「体操着のTシャツはズボンにイン!?」思い出すと意味不明なへんてこすぎる学生時代の校則
思い返すと甘酸っぱかったりむずかゆかったり、はたまたほろ苦い気持ちになる学生時代。思春期であるうえに厳しい校則のある学生時代だからこそ、思い出に残る出来事も多いものですよね。そんななか、スカートの長さのチェックや髪色チェックなどの規則に悩まされていた人もいるのではないでしょうか?
先生たちの言い分や生活指導員の検査に当時は「仕方ない……」と受けれていたことでも、大人になってふりかえると「やっぱり意味不明だよなぁ」なんて思うルールもあるかもしれません。そこでここでは、思い返すと意味不明だった、へんてこすぎる学校の校則をご紹介します!
前のドアは先生専用
「小学校の頃、前の扉は先生専用、後ろの扉は生徒専用と決まっていた」(28歳/女性)
▽ なんでも「前の扉を使うと失礼にあたる」とされていたそう。たしかに黒板や教壇は前の扉に近いですが、だからといって同じ扉なのに入口を制限されるなんて不思議ですね。
ジャージのTシャツはズボンにしまう
「中学生の頃の体操着のジャージのTシャツは、ズボンにしまうというルール。ダサかった」(32歳/男性)
▽ Tシャツをズボンにしっかりとインするダサい服装が習慣づけられていた学校は結構あるようです。運動するときに裸や下着が見られないようにするため、という理由がセットになっているそうですが、ちょっとやりすぎな気もしますね。
ヘアゴムの色は黒か紺
「ヘアゴムの色は地味なカラーに限定されていた。飾り付きのヘアゴムやシュシュ、カチューシャはNGでした」(25歳/女性)
▽ ヘアゴムの色が赤だったりピンクだったりすると没収されるそう。お洒落を必要以上に制限されるのは校則の定番ですね。
自毛が茶色・天然パーマは証明写真を提出する
「もともと色素の薄い髪色の人や天パの人は証明写真を先生に提出する」(19歳/男性)
▽ ありましたありました! 道徳の授業では「個性が大事」なんて教わりますが、少しでも髪色が明るかったりカールしていたりすると、「天然モノである」という証明をしなければならなんですよね。なかには「一度登録した髪型は卒業まで変えてはいけない」なんて決まっている学校もあったようです。
ハイソックス禁止
「ルーズソックスどころかハイソックスも禁止。くるぶしソックスもダメだから20センチくらいの中途半端な靴下をみんな履いていた」(28歳/女性)
▽ 「カワイイは正義」ではなく「カワイイは敵」とされる校則。ルーズソックスやハイソックスが排除され、中途半端なスネの丈までの靴下でなければいけなかったそう。
通学鞄のキーホルダーは1つまで
「ぬいぐるみのキーホルダーは1個しかつけてはいけない。じゃらじゃらつけていると没収される」(23歳/女性)
▽ たくさんつけてお洒落をアピールしたい! という女子の要望をとことん無視したこの校則。よりすぐりの通学カバンのキーホルダーの個数制限はたしかに謎でした。
買い食い禁止
「学校に行く前や帰りにコンビニに寄って買い食いをしてはいけないと言われていた」(29歳/男性)
▽ 育ちざかりなんだからお腹がすくのも仕方ない! なんて思うのですが、買い食いはなぜか禁止でした。無駄遣い禁止ということなのでしょうか…?
男女交際をするときは6者面談をする
「付き合うときは担任、副担任、それぞれの親を1人ずつと当人同士2人の6者面談が義務づけられていた」(27歳/女性)
▽ 清く正しい男女交際をするための6者面談……。いったい何を聞かれるのでしょうか……。両者の親と先生を納得させる……まるでお見合いですね。