインを加える方がよりおいしくなりますよ。その際には加熱不足でワインの味が残ると苦味や酸味が気になってしまったりすることもあるので、焦げないようにしてしっかりとよく加熱しましょう。
チーズフォンデュ鍋によく合うのは、白ワイン。シャルドネが合わせやすいでしょう。
赤ワインと合わせたい場合は、ブルゴーニュやアルザスのピノ・ノワールなど軽いタイプのワインがオススメ。ボジョレー・ヌーヴォーとも相性も良いですよ。
豚肉と白菜のミルフィーユ鍋
すっかり定番となった豚肉と白菜のミルフィーユ鍋。カンタンなのにいつ食べてもおいしいので、冬の間に何回も作るという方も多いのではないでしょうか。
こっくりした豚肉と白菜の甘みに合うのは、すっきりとした白ワイン。ハーブを思わせる香りのあるソーヴィニヨン・ブランをきりっと冷やして合わせるのもいいでしょう。また、加熱する際に白ワインを振り掛けてから調理するのもぐっと相性がよくなります。また、ワインと合わせる際はポン酢よりもレモン汁やゆずを使ったり、オリーブオイルと塩で食べるのもおいしいです。
水炊きや 寄せ鍋など
ポン酢で頂くお鍋に合わせるワインは、辛口の白ワインがオススメ。シャルドネやソービニヨンブランなどのもので酸味の存在感があるタイプがオススメ。ポイントは酸味なので、ぶどうがよく熟す温暖な地方のものよりも寒冷な地域の産地の方が合わせやすいです。チリなど南の産地ではなく北半球の産地(フランス、イタリアの北部など)の方が酸味がしっかりしていてポン酢の酸味とけんかしません。水炊きや寄せ鍋をワインと合わせる際は塩と柑橘で食べてみるのも面白いですよ。
すき焼き
割り下にワインを使ったすき焼きは、ワインとの相性バツグンです。ポイントは赤ワインをしっかり煮詰めて半量程度にしてから醤油、みりん、砂糖を足すこと。野菜を白菜ではなくクレソンにし、ごぼうを入れたりすると良く合います。しいたけの代わりにエリンギを使うのも洋風になりますよ。すき焼きのしっかりした味に合わせたいのは、ボルドーのカベルネ・ソーヴィニヨンやメルロー主体のしっかりしたワイン。
おわりに
1人暮らしだとなかなかワインを1本開ける機会が少ないかもしれませんが、自分にご褒美をあげたいときや週末ゆっくりと自分の時間を持ちたいときにボトルで楽しむのもオススメです。
料理にも同じワインを使って、飲みながら作るというのもおしゃれですね。
女子会やおうちデートでぜひお鍋とワインのマリアージュを楽しんでくださいね。