「いい人だよね~」=「どうでもいい人」!? 女子が何気なく放つ言葉の真偽

2014.09.16

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「女はしたたかで計算高い!」と言われることもありますが、実際のところどうでしょうか? 共感したり、連帯感を持ったりすることの多い女性にとって、強い拒絶や言い回しは極力避けるようにするのが処世術のひとつでもあります。「相手が傷つかないように(という体で自分も嫌われないように)」無難な回答をつい口にしてしまうのは条件反射のようなもの。
とはいえ、言葉を額面通りに受け取られると本心との食い違いに「なんなんだ!」と思われてしまうこともしばしば。そこで今回は、女性のいう言葉の本音をちょっとだけ探ってみたいと思います。


「いい人だよね~」=「どうでもいい人」

女性のいう「いい人」は恋愛対象においては「どうでもいい人」です。「あの人、いい人なんだけど……」「いい人だっていうのはわかってるけど……」など、「いい人」という言葉のあとには必ず否定形の言葉がついてしまうのが常。人間としては付き合いやすいしとてもいい人だよ、だけど恋愛としてはどうでもいい、という本心をオブラートに包み込んで「あなたを人間としてステキだと思っている」と告げているのです。
また、同じように「嫌なやつ」という言葉の裏には「でも気になる」という意味合いが含まれていることも稀にあります。「あいつ、ほんとサイテー!(なんで好きだったんだろう……まだ今も好きだけど)」や、「嫌な人ね!(私の心をもてあそぶなんて)」ということもあるので「嫌なやつ=嫌い」でないこともあるようです。

「行けたら行く~」=「行かない」

これは女性に限ったことではありませんが「行けたら行く~」という言葉は、「ごめん、ちょっと乗り気じゃないから行けないわ」もしくは「断りづらいから行きたくないとは言えないけど、でも行きたくない」という意味で使っている人も多いようです。「行けたら行くね!」という期待や、行けなかったら残念だという思いが含まれているように感じますが、実際は行く気はほとんどゼロ。

「絶対に言わないから!」=「友だち以外には」

友だち同士で盛り上がる話題やネタは、女性にとってはスイーツ以上の価値があります。人の噂話やゴシップネタでわいわい話すのが楽しいのだから仕方がない! 特に恋愛トークや不倫ネタ、ケンカネタなどの人間関係全般の話題を得意分野とする人はたくさんいます。
「絶対に言わないからね!」は安易に信用してはいけないもの。「私の一部の友だち以外には絶対に言わない」という意味があらかじめ備わっているので、身近な友だちに話したところで彼女たちには罪悪感もほとんどありません。気づけば彼女の友だちの間では周知の事実だった……なんてこともあるかも。

「なんでもいいよ~」=「でも最低限は察してね」

男性の「なんでもいい」が「てか、どうでもいい」になるのに対し、女性の「なんでもいい」は「でも最低限は察して考えてよね」という意味になります。どうでもいいのかと早とちりして適当なところを見繕ったら「それは嫌」「ありえない」なんてことを言われる可能性も。男性たちは「ワガママ」なんて感じるかもしれませんが、女性からしたら「当然のこと」と思うようです。

2014.09.16

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記事を書いたのはこの人

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Written by 小林リズム

91年生まれのライター/コラムニスト。 IT系メディアの広告や編集者を経てフリーライターに転身。 育児系インフルエンサーとして「ゆるい育児」に関する話題を発信中。 コラムでは婚活・ママ・子育てのジャンルをメインに執筆。 ブログ:http://kobayashike.com/ インスタグラム:https://www.instagram.com/kobayashirizumu/ note:https://note.mu/uchidareiko