あの伝説の『ママレード・ボーイ』が帰ってきた! ハッピーエンドから13年後の世界はどうなっている!? <『ママレード・ボーイ little』(吉住渉/集英社)>

2014.07.26

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筆者が少女漫画に夢中になったきっかけは、少女漫画誌『りぼん』に連載されていた『ママレード・ボーイ』を読んだのがきっかけでした。
「だけど気になる 昨日よりもずっと♪」という主題歌で始まるアニメも大好きで、何より「両親の交換結婚がきっかけで、全員で同居を始める」という漫画の設定はとても斬新で、毎回ドキドキさせられました。イケメンで完璧の「遊」と元気で可愛い「光希」のカップルは永遠の憧れで、最終回では思わず涙してしまったことを覚えています。


光希&遊のハッピーエンドから13年後が舞台

そんな『ママレード・ボーイ』ですが、なんと2013年、集英社のオトナ女子のためのマンガ誌『Cocohana』にて、光希&遊のハッピーエンドから13年後を舞台にした、『ママレード・ボーイ little』という連載が始まったのはご存知ですか?
光希と遊の、妹と弟の話がメインなのですが『ママレード・ボーイ』に登場したあの懐かしい面々が社会人になっているのも見所で、さらにパワーアップした展開で、胸キュンできるような恋のお話が描かれています!
90年代にリアルタイムで漫画を読んでいた方も、「ママレード・ボーイって何?」という方も楽しめる、新しい恋のお話です。

可愛くて、なつかしい!必見の新章です!!

『ママレード・ボーイ』のハッピーエンドから13年……。
社会人になった光希&遊のカップルは、結婚はしていないものの、幸せな同棲生活を続けています。そんな二人の両親たちには、それぞれ子どもが誕生していました。要士と留美の娘「立夏(りっか)」と、仁と千弥子の息子「朔(さく)」。二人は同い年で、父二人・母二人の6人暮らしで、きょうだいのように暮らしていました。
しかし6歳の時、二人には血縁が無いことを両親たちから知らされます。
ショックを受ける立夏ですが、朔から「血がつながってなくてもかぞくだ」と言われ、事実を受け入れます。
二人は、光希と遊たちが通った私立桐稜大学附属の、中等部に入学し、新たな恋の物語が始まるのですが、『ママレード・ボーイ』で登場したあの登場人物が先生になっていたり、あの美人な女性の息子が登場したりと、見所がたくさんで、前作からのファンにはたまらない内容になっています!

ママレードのように甘酸っぱくも個性的で、味わい深く、これぞ少女漫画! という展開に目が離せません。子どもから大人まで楽しめる、とってもおススメの少女漫画です。2014年7月現在、コミックは2巻まで発売されています。筆者は前作の『ママレード・ボーイ』も購入し、読み直してしまいました。良かったら是非読んでみて下さいね!

2014.07.26

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記事を書いたのはこの人

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Written by さゆ

87年生まれのフリーライター。 本とワンコとカフェが大好きです。 いつでもアワアワしています。 ツイッター:@sayulog  写真撮影ご協力:青山エリュシオンハウス 撮影者:福谷 真理子