ランチタイム前の恥ずかしい「ぐ~っ」を引き起こす! 典型的な朝食4つ

2014.10.07

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お昼休みまであと1時間もあるのに、お腹がすいて仕方がない!! 朝ご飯もしっかり食べているのにどうして……?? もしかしたら、空腹の原因はその“朝ご飯”にあるかもしれません。今回は、食べるともっとお腹が空いてしまう典型的な朝食をご紹介します。


パン(全粒粉でないもの)

近年スペインで行われた調査では「1日に2枚以上の食パンを食べる人は食べない人に比べて40%も体重過多や肥満になりやすい傾向がある」ことが明らかになったんだとか。原因の一つは“血糖値の急激な上昇”。精製された小麦粉からは食物繊維がたっぷりと含まれた外皮の部分が取り去られてしまっています。血糖値の変動を緩やかにする働きを担う食物繊維が取り去られてしまったことで、パンを食べると血糖値の値が一気に上昇! その後の急激な下降で空腹感を引き起こしてしまう結果に……。朝食はパン派! なあなたは全粒粉のものを選ぶようにすると腹持ちもよくなりますよ!

コーヒーや紅茶に人工甘味料

ダイエットの強い味方と思われがちのカロリーゼロの甘味料。朝のコーヒーや紅茶にお砂糖代わりに使っている方も多いのでは? 人工甘味料は脳の細胞を興奮させ“これからカロリーが得られるよ”と信号を送ります。しかし、実際に得られるカロリーはゼロなので脳にとっては空振り状態。その結果、一日を通してその空振り状態の埋め合わせをしようと“もっと食べたい”という欲求が起きてしまいます。ある研究によれば「1日2缶以上、カロリーゼロの飲料を飲む人は、飲まない人に比べてウエストのサイズの増加率が平均5~6倍大きい」ということも明らかになっています。さらに、長期的には甘みを脳に誤解させるというプロセスが、実際に脳の空腹のコントロールを司る部分に影響を及ぼしてしまうんだとか。「カロリーゼロだから!」と人工甘味料に頼り切っている人は、はちみつやメープルシロップなど身体に優しい甘みにシフトしてみて。

ジュース

一見健康的に見える“野菜ジュース”や“フルーツジュース”。しかし、野菜や果物に含まれる糖分をたっぷり含んでいるうえ、食物繊維が含まれた果肉や皮は取り除かれてしまっています。ジュースを飲むことで一時的に血糖値を上昇させ、その後の下降でさらに空腹感を感じさせてしまう結果に。健康のために野菜ジュースを飲むのなら、フルーツの果肉をしっかり使ったスムージータイプのものを選ぶか、プロテインパウダーやピーナッツバターを加えて血糖値のバランスを安定させ、満腹感を感じさせる工夫をしてみて。

シリアル

牛乳をかけて手軽に食べられるシリアルは忙しい朝の定番ですが、お砂糖たっぷりのコーンフレークやチョコクリスプには注意が必要かも。代謝の能力が低い朝の時間帯の身体にとって、炭水化物と糖分をたっぷり含んだ食事はとっても大きな負担。夜から朝にかけて、身体は日中のストレスに前もって備えるために“コルチゾール”と呼ばれるホルモンの分泌が活発になっています。コルチゾールが多く分泌されている=代謝の能力が低い状態。このタイミングで炭水化物や糖分をたっぷり摂っては、血糖値ばかり高くなり、必要な栄養は細胞まで行き渡らないためだるさや空腹を引き起こしてしまいます。シリアルを朝食にするのなら甘さ控えめ、食物繊維が5g以上含まれているものを選びましょう。

オフィスでの恥ずかしい「ぐ~」を減らすべく、朝食にも気をつけてみて下さいね。

2014.10.07

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Written by Boytoy

元Go-Go Dancer。 美を競うダンサーの世界で培った”女を磨く術”をわかりやすくお伝えします。 外見はもちろん内面もぴっかぴか磨き上げましょう。