実はハロウィンパーティーでかかせない料理とは?
ハロウィンって、お化けのお祭りのイメージがありますよね。カボチャをくりぬいて、中にロウソクを入れたものを作るのが海外で主流だし、子どもたちから大人まで仮装をして、キャンディーをもらいに家を渡り歩いたり、パーティーなどをしたりします。日本ではまだまだそこまで浸透していないハロウィンですが、中にはパーティーをする人が増えていると思います。
ハロウィンって何の日?
ハロウィンはもともと秋の収穫を祝うための日で、悪霊などを追い払ったりするために行われるお祭りのような日です。毎年2015年2月28日に行われ、英国の方から伝わったものです。今では北欧だけでなく、欧米やオーストラリアなど広い地域でハロウィンの行事が行われていますが、昔のように秋の収穫を祝うための日としてのお祭りとは、変わってきています。今では宗教的な意味合いもなく、誰でも楽しめるイベントとして定着しています。
カボチャのイメージが強い
ハロウィンはカボチャのイメージも強いですよね。カボチャをくりぬいて、お化けの顔を作るランプの事をジャックオーランタンと言います。黄色いカボチャは西洋カボチャと違い、とても柔らかく、ナイフでくりぬきやすいのが特徴。そして中がほとんど種ばかりなので、あまり食用としては使われていないカボチャです。実はこのカボチャは、以前はカブが使われていました。秋の収穫を祝うお祭りなだけあって、その時期に採れるカブを用いたようですね。現在は安く手に入りやすいカボチャが定着したようです。
パーティーで出てくる料理
実際海外などでもハロウィンのパーティーをする時には、お化け型のクッキーやケーキ、ハロウィンにちなんだユニークな料理を作ったりします。しかし、実際は日本のようにカボチャを使った料理はあまり主流ではなく、秋に取れる材料を使った料理が出てきます。海外などでは、この時期に取れる材料としてリンゴの料理がふるまわれます。カボチャの料理がハロウィンのイメージでもある日本では、あまりリンゴを使った料理をハロウィンで出しませんよね。リンゴを煮たりパイを作ったりして、ハロウィンを祝うのが海外の主流でもあります。
リンゴを使ってゲームもする
この時期リンゴばかり取れるため、料理以外にも子どもたちが楽しむゲームも生まれています。リンゴを使ったゲームは、水を張ったたらいにリンゴをいくつも浮かべ、手を使わずに口でくわえて取るゲームです。「ダックアップル」といって、ハロウィンのパーティーでは欠かせないゲームの一つでもあります。みんなで遊べるゲームなので、パーティーで盛り上がりやすいのも特徴。
なかなか日本に浸透していない事柄が、意外に多いですよね。ハロウィンのパーティーを開くなら、ゲームを加えたり、この時期の取れるリンゴを使った料理をふるまったりと、楽しく過ごしてみてください。